自作漫才 数字が言えない
ツッコミ「どーもー」
ボケ「いきなりですけどね 僕数字を言うことが出来ないんですよ」
ツッコミ「ごめんいきなり言ってる意味が分からない」
ボケ「だから数字を言うことができないんですよ」
ツッコミ「同じこと言っても分からんわ じゃあ普段どうやって生活してんねん」
ボケ「数字を年齢の別の言い方と四則演算で表現してるわ」
ツッコミ「意味が分からない」
ボケ「だから数字を年齢の別の言い方と四則演算で表現してるねんて」
ツッコミ「だから同じこと言っても通じねえって」
ボケ「じゃあ数字を言ってくれ」
ツッコミ「数字…?じゃあ3」
ボケ「還暦÷二十歳」
ツッコミ「なるほど還暦は60で二十歳は20やから60÷20で3ってことね
じゃあ71は?」
ボケ「古希÷古希+古希」
ツッコミ「古希は70だから70÷70で1、1+70で71ってことね」
ボケ「理解できた?」
ツッコミ「出来るか!! そんなん普通は伝わらんし日常生活送るのキツすぎるやろ」
ボケ「人の名前とか大変なのよ」
ツッコミ「人の名前の数字もダメなん!?」
ボケ「そうねんて」
ツッコミ「じゃあ野口五郎は?」
ボケ「それは野口百寿÷二十歳郎」
ツッコミ「何じゃそりゃ 吉永小百合は?百って入ってるけどこれもダメなん?」
ボケ「ああその場合は吉永小百寿合って発音すんねん」
ツッコミ「吉永小百寿合!?ヤンキーみたいになってんやん じゃあ野球のイチロー選手は?」
ボケ「あれはカタカナやから普通にイチローでいいよ」
ツッコミ「なんか法則ガバガバじゃね?」
ボケ「カタカナなら大丈夫ねん」
ツッコミ「でもイチローの本名の一郎は漢字の一入ってるよ」
ボケ「え?そうなの?じゃあ古希÷古希ローだわ」
ツッコミ「なんか法則乱れてきてない?
加藤一二三は?」
ボケ「加藤古希÷古希初老÷二十歳還暦÷二十歳」
ツッコミ「古希÷古希初老÷二十歳還暦÷二十歳!?バグってんのかと思ったわ」
ボケ「でも今までの人生、名前よりも而立×而立÷百寿而立×而立÷百寿が大変やったわ」
ツッコミ「もう何に困ってんのだよ!」
ボケ「古希÷古希×古希÷古希が古希÷古希…」
ツッコミ「脳みそバグったのか??」
ボケ「古希÷古希×初老÷二十歳が初老÷二十歳…」
ツッコミ「…これ九九じゃん 九九の一の段やん!!」
ボケ「古希÷古希×還暦÷二十歳が還暦÷二十歳!!」
ツッコミ「なに言い切った顔してんねん まだ1×3までしか行ってねえぞ」
ボケ「とにかく小学時代とか大変やってんて、九九とか」
ツッコミ「言えてんじゃん!!」
ボケ「間違えた 而立×而立÷百寿而立×而立÷百寿だった」
ツッコミ「ねえさっきからちょくちょく法則乱れてない?」
ボケ「とにかく助けてくれよ 数字が言えないと日常生活出来ねえんだよ」
ツッコミ「そうだ、じゃあ数字だけ英語で言おうか、ルー大柴みたいになるけど突然呪文唱えだすのよりはマシだろ?」
ボケ「お前天才かよ」
ツッコミ「じゃあ俺の後に続いて発音してね
one、two、three 言ってみて」
ボケ「北海道、青森、岩手県…
都道府県コードでしか言えなくなっちまった〜」
ツッコミ「もうお前の体どうなってんだよ
もういいよ どうもありがとうございました」