君のサドルを舐めたい。
これはこれは記録的な猛暑日の出来事だった。
私は、川沿いを自転車で走ってるとあまりの暑さにより突然、自転車のタイヤが溶けてなくなりました。
そして、サドルだけになった自転車を駐輪場までもっていき、他人の自転車のサドルと交換しました。
その行動を見ていた私の幼馴染が、ゴキブリのような速さで近寄ってきた。
私の背後にまで近寄ってくると、耳元で話しかけられました。
「これ...。私の自転車なんだけど...」
すると私は反論しました。
「これ...。私のサドルなんだけど...」
私は、引き抜いたサドルを幼馴染押し付け、幼馴染に冤罪をかぶせる為に急いで警察に電話をした。
「私のサドルを盗んだ犯人を捕まえました。早く来てください」
すると2秒後に警察がやってきた。
私は、幼馴染の顔をみながらサドルをペロペロしながら言いました。
「3秒ルールは効かないぜ!」
警察が幼馴染を逮捕しようとしたとき、僕も逮捕されてしまい幼馴染が私に言いました。
「ふ!私のサドルを舐めた罪だ。お前も逮捕されな!」
そして、二人とも逮捕されるとへ拘置所へ強制送還されてしまいました。
仕方がないので幸せに暮らしてみることにした。
しかし、二人の幸せは長くは続かなかった。
彼女が突然の病により、この世を去ってしまったのだ。
あまりにもショックな出来事により、精神を病んでしまい生きる気力がわかなくなった。
それから数年後、私は保釈され出所をした。
私が、出所をするときに執行官から荷物を渡された。
荷物の中身を空けると、そこには盗んだサドルと一枚の手紙が書いてあった。
"この手紙が読むころには私はいないかもしれません。
でも、挫けずに人生を全うしてください。
つらくなったら、このサドルをペロペロしてください"
私は、その場で涙を流しながらサドルをペロペロした。
ペロペロしたお陰でお腹を崩し、私が病院へ送還されると凄い下痢と脱水症状により私は、死んでしまいました。
そして、天界へ行った私と幼馴染は、川沿いを幸せそうに自転車で走っているのであった。