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3話 迷宮

「うっ…」

体に乗っている岩石をなんとか押しのけて、起き上がろうとするが、左足に力が入らず立ち上がれない。

足を見ると、左足がない。

タンタロスに裏切られ、体の一部を弾き飛ばされたことを思い出す。体を失った事よりも、裏切られた事の方が精神的につらい。

なんとか右足だけで立ち上がる。

うまく杖になりそうな棒を探して体を支えながら森の中をゆっくり進んでいると、そんなに大きくなさそうなダンジョンを見つけた。

発見済みの場合小さいダンジョンの方が、冒険者と会うかもしれないし、モンスターとの遭遇率は高いが、森よりも弱いモンスターが多い。

そのため、ダンジョンの方が森よりも安全なことが多いのだ。

ダンジョンの中に入り、しばらく探索していると、宝箱を見つけた。

多分ここのダンジョンは、最もランクの低いダンジョンのはずだから、宝箱には、罠は入っていない筈だ。

俺が宝箱を開けると、案の定低・ポーションが入っていた。

すぐに飲んで、気休め程度に回復させる。

回復した瞬間いきなり目の前にウィンドウが出て来た。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

モロス

ステータス

HP :7/1105

筋力:69

体力:1036

敏捷:100

魔力:129

技能:スキル強化・成長″熾・色彩″熾

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「はっ⁉︎」

いきなり現れたウィンドウの数値に俺は、驚きを隠せなかった。HPなんて普通表示されないし、筋力と体力が伸びている。

確かHPは、稀に表示される人がいて、結構使えるという話を聞いたから純粋に嬉しい。

成長スキルは、1年で10くらいしか伸ばせない筈だから、もう筋力が2伸びているのは異常だ。

もしスキル強化の恩恵だとしたら実は強スキルなのかもしれない。

ポーションは出血ダメージを0にしてくれたが、HPまでは回復してくれなかった。

早めに回復させておかないと、弱いモンスターといえど、この残りHPだとやられてしまう気がして不安だ。

なるべく早く街に行こうと出口向かっていると、

前からゴブリンの集団が歩いてくる。

とっさに逃げようとするが、片足の状態に慣れていなく、バランスを崩してしまい思いっきり音を立ててしまう。

俺に気がついたゴブリン達が、俺に向かって攻撃してくる。

なんとか体制を立て直すも、飛んできた矢を避けきれず、ダメージを受けてしまう。

-色彩-

自分を透明にして隠れ、難を逃れる。

周りにモンスターがいなくなって、安心した瞬間、目の前が暗転した。

暇だったので二話投稿出来ました。

PV100はあと少しで達成できそうなので、当面の目標は、一週間二話投稿と、日別PV100、累計PV500を目標にします。感想やレビューしていただけると本当に嬉しいです

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