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はじめまして、桜井くん  作者: 椿 葵李
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感動の再会…のはずが!?

「そんじゃ、席替えしよっか。」

先生の言葉に俺は耳を疑った。何故かって?そりゃ席替えしようって言ったからだ。この恒例行事に何回振り回されてきただろうか。

ある時は隣がヤンキー、またある時は班が仲悪し。俺の運、悪すぎじゃね?

今回は、と願いながら新しい席のプレートを見て自分の名前を探す。自分の席は一番後ろの窓側。うん、悪くない。だが肝心なのは班の人だ。隣の席は…三井亜里沙?誰だろう?聞いたことがあるような…

「あー、席離れちゃったな、まぁ友達作る良い機会だし、がんばれよ。」

そう言う弦は友達が多い。面倒見が良い弦は、すぐにみんなと仲良くなれるだろう。三井亜里沙…誰だっけ…そう考えている時にはクラスの半数以上が新しい席についていた。俺も急いで席につく。

そして隣には…

「はじめまして、桜井くん。」

…は?

そこには、小学生の時に仲良くしてくれた子、亜里沙がいた。

「どうしたの?桜井くん?大丈夫?」

そう言われて我にかえる。

「ううん、何でもない。大丈夫。」そう平然と返したが、心の中は…色々と考えすぎて破裂しそうだった。(ちなみに亜里沙は昔からあだ名が「天使」だった)

考えていたこと。まず1つ。亜里沙が何故ここにいるのか。だって亜里沙は引っ越して大阪に行ったはずだ。

2つ。亜里沙は天使と呼ばれるに等しいくらいの美少女。もちろん頭脳も天使並み。なぜこの高校にいるのだろう。亜里沙ならもっとレベルの高い高校、最高峰のところだって行けるのに。

そして3つ。亜里沙は俺を見て「はじめまして、桜井くん。」と言った。はじめまして?いや、昔仲良くしてたはずだ。なぜ「はじめまして」なんだ?確かに、ずっと会ってなくて俺のことを忘れたのかもしれない。しかし、亜里沙に限ってそれはない。頭の良い彼女なら、忘れるはずがないのだ。

3つの疑問を持ったまま俺は担任のつまらない話に耳を傾ける。ついでに隣を見てみる。亜里沙は…えっ、寝てる!?

こんにちはこんばんは、椿葵李つばきあおいです。「はじめまして、桜井くん」を読んでいただき、ありがとうございます。

つい最近東京に遊びに行ったのですが年齢を3つ上に見られて困りました(「バイトしませんか~」みたいなやつに捕まったので(笑))。

こんな駄作者をこれからもどうぞよろしくお願いします。

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