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Vacation day  作者: 睦月火蓮
3/13

Story memoryⅡ

ファイ「…で、二人は一体何しに来たの?」


ルビー「ファイの尾行!」


レット「…お前と話した後に、サボろうとしたルビーを見つけて、注意しようとして………気がついたら、ここにいた」


うん、その時の状況がよーく目に浮かぶよ。

つまり…

俺とレットが話をした→どこかでルビーが聞いてた→尾行しようとした→レットが注意しに行く→誰かが眠らせるか気絶させる(おそらくブレイかロート)→ルビーがそのまま連れていく…つまり、現在に至る。


ファイ「うん。ルビー、君またサボろうとしたね。

 それで注意されると面倒だからレットも連行ということかな?

 それでその途中、薬草探しに森に来た方角の魔女に会って同行。そして今の状況…」


ルビー「あ、分かる?」


あ、認めた。


レット「おま…お前な………ハァ…帰るぞ」


ルビー「えーやだー」


レット「おもちゃ屋の前の子供か。…ったく、邪魔したなファイ」


ファイ「レットも大変だねー」


レット「……お前と比べたらなんてことない」


ファイ「……」


ルビーを引きずって、そのまま帰っていくレット。

…まったく、色んな意味で凄いよ、“レッドブルー”は。


「あの…」


ん?


セイリュウ「…初対面の筈、ですよね。どうして、私達の名前を…?」


スペード「しかもユー、僕達の名前だけじゃなく『方角の魔女と使い魔』っていったよね」


…しまった…。


ファイ「え、えーっと…」


スザク「……お前、どっかで会った気がするんだが」


ファイ「うぇ!?」


…あ…マズイ。変な声出しちゃった。完全に動揺してるってバレるな…。


ディアマ「…どうする?」


ブライト「…仕方ない。ファイ」


ファイ「え?」


後ろで何かの笛のような音がしたかと思うと…


「キューイ!」


ファイ「うわぁ!?」


体が浮いたかと思うと、風が正面から勢いよく吹いてきた。


ブライト「乗れ!逃げるぞ!」


ファイ「え?えっ…えぇー!?」


目の前には…二匹の黒龍がいた。人が乗れるように金具やらが色々と…

一匹には既にディアマとブライトが乗っている。


ファイ「えっ…ちょっ……あーもう!フィー、つかまってて」


フィー「!」


とりあえずその一匹に乗る。…なんか懐かしいな…。

…あれ、コイツもしかして……試しに、首の辺りを撫でる。


『この感覚は…ご主人様!』


ファイ「!…やっぱり、君だったのか…」


『はい!ご主人様に再び乗ってもらえるなんて、このシーヤ嬉しい限りです!』


『シーヤ!再会を楽しんでいる場合じゃないだろう!』


『あ、そうでした。それでは行きます!飛ばすのでしっかりつかまっていてください!』


ファイ「あ、分かった!」


ということらしいから手綱を握る。…小さくフィーも握ってるね。

握った瞬間、シーヤが飛んだ。

────────────

スザク「あの黒龍は…!……いやまさか…あの方達は…」


ビャッコ「…姿変われど魂同じ。…可能性はありますわね」


ゲンブ「…彼ら…いいえ、おそらくあのファイとかいった方の目的は…」


セイリュウ「…そうですわね」


残された方角の魔女達は、飛び去っていく少年達を…見えなくなるまで見ていた。

シーヤ

 影の国「ナイトシェイド」の王家専属の騎獣。

 主に超が付く程忠実。ファイを「ご主人様」と呼ぶ。


方角の魔女

 東西南北の魔女の総称。


東の魔女セイリュウ

 おしとやか。


西の魔女ビャッコ

 毒舌家。


北の魔女ゲンブ

 天然。


南の魔女スザク

 勝気で男勝り。

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