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斜め上から見た美しい世界〜間違ったのは誰?正しいタスケル出来たのは誰?  作者: RiderLisa


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第2話 月の住人うさぎ 地球の貧しい子供 桃太郎と出会う!

幸せで豊かな【月の中】で暮らす、うさぎとかぐや。


ふたりは、MoonTube〈ムーンチューブ〉で見た

現代も大昔も、不便でコンランする場所【地球】の話に興味津々!

地球の子供たちは、タイヘンでカナシイらしい!


ふたりはサンタみたいにプレゼントを届けたらいいのでは?と思いつきました。

月といえばお饅頭!

うさぎとかぐやは、神様に許可をもらって地球旅行へ出発しました。

ルンルンでタスケルするのです!


タスケテを知らない地球の子供、桃太郎と幼い妹の桃子との出会い、地球で過ごす日々のなかで


うさぎとかぐやは

大切な人を助けるとはどういうことなのか?

自らの過去と向き合い、深みのある存在へと成長していく。

挿絵(By みてみん)


むかしむかし


もっと昔のそのまた昔




桃太郎という名の少年がいました。




地球で


頑張って働く


たくさんの子供たちの中のひとりです。




桃太郎には親がいません。




意地悪な里親に引き取られ、


毎日お腹を空かせていました。




わずかな穀粉を譲ってもらうため




妹の桃子をおぶって


毎日となり村まで歩きます。




妹の為に


穀粉を煮て


潰して




毎日フーフーして食べさせました。






(ファミコンのフーフーとは訳が違うのです!!!)




それは、とってもタイヘンなのです。




『タイヘン』は、桃太郎にとって当たり前のことでした。




桃子は赤ちゃんですが、


10才の男の子には、とても重いのです。




それでも置いていくわけにはいきません。




意地悪な爺と婆が何をするか分かりませんから、シンパイなのです。






その日も、隣村へと続く小道を歩いていました。






「やぁ!!!!こんにちは!!!!」




ガサガサッと音がしたかと思うと




突然、


草むらから白いフカフカが飛び出してきました。




「僕は!!!!うさぎだよ!!!!」





「………えっ…………


…………そう、だね…」





服を着て


立っている


喋るうさぎ




桃太郎は、情報量の多いヘンテコなうさぎに戸惑いました。





「あ!!!ごめんね!


君からとっても素敵な音がするからさ!


良いものをあげたいんだ!」




桃太郎がびっくりしているので


(引いているので)




うさぎは一度丁寧にお辞儀をしました。




それから、月のおまんじゅうを取り出しました。




「はい!どーぞ!」




うさぎが綺麗な箱を開けると




おまんじゅうが、規則正しく並べられていました。




桃太郎は賢い子です。




普段なら怪しいうさぎから貰った


おまんじゅうなど食べません。






しかし




これは…


とっても美味しそうなのです。




キラキラ光っていて


ツヤツヤです。




昨日は、桃子の残した穀粉を食べただけで


お腹がグーグーと鳴っていて、


腹ペコです。






「すっごく美味しそうだね…」






「うん!


友達のかぐやと一緒に作ったんだ!


美味しいよ!


食べて食べて!」




「ほ…ほんとにいいの?」




「うん!!!」




桃太郎は、おまんじゅうを1つ丁寧に取り出し




よだれでいっぱいの口の中に運びました。




うっ!!!!美味い!!!!!




なんということでしょう!!!!




これは今まで食べたものの中で、




一番美味しい食べ物です。




一口食べれば誰もが幸せな気分になれる




桃太郎は、フワッと心が軽くなった気がしました。


きっと高級なものに違いない!




桃太郎は丁寧に一口ずつ味わって食べました。





なにしろ一つしかないのですから…

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