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三連装砲の魔女  作者: ディープタイピング
第二部 戦線拡大編
27/39

#27 西進

 チェルナイ港での休息もつかの間、設置されたばかりのサイレンによる警報音が鳴り響いた。伝令兵が走り回るのに比べると、圧倒的に早く危機を知らせてくれるのはありがたいが、おかげで僕とサヨは慌てて布団から飛び出し、軍服を着る羽目になる。


「敵艦隊、チェルナイ港に向けて接近中! 西方およそ八十キロ海上を東進中、数およそ五十隻」


 で、急いで駆けつけた先でスザキ大尉から報告を聞いた瞬間、第一砲雷科の詰所内では緊張が走った。五十隻。前回撃退した艦隊の残存勢力に加え、さらに増援が合流したということか。これほどの大艦隊を、わずか数日で揃えてくるとは、やはりバリャールヤナ連邦国というのは大国だ。にしても、ただでは引き下がらないと思っていたが、これほど早く再編してくるとは。


「というわけだ、総員、出港と同時に砲撃準備!」

「「はっ!」」


 スザキ大尉の号令の下、僕らは敬礼しつつ、自分の持ち場へと駆ける。僕はサヨの手を引き、第二砲塔へと急いだ。

「五十隻か……前回よりも数が多いな」

「うん。でも、以前にもそれくらいの艦隊と戦ったじゃない」

「それはそうだけど、あれは敵の暗号を逆用した結果、勝てた戦いでもあるし」


 そこでふと、思い出したくもない前・砲雷長の顔が思い浮かぶ。そういえばもうあのお方は、この世の人ではなかったな。よりにもよって、バリャールヤナへの諜報活動支援、重罪中の重罪だ。あの裏切り行為で、どれほどの仲間が死んでいったことか。

 などと思いを巡らせていると、サヨの声でハッと我に返る。


「でもさ、今の私たちにはスラヴィア艦隊がついているし。二十五隻の精鋭艦隊と、私たちの十五隻。合わせれば四十隻。数では負けてるけど、戦力的には互角以上のはずだよ」


 サヨは気丈に振る舞っているが、その表情にはわずかな陰りが見える。無理もない。先日のヒトツバシ兵長のあの「予言」が、まだ心に引っかかっているのだろう。

 いや、それ以上に響いているのは、今回、シンドゥの魔女たちが乗船していないことだろう。

 いくら同盟関係を結んだとはいえ、大きく関係が変わったとは思えない。そんな舞姫(マハラニ)たちが、我が艦に乗艦するはずもない。が、アーティだけは現状を理解している。彼女の説得に、期待するしかない。

 ということで、今回の戦闘では我々とスラヴィア艦隊のみ、ということになる。シンドゥ大公国は様子見、ということになるな。

 せっかく仲良くなれたアーティがついてこないことに、サヨも不安を感じているのだろう。その表情に、それが現れている。


「大丈夫だ。サヨの三連装砲があれば、どんな敵だって怖くない。今までだって、あれに敵う敵はいなかったじゃないか」


 僕はそう言って、彼女の背中を軽く叩いた。そんなサヨはやや無理矢理作り出した笑顔を、僕に見せる。

 今は、それでいい。でもいずれは本物の笑顔を見たいものだな。戦場にいながらにして、僕はそう思わずにはいられない。


『抜錨、震洋、出港する! 舵そのまま、前進微速!』


 艦橋からは、航海長より出撃の合図が出される。黒煙を吐き出し、重い戦艦「震洋」が動き出す。海上には、友軍となったスラヴィア共和国第七艦隊の威容があった。最新鋭のオライオン級戦艦を主力とする彼らの艦列は、整然としていて隙がない。さすがは世界最強を自負する海軍だ。

 ほんの数週間前までは、あの威容な姿に恐怖したものだが、味方と分かればこれほど心強いものはない。あれと比べたら、バリャールヤナ艦隊の五十隻など、恐れるに足らずと思えてくる。

 洋上に出てから半日ほどで、水平線の彼方に敵の艦影が確認された。哨戒船の報告通り、そこには五十隻もの艦隊がいた。戦艦が十、巡洋艦十五、残りが駆逐艦だと、報告が届く。


『敵艦隊、急速接近! 単縦陣、我が艦隊に向けて右方向へ進撃中!』


 あちらが徐々に距離を詰め、いよいよ射程内に入ろうかというその時だった。


『敵艦隊、回頭! 離脱していきます!』


 予想外の報告が、観測員から報じられる。それを聞いた僕は思わず叫ぶ。


「なんだと? ここまで来て、逃げるつもりか」


 僕が照準器を覗き込むと、確かにバリャールヤナ艦隊は、戦うことなくきびすを返して遠ざかっていくのが見える。


『敵艦隊、さらに離脱していきます。百八十度回頭、撤退していきます』

『もしかすると、魔導砲を恐れているのかもしれん。奴らは何度も、我が艦隊の魔導砲で痛い目にあってるからな』


 見張り員の声に呼応し、スザキ大尉が答える。とはいえ、その口調にはやや戸惑いが混じっていた。確かに、あの理不尽なまでの長距離砲撃を見せつけられれば、恐怖を抱くのも無理はない。とはいえ、バリャールヤナにとって我々との対決は初めてではない。

 が、敵が逃げるなら、追うまでだ。血気盛んなスラヴィア艦隊は、速度を上げて追撃にかかる。それにつられるように、我が第二艦隊も西方へと針路を取った。

だが、その追撃戦の中で、サヨが不安そうに呟いた。


「ねえ、タクヤ。何か変じゃない?」

「変って、敵が逃げていることか?」

「そうなんだけどさ、なんていうか、今までと何か、違いすぎる気がする。これまでは接近しつつ、魔導砲の射程に入らないよう距離を取ることはあったけど、今度の場合はなんていうか……嫌な感じがする。まるで、張った罠に誘い込むような、そんな感じと言えばいいのか……」


 サヨの、巫女としての勘だ。これまでも一度、僕らを救ってきた。それに、巫女には少なからず予感を感じる能力が常人以上に高いという。僕はあの敵の動きに、背筋が寒くなるのを感じた。


「ということは何か、罠があるというのか?」

「確証はないけど……でも、このまま追いかけるのは、どこか危ない気がする」


 それを聞いた僕は、すぐに伝声管に飛びついた。


「砲雷長! トウゴウ伍長です。魔女殿より進言! 敵の動きに不審な点あり、罠の可能性があり! 深追いは危険、と!」


 いきなり、罠の可能性と言われて納得するものかと思ったが、今度の砲雷長は状況分析力に長けている。僕の言わんとすることは、分かってもらえるはずだ。


『……了解した。こちらもどこか、おかしいと思っていたところだ。すぐさま、艦長へ伝える』


 スザキ大尉の声は冷静沈着だった。やはりこの方も、この安易な撤退劇に違和感を抱いていたようだ。

 すぐに艦長からスラヴィア艦隊司令部へ向けて、信号が送られた。『敵の誘引戦術の疑いあり。深追いを避け、慎重に行動されたし』と。

 しかし、返ってきた答えは素っ気ないものだった。


「スラヴィア艦隊より打電! 「我が艦隊、単独にて敵艦隊を追撃す」、以上です!』


 スラヴィア艦隊は速度を緩めようとしない。むしろ、臆病風に吹かれたのかとこちらを挑発するような物言いで、前進を続けた。


「くそっ、これだからスラヴィアの連中は……奴らがどういう敵か、分かってるのか?」


 スザキ大尉の舌打ちが聞こえてきそうだ。やはり、同盟といってもこういう連携が必要な作戦では、どうしても綻びが出る。


『第二艦隊、減速! スラヴィア艦隊と距離を取れ! 警戒を厳にせよ!』


 ともかく我が艦隊はサヨの直感に従い減速し、様子を見ることにした。すると、先行するスラヴィア艦隊と我々の間に、数キロの開きができた。

 と、まさにその瞬間だった。


『敵艦隊、反転! こちらに向かってきます!』


 逃げていたはずのバリャールヤナ艦隊が、突如として反転し、全速で突っ込んできたのだ。


『なんだ!? もしや、距離が空いた隙を突いて、スラヴィア艦隊を各個撃破するつもりか!』


 スラヴィア艦隊に向かって、彼らは一直線に向かってくる。魔導砲を持つ我々が離れたところで、倍の戦力でスラヴィア艦隊を撃滅すべく接近してきたのだ。


『敵が反転した、再度、敵艦隊へ接近する。バリャールヤナ艦隊殲滅に向け、全速で向かうぞ!』


 艦長が号令を発する。接近してきたのならば、本来の作戦行動を取るまでのこと。再び砲撃戦用意の号令がかかる。


『敵艦隊、まもなく距離、二万!』

『スラヴィア艦隊と呼応しつつ、敵艦隊を撃つ。砲撃戦、用意!』


 だが、我々が迎撃態勢を整えるや、敵は再び回頭して、また西方へと離脱していく。


「なんだ? ふざけてるのか」


 苛立つ僕がぽつりと漏らすと、サヨが答える。


「やっぱり、誘ってる気がするな」

「どうして、そう思える?」

「数の上なら、あちらが圧倒的に上なのに、攻撃すら仕掛けてこないじゃない。わざわざ遠く西方回りの航路でやってきたわりに、消極的すぎない?」

「遠くからやってきたからこそ、慎重なんじゃないか。それに、こちらが同盟を結んだことを奴らも掴んでいることだろう。その結束具合を図るために、わざと焦らしているとも考えられないか?」

「うーん、確かに、そうとも見えるけど……」


 バリャールヤナ艦隊は、我々が離脱しそうになったのを見て慌てて戻ってきた。だが、我々が突入態勢に入った時には、敵はまた反転して安全圏へと逃げている。

 それからまた、敵は挑発するように近づいてくる。スラヴィア艦隊に並ぶと反転して逃げ、我々が離れればまた近づく。接近と離脱。これを二度も繰り返された。

 そのたびに、スラヴィア艦隊と我々の足並みは乱れ、陣形はいびつになっていく。同盟関係にあるとはいえ、所詮は急造のコンビだ。指揮系統の統一もままならない弱点を、敵は執拗に突いてきたようにも見える。


『これじゃ、埒があかないな』


 スザキ大尉の声が、伝声管から響く。その声には、焦りではなく、冷徹な計算の色が混じっていた。


『トウゴウ伍長に、魔女殿。準備はいいか? この不毛なダンスを終わらせる』

「策があるのですか?」

「ああ。敵は我々とスラヴィアの連携不足を突いているつもりだろうが、逆にそれを利用してやる」


 スザキ大尉の策は、大胆かつ計算づくなものだった。ちょうどその時、この辺り特有の自然がまさに味方になろうとしていた。

 三度目の接近が始まる。スラヴィア艦隊は再び、敵を追いかける。我々、第二艦隊は、またしても距離を置く。

 バリャールヤナ艦隊はおそらくまた、逃げにかかるだろう。スラヴィア艦隊が突出した今、彼らは再び反転するだろう。おそらくは、罠に誘うために。そんな奴らをどうにかして魔導砲の射程内に捉え、一斉砲撃を加えようと画策する。

 それを可能にしてくれるものが、空から現れた。

 遠くの海上が急に暗くなり、視界が白く染まる。熱帯特有のスコールが、この海上近くに発生する。それが、徐々にこちらに迫っている。

 そんな中、我が艦隊は離れつつも、そのスコールに潜り込む。

 再び、我が艦隊が離れるのを見て、離れ始めていたバリャールヤナ艦隊が再び接近を始めていた。

 もちろん、スラヴィア艦隊は一挙手一投足、乱れることなく単縦陣でその敵艦隊に迫る。そんなスラヴィア艦隊を、スコールが覆う。

 これこそが、スザキ大尉が描いた作戦だ。まさに敵は、我々を誘うためにスラヴィア艦隊に迫りつつあった。

 が、そのスラヴィア艦隊の影に、我々がいることに気づいていない。

 そう、スコールを隠れ蓑にして、スラヴィア艦隊のすぐ傍にまで迫っていたのだ。

 再び、バリャールヤナ艦隊は反転、離脱を図ろうとしていた。が、我々は突撃を開始する。


『全艦、全速前進! スラヴィア艦隊を通り抜け、敵艦隊に接近せよ!」


 艦長の号令と同時に、我が第二艦隊が姿を現す。距離は、すでに一万七千まで迫っていた。


『おもーかーじ! 最大戦速!』


 「震洋」の巨体が、雨のカーテンを切り裂いて加速する。僚艦も、我が艦に合わせて突入を開始する。

 敵からは、我々が湧いて出たように見えたはずだ。だが実際は、スコールに紛れて姿を現しただけだ。

 同じ行動を、いつまでも繰り返すわけがないだろう。その程度のことを、敵は想定出来なかったのか?

 バリャールヤナ艦隊は、迫り来る我々に慌てた。スコールが通り過ぎ、視界が開けた途端、彼らの目の前にいたのは、まさに我々だった。無論、そのわずか数千メートル傍には、戦闘態勢を整えたスラヴィア艦隊の強固な戦列がまさにバリャールヤナ艦隊を捉えようとしていた。

 敵の狼狽が手に取るようにわかる。慌てて進路を変えようとするが、その動きがバラバラだ。よほど想定外だったのだろう。

 砲撃戦に移ろうにも、回頭によって艦が傾斜し、砲撃態勢には入れない。その間にも我が艦隊は距離を詰め、まさに砲撃戦を開始しようとしていた。


『ようやく捉えたぞ、ネズミどもめ! 通常弾砲塔、砲撃開始!』


 スザキ大尉が叫ぶ。と同時に、第一、第三砲塔が一斉に火を噴いた。ドーンという腹に響く音が、まさに鳴り響いた。

 他の艦艇も同様だ。混乱するバリャールヤナ艦隊に向けて、それまでの嘲るような接近と後退での苛立ちをぶつけるが如く、鉄の弾が次々と叩き込まれていった。


『第二砲塔、目標、敵艦隊後方! 距離七千! 密集している箇所を狙え!』


 そんな混乱の最中、敵艦隊後方を魔導砲の射程に捉えた。


「サヨ!」

「八百万の神々よ……惑わす悪しき者たちを、祓いたまえ! 清めたまえ!」


 サヨの祝詞とともに、三連装魔導砲が咆哮する。宝玉が白い光をはっし、砲塔全体を揺さぶるほどの威力で放たれた。

 青白い閃光が、スラヴィア艦隊をも照らしつつ、混乱して身動きが取れなくなっているバリャールヤナ艦隊の後方三隻に突き刺さった。

ドーンという音と共に、海面が沸騰し、巨大な水柱が上がる。敵の後方のネヴィリーム級戦艦一隻と、駆逐艦二隻が、一撃のもとに真っ赤な鉄の塊へと変わり果てた。


『命中! 敵艦隊、三隻撃沈!』


 突然の後方からの想定外の攻撃に、バリャールヤナ艦隊の戦列はさらに乱れた。その瞬間を、我々が見逃すはずがない。


『今だ! 全艦、魔導砲斉射!』


 「震洋」だけでなく、巡洋艦や駆逐艦に搭載された魔導砲も一斉に火を噴く。次々と敵艦に命中し、さらに五隻が炎に包まれる。

 もちろん、敵の混乱を見逃さないのは、我々だけではない。


『スラヴィア第七艦隊から入電! 「我が艦隊、これより敵掃討戦ニ移ル」、以上です!』


 我々の攻撃でようやく敵の足が止まった。スラヴィア艦隊も、この好機を逃さなかった。彼らは洗練されたような単縦陣を組み、混乱する敵に対して同航戦の形に持ち込むと、自慢の巨砲による一斉射撃を開始した。

 ドーンという音が、一斉に鳴り響いた。我々とは違い、その音はほぼ同時に発せられた。斉射というやつだ。


「バリャールヤナ艦隊では今ごろ、恐怖に怯えている頃だろうな」


 僕が照準器を覗きながら、スラヴィアの砲撃を見ていた。それはまさに、正確無比な射撃だった。魔導砲で傷つき、隊列を乱した敵艦は、練度の高い艦隊にとっては格好の的でしかない。一隻、また一隻と、敵艦が沈んでいく。

 バリャールヤナ艦隊は、もはや戦う意志を失っていた。我先にと西方へ逃走を始める。だが、その背中にも容赦なく砲弾が降り注ぐ。

 スラヴィア艦隊が攻勢に移ったことで、我が艦隊も通常砲撃のみの攻撃に切り替えた。下手に接近すると、スラヴィア艦隊の弾を受けることになる。魔導砲も、サヨは一発分を残したまま、この砲撃戦は終わりを迎えようとしていた。ラムネを飲み、二発目に備えていた彼女だが、今度ばかりは一撃で終わってしまった。

 とはいえ、三隻を狙い撃ちできた。決して小さな戦果ではない。特に、敵を混乱に陥れたというその役目一つ取っても、大いなる戦果だ。

 さて、終わってみれば、敵は二十隻近くを失う大損害を被っていた。こちらの被害は、スラヴィアの巡洋艦が一隻中破した程度。大勝利と言っていい結果だった。


「終わったな、サヨ」


 僕は砲塔の中で、ぐったりと座り込むサヨにラムネを渡した。


「うん……終わったね」


 サヨはラムネ瓶を握りしめたまま、その険しい表情は晴れなかった。


「どうした? 数に勝る敵を三隻も沈めた上に、追い払ったんだぞ」

「うん、そうなんだけどさ……」


 サヨは立ち上がり、小窓から外を覗いた。遠くの水平線には、黒煙を上げて逃げ帰る敵艦隊の姿が見える。


「あの艦隊、何かを仕掛けようとしていた気がするの」

「だろうな。だからこそ、執拗に我々を誘っていた」

「魔導砲を恐れて逃げたふりをして、私たちを誘い出していた。それは分かる。今回は上手くいったけど、次の戦いではいよいよ、切り札のようなものを出してくる気がして……」

「切り札?」


 サヨが言いたかったのは、ヒトツバシ兵長が語った、想像を絶するような何かのことか。


「以前にもあったけど、単に機雷原に誘い出そうとしていただけかもしれないじゃないか」

「分からないけど、そんな程度じゃない、もっと恐ろしい罠が待っているような気がしてならないの」


 サヨの横顔は、勝利の喜びに浸るにはあまりにも深刻だった。僕は彼女の震える肩をそっと抱き寄せることしかできなかった。

 勝利の美酒に酔う艦隊の中で、僕らだけが、どこか暗い不吉な予感に包まれていた。

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