あそび
掲載日:2021/11/13
恋は遊びと似て違い 遊ぶ楽しさ忘れ果て
見つけられたく、隠れては
恋に焦がれて、追いかけて 欲しい欲しいと一匁
わらべ遊びの楽しさを
叶わぬ夢の苦しさに かえて、誰かを想いゆく
追いつ追われつ、影踏みは 子どもの遊びと笑えども
追う影みえぬ夕暮れは ひとり淋しく石を蹴る
「まだよ、いいか」とかくれんぼ 隠れてみても恋しさに
鬼の怖さも忘れ果て きみを探して身を晒す
花一匁、誰を恋う きみを望めば、数多ある
人を傷つけ、罪を負い その咎ゆえに忘られぬ
浮世の恋のおかしさは わらべ遊びに似て、違い
遊びのはずが、いつのまに 遊びと忘れ、囚われる
遊びをせむとや生れけむ 戯れせむとや生れけむ
生れたはずが、戯れず 遊べす、人を想いゆく
「遊びをせむとや生まれけむ 戯れせむとや生まれけむ」は、「梁塵秘抄(平安末期の今様歌謡集・・・だそうです)」の有名な一節です。引用させていただきました。
歌謡の意味としては諸説ありますので、わたしが引用した意味は、その一つにすぎません。
ついでに、この詩は、かなり前に作ったものを、少し修正して掲載させていただきました。




