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想いの詩(仮題)

あそび

作者: 浮き雲

恋は遊びと似て違い 遊ぶ楽しさ忘れ果て


見つけられたく、隠れては


恋に焦がれて、追いかけて 欲しい欲しいと一匁


わらべ遊びの楽しさを


叶わぬ夢の苦しさに かえて、誰かを想いゆく




追いつ追われつ、影踏みは 子どもの遊びと笑えども


追う影みえぬ夕暮れは ひとり淋しく石を蹴る




「まだよ、いいか」とかくれんぼ 隠れてみても恋しさに


鬼の怖さも忘れ果て きみを探して身を晒す




花一匁、誰を恋う きみを望めば、数多ある


人を傷つけ、罪を負い その(とが)ゆえに忘られぬ




浮世の恋のおかしさは わらべ遊びに似て、違い


遊びのはずが、いつのまに 遊びと忘れ、囚われる




遊びをせむとや生れけむ (たわぶ)れせむとや生れけむ


生れたはずが、(たわむ)れず 遊べす、人を想いゆく








「遊びをせむとや生まれけむ 戯れせむとや生まれけむ」は、「梁塵秘抄(平安末期の今様歌謡集・・・だそうです)」の有名な一節です。引用させていただきました。

歌謡の意味としては諸説ありますので、わたしが引用した意味は、その一つにすぎません。


ついでに、この詩は、かなり前に作ったものを、少し修正して掲載させていただきました。

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[一言] ゆうまぐれきみくれないのくちびるを くれないかとはいえぬおもいを 夕間暮れ 君紅の 唇を くれないかとは 言えぬ想いを m(_ _)m
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