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よくある異世界チーレム物語  作者: なろう太郎
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異世界チーレム物語

さらば主人公!マスター・主人公、暁に死す!

俺の名前はなろう太郎、前髪が少々長めのIQ53万程度のあらゆる学問、格闘技、サバイバル術を極めたどこにでもいるごく平凡の高校生だ。(精神年齢推定30歳)


※※ 平均的な高校生とはオナニーを覚えたての右手の忙しい後尾する事だけしか考えられない人間の言葉を多少覚えた程度の拘束具(制服)を嗜む左眼の疼きを抑えきれないちょっと夢見がちの最強のお猿さん達の事である。※※


学校帰りに今流行りのFTU2048を聴きながら、最新作のFQLXXXIXII の続きをプレイしようかと考えながら


※※ FTU2048(フツウニーマルヨンゴー)今アジア圏の一部でカルト的な人気を誇っている女性アイドルユニット。夢見がちな本当はアイドルとかタレントになりたかった病の女の子をそこらへんで適当にスカウトして、その中から多少マシな顔の女の子たちにTV局の権力者たちへ、処女を餌に枕やアイドルキャバクラさせ鼻紙のように使い捨て太いパイプを作り、メディア産業を昇り竜の如く登りあがった大型アイドルユニット。いつでも会える処女をテーマに下手な鉄砲も数打てば当たるだろ戦法とプロの修正技術を駆使して普通の歌とダンスをなんだか凄い映像と音に変えて、握手商法を餌にモンスター(ファンの相性)から金を巻き上げるとても美味して商売している大人気ユニット※※


※※ FQLXXXIXII (ファイナルクエスト取り敢えずなんかもう数字たくさん!)は□天堂が生み出した最後の戦いをテーマに毎年だいたい最後の戦いをしているお正月に見る紅白のような安心感のある大人気ゲーム作品。今回のテーマは勇者ドナンプが魔王軍が攻めてくる人間軍と魔王軍の境目に万里の壁を作り世界を平和にする為に戦う最終探求物語である。※※


突然の交通事故にも、子供の飛び出しに対してもいつでも行動できるように細心の注意を払いながらいつでも高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処できるように身構えながら歩いている時、


その時、歴史が動いた。


T 字路の角からゴムボールがトントンと飛び出して来てすぐさま、帽子の子供(ヒデくん5歳)がボールを追いかけて飛び出してきたのである!!!そして目の前から大型トラックが猛スピードで少年に向かってアクセル全開で突っ込んで来たのである!!!トラックを運転しているねじり鉢巻のおじさんは居眠り運転をしていてその少年には気付かない!


子供は可哀想だが我が身が一番。俺は素早く横道に体をねじ込み、トラックもしがっこんできても大丈夫なようにガードレールと電柱の陰に体を隠して、トラックとの衝突に備えた。


「ダレカタスケテー!!!」少年が叫ぶ!


「きゃー誰か助けてあげて!」主婦が叫ぶ!


「お兄ちゃん!助けてあげなよ!」老婆がこっちを見ながら叫ぶ!


「あんた男だろ!助けてあげなよ!」ねじり鉢巻の居眠りおっさんが叫ぶ!


「そこのがくせいふくのおにいちゃんタスケテー!!!」少年があからさまににこちらを見ながら叫ぶ!


「にいちゃん!男を見せろ!」警察官のおっさん俺の肩を叩いてが叫ぶ!


「助けて!助けて!オニーチャンたすけて!!!」そこらへんにいた人々が俺を囲み一斉に示し合わせたかのように俺にエールを送る。


「どう考えてもおかしいだろ!てか警察官居なかった!?ねぇ居たよね??後居眠りのおっさんさっき起きてたよね!?ねぇ起きてたでしょ??」


「ぐぅ…」


「不謹慎だけどなんでお前まだ轢かれてないの!??お前なんでまだ生きてるの!?」


「オニイチャンタスケテー!!!」ヒデが叫ぶ!


「くぅ…」


俺は俺の周りに円陣を組んで密集している人々をかき分け一目散にその場から逃げ出した。


「ハァハァ…ここまで来れ… はっ!!!」


俺はハッとなって両手で口を塞いだ。そしてあたりを注意深く見回し、素早くトラックの入ってこれない大型商業施設に入ってベンチに腰掛け一息ついた。


バーン!


背中に猛烈な衝撃が走る。スローモーションで流れるその景色、衝撃のあった背中の方かゆっくりと顔が向いていくと、そこにはさっきと違う居眠り運転をしているおっさんの大型トラックが俺を引いたのだ。


「なん…だと…」


フラグもとっさに抑えてトラックの入ってこれない施設を選んだのに、そのトラックは並み居る人をかき分け俺だけに吸い寄せられるように明らかな悪意と明確な殺意を持って俺にぶつかって来たのである。


なろう系トラックは隙を生じぬ二段構え。


ハッと目を開けると、目の前が真っ白で、精神と時の部屋のような空間の椅子に座って居た。


目の前には高貴な印象の男が同じく椅子に座っている。


「いやぁスマン、君が死んだのは我々の手違いなんだ。」


「ファッ!?」


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