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Your Story  作者: るど
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第一話、「繰り返しの日々」

 プロローグだけだと、流石に不味いので投稿しました。

 まだ、最初なので物語は動きませんが、どうか読んでやって下さい。

《三国 真》


 朝、目を覚ます。布団の心地よい温もりが恋しいがゆっくりと、身体を起こす。枕には涎の痕が付いていた。我ながら、どんな夢を見ていたのやら。

 七時五十分、平日の朝の割りにゆっくりしているが、いつもの事だ。母親には、もっと時間に余裕を持てと言われるが今更、自分の生活リズムを変えるのは難しい。

 遅刻覚悟でダラダラと通学の用意を整える。意外な事に、遅刻は一度もした事は無い。

 八時十分、用意を済ませ登校する。学校は自宅から、自転車で十分程度の場所にある。自宅との距離が離れていれば、流石にここまでゆっくりする事は出来ない。

 八時二十三分、今日も遅刻ギリギリでの登校となった。


 二年一組、ここが俺の教室だ。教室には既に殆どの生徒が居た。何人かはまだ登校していないようだった。

 俺の席は、ドアから二列目の三番目の席だ。

 席に着き、荷物を降ろしていると、程なくしてチャイムが鳴り、ホームルームが始まった。

ホームルームでは、担任の教師が出席の確認を取り、提出物を集める。それらが終わり、一時間目の授業が始まる。

 授業と言っても、黒板に書かれた事を纏めて、教科書の重要な箇所にマーカーで線を引くだけの繰り返し作業だ。これが一日続くと考えると嫌になる。そういう風に頭を使わずにいると。

「んー、じゃあ三国、教科書のこのページ読んでくれ」

 教師に選ばれたときに困る。教科書も開き、ノートも取っていたが、肝心の教師の話は聞いていなかった。

 俺がもたもたしていると、教師は諦めて別の生徒を選んだ。

「倉木、今の所代わりに読んでくれ」

 倉木と呼ばれた女子生徒は教科書の文章の音読を始める。

「ありがとう。席に着いてくれ」

 倉木が読み終えると、教師は再び解説を始める。

 それにしても眠い。教師の話の内容が全く頭に入ってこない。でも、いつもの事だ。授業中は時間が長く感じる。

 せめて、何か変化があればこの退屈な授業も少しは面白くなるだろうに。

 そんな事を考えていると、チャイムが鳴り授業が終了した。

 

 次の時間は体育だ。俺は体育が嫌いだ。運動が苦手だからではない。それなりに運動神経はあると思っている。

 では、何故か? 答えは体育の授業では競技にもよるが、大体ペアか或いはグループを組まされる。

 高校二年ともなれば、殆どの生徒は何らかのグループに属している。今まで、ずっと一人なのは俺くらいしかいない。

 座学の時はそこまで意識しないが、こうも意図的にグループを組まされると、俺みたいな奴はグループからあぶれる。

 それでも、何かしらには入らなければいけず、それがいつもの悩みの種だ。

 俺はまだ、運動が出来るほうだから何も言われないが、もし、何も出来ずに、あいつらの足ばっかり引っ張っていたらと考えると、ゾッとする。

 それでも、気を使う立場にある事は変わりない。

 サッカー等のチームプレイの球技は、そういうグループを浮き彫りにする。学校の体育は出来る者と出来ない者がはっきりする。

 だから、そいつらの距離が埋まる事は無い。

 所詮、同じ場に居るだけの関係で、それ以上の事は思わない。

 俺もその内の一人で、他の奴も同じだろう。 

 いつからだろうか? 他人に何かを期待するのを止めたのは。子供の頃は何も考えずに、皆の輪の中に入る事が出来た。別に何かあった訳じゃない。何も無かった。俺だけが世界の中に居ないような。どの輪にもいない感覚に囚われる。

ボールが俺の方に飛んできた。

「こっちだ。パス」

 小柄なすばしっこそうな男子生徒が声をかけてくる。

 俺はその方向にボールを蹴ってやる。

「ナイス」

 男子生徒は俺からのボールを上手くトラップし、シュートを決める。

「よっしゃー」

 男子生徒は喜びを腕をグルグル回し表す。そして、仲間にハイタッチを求める。

 俺の所にも駆けて来たので、俺は小さくハイタッチしてやった。

 体育のサッカーでゴールしたくらいで、こうも喜ぶとは。俺には出来ない。

 再び、試合が何回か行われて体育の時間は終了した。


 お昼までの授業が全て終了し、お昼休みを迎えた。

 教室には半数くらいが残り、他は食堂なり別の場所で昼食を食べるようだった。

 俺はいつも自分の席で一人で食べる。

 母親特製の冷凍食品パレード。焼き飯、唐揚げ、グラタン、サラダの代わりのブロッコリーのお浸し。

 この誰でも作れる弁当を、中学の時からずっと食べている。最初の頃は文句も言っていたが、段々、面倒になった。今では、腹を満たせれば何でもいいと思っている。

 昼食を食べ終わり、特に何もする事が無い時は、こうして机に伏して眠りに入る。

 周りのガヤガヤ声が五月蝿いが、目を瞑っているだけでも少しは楽だろう。

 そうしているうちに、意識が薄れ夢の中へ誘われる。


 全ての授業が終了し、担任の教師が諸連絡を伝える。

 生徒は皆、帰り支度を整える。部活がある生徒は練習の話をしたり、帰る生徒は帰りに何処かに寄るかの話をしていた。

 俺は何の部活にも所属していない。この後は、用事を済ませて、直ぐに自宅に帰るつもりだ。

 担任の教師を聞いた後、帰りの礼を済ませる。

「じゃあ、気をつけて下校して下さい。日直の人お願いします」

「起立、礼。有難う御座いました」

「よーい、ドン!」

 礼の後、我先にと早足で帰る男子生徒達。

 それを尻目に俺はゆっくりと、教室を後にした。




  






















 

 恐らく、おかしい所だらけと思いますが、どうかご愛嬌でお願いします。

 次話の投稿も早くなるか、とてつもなく遅くなるかのどちらかだと思います。

 それでも、宜しければ、読んで下さい。


 以上、るどでした。

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