第五話「天下無双の無尽連射」
わたくし、アプリ・アクセルハートの掃除機……つまりクーちゃんは、飛行には向かない機体です。
あまりにも陸上走行に重点を置き過ぎてしまっているため、飛行性能の方にスペックが回せなかったのだそうです。ピーキーな機体とは本当に恐ろしいものですね。
もしも各スペックをA~Eでランク分けするのだとしたら、クーちゃんの飛行性能はダントツのEだそうです。こんなのあんまりです。
故に、クーちゃんが空を飛ぶ速度は、非常にゆっくりなものとなります。
そう。たとえ、乗っている私がどれだけ焦ってようと、その速度が上がる事は絶対に無いのです。
そして、現に今、私は相当焦っていました。
「う、うぎゃーっ!!! 迫ってきてる!!! 迫ってきてるよっ!!!」
「落ちつくのだよ、アプリ! ここで冷静さを欠いたところで……」
「いやあああああっ!!! クーちゃん! もっと速く動けないのっ!!? 急いでよもうっ!!!!」
「ムゥ……それは無理だねぇ。少なくとも今の状況じゃあ、ね」
私の肩に座る黒猫型幽霊のキャットさんは、やはり残酷な真実のみを伝えてきます。
もう私の心は限界寸前ですよ。恐くて恐くて仕方がありません。
何せ、今、私の背後には大量の参加者達が居るのです。それも凄い勢いで迫ってきています。
レース序盤でなまじ一位を取ってしまったせいもあって、他プレイヤー全員から追われる羽目となっているのです。しかもこのレースは、魔法による妨害行為が許可されています。
故に、いつ魔法攻撃が飛んできてもおかしくないのです。
私は、混乱と恐怖に目をぐるぐると回しながら、キャットさんに問いかけます。
「ああ……もし他の参加者全員が結託して、まず私を沈めようとかそういう話になってたらどうしよう……!? ねえ、どうしよう!!?」
「まずそれは無いから安心しなよ。というか、高速で動く掃除機に乗っているというのに、どこでそんな意志疎通を行うというのだい?」
「で、でもでも……あああっ!!!!? 来た! 誰か飛び出てきてる! 恐いっ!!! 来るっ!!! どうしよう!!?」
私の背後では、まるで一つの生き物のように、大量の人影が空でうごめいています。
そして今、その中から飛び出すように、一つのシルエットが飛び出してきました。
最初は遠目で見えませんでしたが、近付くにつれて、私はその人が何者なのかを認識する事が出来ました。
老人でした。
メタリックグリーンのボディを両手で抱え、そこから伸びる伸縮管を脚で挟んで飛行する、あの老人です。
私が、レース開始前と先ほどの坂で見たおじいさんです。
ショルダー型の掃除機を自由に駆る、あの速かったおじいさんです。
私がそれを唖然として見ていると、キャットさんが即座に解説を始めました。
「フゥム、ショルダー型は本来、あんなに速くないはずなんだけどなぁ。スティック型と比べると速度では劣る、というのが世間の評価だし……やはり、あの老人も改造を行っている可能性があるね。実に興味深いよ」
「ちょっ! そんな事言ってる場合じゃないよっ! どどどどどうしよう! 確か、ショルダー型に背後を取られるのは危険なんだよねっ!?」
「ああ、その通りだけれど……あの老人、ちょっと雰囲気が違うかな。君を狙っている、というよりはむしろ……」
と、キャットさんがそこまで言った時でした。
おじいさんを追うように、一つの集団が飛び出してきました。
全員、漏れなく黒い皮ジャンを見に纏った十人組です。
その十人は、全員がスティック型の掃除機に跨っております。
綺麗に統一された黒いスティック型の掃除機には、なんとバイクのようなマフラーが接続されています。本体の両サイドにマフラーがつけられているのです。スティック型は一番オーソドックスな飛行用掃除機であるため、こういった改造にも適しているのです。とはいえ、この改造に何の意味があるのかは不明ですが。
十人全部それです。まるで昔流行った暴走族か何かのようです。
乗っている人達も皆、サングラスをかけていたり、頭を毒々しい色に染めていたりなど、相当ガラ悪そうです。何だか不良のようでおっかない人ばかりです。
彼らは綺麗に隊列を組み、一人の先頭を前に、残りは三列に並んで飛んでいます。
恐らく、一番前の人が一番偉いのでしょう。そのおじさんには、言い知れぬ風格があります。
というかその隊長らしき人は、私が先ほど坂で抜いた中の一人です。
これはもしや恨みを買ったのでは、と、私は一瞬身がまえます。
が、すぐにキャットさんが喋り始めました。
「いや、安心していいと思うよ。イカした彼らの狙いは、恐らくはあの老人だね。これは、凄い物が見られるかもしれないよ!」
「えっ……そうなの……? どうして?」
「いいから見てなって! ほら、始まるよ!」
キャットさんが言うなり、暴走族風集団はあっという間に、おじいさんに追い付いてしまいました。
それどころか、おじいさんさえもを呆気なく追い越し、私にまで肉薄してきそうな勢いです。
彼らは、おじいさんを追い抜かす際、皆揃って掃除機から片脚を離し、わざわざおじいさんの顔や身体を蹴りつけてから先に進みました。おじいさんは、その蹴りを防ぐ事なくモロに受けてしまい、痛そうに顔を歪めていました。その後、暴走族風集団が行った後も、おじいさんの痛そうに歪んだ顔は元に戻りません。
ここで、キャットさんは解説を始めます。
「なるほど! 相手を蹴る事により、自身の推力の足しにしたのか! となると、彼らの簡易保護障壁には衝突時強反動発生機能がつけられているな……! まったく、見た目にそぐわずイカれたカスタムだよ!
これで自分を弾くように前へと飛ばし、相手を逆に後方へと強制的に下がらせるわけか。でも、それに抵抗した場合、相手には多少なりともダメージがいくわけだから……結構ルール的に際どいカスタムだね。
けれども反則では無いわけだし、複数人でやってのけるというコンビネーションも見せている。しかも、機体の加速を上手い具合に上乗せしているあたり、なかなかの高等技術だね。なんたって、モータースポーツでこういう事するのは何気に難易度高いからねぇ。凄いよ。しかも、現在邪魔になりそうな相手を減速……あわよくば退場させられる、というのもポイントが高いね。攻撃魔法も温存出来るし、いい戦法だよ。
もっとも、あの老人にそれは通用しなかったようだけどね」
キャットさんの言う通り、おじいさんは苦痛に顔を歪めながらも、速度だけは絶対に落としませんでした。決して離れぬよう、掃除機にしがみついて加速を全く緩めなかったのです。
今ので減速しないおじいさんは流石でした。が、それにしても今の暴行は目に余ります。ルール上、一応直接攻撃が許されてはいるものの、ああもよってたかって暴力を振るうのは好きではありません。
確かに、掃除機が発生させる簡易保護障壁という身体保護機能によって、レース中の身体ダメージはほとんどカットされているというのは事実です。しかし、それでも今のキャットさんの説明が正しければ、おじいさんが痛い思いをしたのは事実なのです。これは許せません。
……私、少し怒っちゃいました。
まあ、私が怒ったところで何も変わらないのですけれど。
「ひ、ひいぃぃぃっ!!!」
暴走族風集団がこっちに来たので、私は蹴られるかもしれないという恐怖で竦みあがってしまいました。
もちろん、すぐに抜かれてしまいます。一、二、三、四と、次々と私の両横を掃除機が通り過ぎていきます。
いや、仕方が無いじゃないですか。私にどうしろと。無理ですよ。
何はともあれ、これで十人に抜かされた私は、一位の座から一気に転落してしまいました。別に未練はありませんでしたが、あんな連中に抜かれるのは少し心外でした。けれども私のクーちゃんは現在、ほとんど無能と言っても過言ではありません。トロトロと呑気に飛ぶ事しか出来ないのです。
私は、歯がゆい気持ちを抑えきれませんでした。悔しいような悲しいような、とにかく複雑な気分です。
そして、また一人、私を追い抜いていく影がありました。
先ほど蹴られていたおじいさんです。
すれ違う一瞬。
私は、おじいさんの眼を見て驚きました。
これは、被害者の眼ではありませんでした。むしろ逆です。
おじいさんは鋭い視線を前へと向け、野獣のような獰猛な笑みを浮かべていました。
まるで獲物を見つけた野生動物のようです。
その時、私は確かに聞きました。
おじいさんの、渋くて低い、苦笑したような声を。
「攻撃した相手に背を向け、その後意識すらも向けないとは、まだまだひよっ子だの」
おじいさんは、一瞬その場に制止しました。結果、おじいさんは私に追い抜かされるという形で、またも私の視界から消えてしまいます。
本体の電源でも落として、加速をやめてしまったのでしょうか。私は気になって振り向き、おじいさんの姿を確認します。すると、おじいさんはもうだいぶ後ろにいました。本当に動きを止めてしまったのでしょうか。
そんな不可解な行動に対し、キャットさんは早口で解説してくれました。
「溜めているのさ! これはショルダー型の特性でエネルギーを蓄積し、一時的なブーストダッシュを行えるようにしているのだよ! 何故そんな事をするかというと―――」
「どれ、遊んでやるか」
キャットさんの言葉の途中。
おじいさんが、瞬く間に私の背後から消えました。
足元のヘッドから、波動のような勢いのエネルギーを放出し、突発的に加速したのです。その速度は、今の溜め時間を補ってあまりあるものでした。総合的に見れば、全く減速していないどころかむしろ加速しています。
その先に待ち受けるのは、暴走族のような十人組です。
このままおじいさんは、彼らを抜き去るつもりなのでしょうか。私は最初、そう思いました。
ですが、実際に訪れた結末は、私の想像を上回るような物でした。
おじいさんは加速の勢いそのままに、唐突にホースから伸びるグリップを掴み、ぐるりと強引に機体の向きを百八十度変えたのです。同時に、本体を吊るすベルトも捻じれます。
それからすぐに、グリップの先にあるT字型ヘッドを、まるで何かを撃ち出すかのようにきちんと構えます。
ですが、これでは噴射孔が前を向いているため、このままだと速度を保つ事が出来なくなります。一体、どうするつもりなのでしょうか。
と、私がそこまで考えた時、私の意図を完全に汲みとったキャットさんが、ほぼノータイムで説明を始めてくれました。
「フム、ああなれば加速不可能になるからこそ、事前にチャージしたブーストダッシュを行ったのさ。一時的に激しく噴出したエネルギーが消えたとしても、その推力はまだまだ活きているからね! 速度は落ちないっ!
そして、もう噴射孔は前を向いている。で、ショルダー型は放出エネルギーの量や形を、ある程度までならコントロール出来るんだ。つまりね……」
キャットさんがそこまで言ったあたりで、おじいさんは掃除機のヘッドを、暴走族風集団の一人へと向けました。それから、グリップ部分に地味につけられていたトリガーを、人指し指でカチリと押しました。
直後。その噴射孔から、球体状の青いエネルギーが放出されました。それはまるで青い弾丸のようです。
そして狙われたガラの悪い人は、ものの見事に、おじいさんから放たれたエネルギー弾に直撃してしまいました。青い光が、小さな爆発音と共に弾けます。
ガラの悪いその人は、空中にスティック型掃除機を残し、全身から力が抜けたかのように地上へと落ちて行ってしまいました。そして、それを後から追うようにスティック型掃除機の方も落ちていきます。どうやら撃墜されてしまったようでした。
もっとも、落ちたところで空には魔法による不可視のネットが張られているため、命の心配はいらないのですけれどもね。身体ダメージの方も簡易保護障壁のお陰で問題無いでしょう。私達の身体を薄く覆うこの不可視障壁は、身体に有害なダメージを全て遮断してくれるのです。
ただしこれを纏っている限り、どんな者でも他者や物に直接触れる事が出来なくなってしまいます。先ほどの暴走族風集団の蹴りにしても、あれは簡易保護障壁同士をぶつけ、強制的にノックバックを引き起こすという技術なのです。
この簡易保護障壁は、必要な物だけを通すフィルター式となっております。そのため、内部から外部に向けての魔力放出やマナの吸引などは可能となっており、逆に物理的な何かに触る事は不可能となっています。まあ、レース中、うっかり何かに当たってしまえば危ないですからね。
故に、他人の掃除機を奪う事は出来ないようになっています。他人の掃除機も「物」扱いには違いないので、簡易保護障壁がある以上は触れられないのです。例外は、自分自身の身体や纏っている服と、事前に登録してある自分の掃除機ぐらいです。それだけならば直接触る事が出来るのです。
更に、機体から伝わる必要以上の衝撃なども、障壁内で自動的に散らされるようになっています。そのため、他者の掃除機を利用して乗り手に直接攻撃を与えようとする行為も、どだい不可能となっています。
そんな簡易保護障壁は、一定以上ダメージを受けると自動的に掃除機の機能を停止させ、保護対象の安全確保を優先させるモードへと切り替わります。簡単に説明すると、頑丈なシールドが柔らかなエアバックやパラシュートに変化する……といった感じでしょうか。兎にも角にも、保護機能が発動すれば安全に落下する事が出来るのですが、そうなってしまいますとレースへの復帰は出来なくなってしまいます。
それにより今ゆっくりと落ちた人も、きっちりと落下途中で制止していました。ネットにひっかかったのでしょう。これで彼は失格ですが、まあ無事な様で何よりです。無様な様で何よりです。
ですが、今ので他の暴走族風集団も気付いたようで、彼らは一斉に後ろを振り向きました。
けれども、おじいさんに動揺の素振りは見えません。
それどころか、冷静に次のターゲットへとヘッドを向け、青いエネルギー弾を一気に何発も放っていました。
先ほどの一撃は様子見だった、と言わんばかりに連射し始めたのです。それらは一発の無駄撃ちとならずに、全て正確に攻撃対象を捉え、ほぼ同時に爆散させてしまいました。あまりにも速くて正確な狙いです。
その様子を見て、キャットさんは得意げに告げます。
「……狙い撃ち、さ」
「……すごい……」
「それにしても、一撃で仕留めるなんて一体どんな手段を使ったのだろう……ショルダー型の砲撃は、本来、多撃必倒……つまり多くの攻撃によって堅実に倒すのが普通のはずなんだ。
その上、あれだけの人数が居たのなら、一人は防御役が居たはずだ。あれだけの人数が居るのなら、どんな協議をするにしてもそれが定石のはずだからね。仮に居なかったとしても、回避能力に優れたメンバーぐらいは居たはずだ。
なのに、そんな彼らが攻撃に気付いていながら、尚も抵抗できずにやられた……これは並大抵の乗り手なら不可能に近い芸当だよ。
やはり老人の施した改造の影響なのだろうか。それとも……俄かには信じ難いが、あの老人は何か一撃必殺のための技術を持っている、という可能性も考えられるね。
何にせよ、あの老人、ただ者じゃあないよ!」
結局。暴走族風集団は、為す術も無く全員撃ち落とされてしまいました。
それから、おじいさんは本体を吊るすベルトの捻じりを元に戻し、またしても伸縮管を両脚で挟み、完全に元の体勢へと戻りました。それから、本体につけられた制御部位を小刻みに操作し始めました。
おじいさんは、それによって殆どのタイムラグを無くして絶妙な再加速をし、全くと言っていいほどスピードを落とさずに元の飛行体勢へと復帰しました。そうなのです。この人はスピードを落とす事無く、十人撃墜をやってのけたのです。幾らなんでも凄すぎます。まさに圧倒的です。
私が聞いた限りでは、ショルダー型の砲撃は減速する必要があるので、そこが隙となるという話でした。ですが、今のおじいさんにその弱点はありませんでした。それだけで、このおじいさんがどれだけの実力者なのか、というのが窺えてしまいます。
いくらショルダー型の砲撃機能があったとはいえ、ああも鮮やかに撃墜出来たのは、まさしく本人の実力あっての事でしょう。
……本当に、何故こんな町内でやるような遊びのレース大会に参加しているのでしょう、と疑問に思わざるを得ない程の実力者です。
私のそんな考えに、キャットさんは補足を加えます。
「ウゥム……恐らく、最初蹴りを受けたのはわざとだろうね。あの老人の身のこなしなら、あれぐらい容易に避けられたはずだ。でもそうすると、一時的な減速が生じてしまう。だからインパクトの瞬間、あえて放射エネルギー量を倍加させるという無茶な加速をして、衝撃によるノックバックを防いでいたんだね。あとこれは地味だけど、見事に相手の攻撃が魔法攻撃じゃあない事を見抜いているし、常人には絶対真似出来ない芸当だよ!
しかも、今の立ち上がり。あれもなかなか出来ないよ。相当熟練した人でも、あれだけ綺麗に加速し直すのは難しいんじゃあないかな。まさしく理想的な加速量とタイミングだ!
いや、本当に凄い! イカれてるよあの老人」
「……本当に、すごいね」
私は、いつの間にか、おじいさんの背中を呆然と眺めていました。
一見すると頼りないような、しかし多くの物を背負ってきたであろう大きな背中です。いや想像ですが。
そんな姿に――――いくらレースに興味が無かったとはいえ――――私は素直に感動してしまったのです。
ただ、この時の私に誤算があるのだとすれば、それは間違いなく、自分の身に迫る危機を完全に忘れてしまっていた事でしょう。
そうなのですよ。私は、自分の背後から迫る集団の存在を、完全に忘れてしまっていたのです。
私が、ふと後ろを確認した時でした。
「わわわっ!!!!?」
私の背後からとんでもない数の参加者達が迫ってきて、そしてすぐに私を追い抜いていきました。
全員、どういうわけか私を避けるようにして、私の少し上の方を通り過ぎていきます。もうビュンビュンと。一時的に日光を遮断する勢いで、私の上を通り過ぎていくのです。
どうやら追い付かれてしまったようでした。
まあ、今のところ攻撃は受けていないようなので、ひとまずは一安心です。
別に、抜かれる事自体は問題無いのです。痛みさえ伴わなければ私はそれでいいのです。
と、私が穏やかな表情で考えていた時、ふと上を見ると、見知った掃除機乗りが私を追い抜かす所が見えました。生意気そうな女の子です。
もちろんベゼちゃんです。ベゼちゃんは、私を見るなりべーっと舌を出して、あからさまに私を挑発してきました。
ですが、私が何かリアクションを取る前に、あっという間に前へと飛び去ってしまいました。
だから、私がその行動の意味を咀嚼し呑み込むまでには、それなりの時間を要する事となったのです。
私は、ぼんやりとした頭で考えました。
「……あれ、ちょっとムカっときたかも……」
不思議な事に、私の胸は熱くなっていました。
私のこれまでの人生において、負けて悔しくなった経験など一度も有りませんでした。その、はずでした。それなのに、どうしてか今回に限っては、とても悔しく感じられてしまったのです。本当に、不思議で不思議で仕方がありません。
まあ、私がこう思い悩んでいる間にも、どんどん他の参加者達が私を追い抜いていくのですけどね。ついに後発組にまで追い抜かれました。
結局。全ての参加者が、私を追い越す結果となりました。一位から一転、今度は最下位に転落してしまったというわけです。
そんなこんなで私は、また後ろからレースを見守る事となってしまいました。
こうして私は、またしても一番後ろからのチャレンジャーとして、このレースを進んでいかねばならなくなったのです。
私の闘いは、まだまだ終わりそうにありません。
そろそろ勘弁していただきたいものですよ、まったく。
おまけ
ショルダー型掃除機
・スティック型には劣るがそれなりの人気がある掃除機。
・砲撃機能を実装しているため、全ての掃除機の中で唯一攻撃可能な機種。
・やれる事の引き出しが多いため、慣れれば慣れるほどやれる事が増えて非常に楽しい。
・簡単に使いこなせるわけでもないが、普通に運転する分では問題無いので中級者向け。




