表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は観測者  作者: ラム肉
破滅と運命の天秤
9/10

7 私の日記

いつの間にか私は意識を失っていた、辺りを見回すと既に日は登っていた、どうやら海を漂い流され大陸か島へと辿り着いたらしい、私の周りには私を襲おうとしたのか魔獣が集まって居た。だが私に攻撃は効かないそれが普通であり攻撃を受け逃げていた島での出来事が異常なのだ。どうしようか今私はかなりダメージを受けている、そして変化を長くしすぎたせいなのか体が元に戻れない。暫くはこの島か大陸で休みつつ過ごすしか無いようだな、幸いこの島には人種は居ない居るのは魔物だけであり攻撃を受ける恐れは無い。

日が傾き始めて少し経つ頃まで砂浜で休み、回復してきたタワシは、間違えた私は少しずつ内陸へ向かう事にした、あわよくば迷宮を見つけたい。迷宮の中であれば人種もすぐ来る事は無いだろうし今の私にとっては1番の安全地帯と言える。だが負傷している体もゆっくりと治ってきてはいるもののダメージを負ったせいかはたまた変化状態だからか、いずれにせよ回復速度は遅くまだ治りきっては居ない為移動はかなりゆっくりとなった。それでも私は日が沈みきる前に海の声が聞こえ無くなる所まで進んだ。


次の日私は全快と言ってもいい程までに回復した、まだ力は不完全であり変化も解けなが…おそらく変化が解けないのは私が能力を使えないからではなく(ペナルティ)であろうと考えた。罰とは過度に世界に干渉しすぎると一定期間能力が下がったり使えなくなる。今回の場合私はエルフから攻撃を受けたりかなり目立っていた上エルフの木の魔法を飛ばす時に周りの自然の木や地面までも巻き込んだ為変化が使えなくなり能力も全体的に下がっている、回復速度が遅いのもこの為だろう。私は一通り体を確認しそのまま更に迷宮を目指し内陸を目指し歩き始めた…私は馬鹿だった、あれから1時間程歩いたのだろうか、私は島から逃げる時に生やした翼もそのままであった事をようやく思い出した。空を飛ぼうと思い翼を動かしてみたが体を浮かせられる程まで回復はしていなかった様だ、仕方ないので徒歩で探そう。この日は何も見つけられずただ進むだけに終わった。


その次の日は目が覚めた時から天気が悪く時間が分からなかった数時間経つ頃には雷雨に変わっていたが幸い人種、おそらく人間の狩人が住んでいたと思われる壊れてかけた建物を見つけ、壊れていない部屋で雷雨をやり過ごせた。元の私ならば天気など気にする事はないがこの体では何があるか分からない、睡眠も必要になっていると言うことはおそらく体調を崩したりする可能性もあるので無理はしない事にしこの日はそのまま部屋で休み過ごした。


今日も朝から昨日程では無いが外は天気が悪い為部屋で能力の確認をする事にした。結論から言うと私の持っていた力はほぼ使えなくなっていた、そんなこんな試していると段々と雨は止み明るくなってきたので探索を再開することにした。外に出て太陽の位置を見てみたところ今は昼頃だと思われる。それから少し進むと街の跡が出てきた、城壁の様なものがあったと思われる周りも建物が沢山並び人で賑やかであったであろう場所も今や荒れ、廃れ、魔物の住処となっている。私はこの街又は周辺に迷宮があるかもしれないと思い見回る事にした街の中を探し終わる頃には日が沈み終わりかけていたので適当に近くのまだ残っていた建物の残骸のスペースで寝る事にした。


次の日は周りがやけに騒がしく目が覚めた、何やら魔族と魔獣が争っている様子だっただがそんな事私には関係ないので今日はそのまま城壁跡の周りを捜索することにした。太陽からするに街の城壁跡から2キロ程南西に進んだ場所に迷宮の入り口らしいものを見つけただが入り口は使えなくなっていた。おそらくだが魔獣が迷宮から出てくる時に入り口を壊してしまいそのまま潰れた様だ。仕方ないので私は街に戻り更に進む事にした、今日はその後何も発見がなかったので日が沈む前に寝る場所を探した。寝られそうな場所を見つけた頃辺りは暗くなってきており1つ発見をした。あれは東側だろうか何やら明るく煙の様なものが見える、すぐにでも向かおうか迷ったが眠気もあり暗くなり場所を見失う事の方が問題と考え眠ることにした。


さぁ今日は昨日見えた場所へむかうぞ、そう意気込み登ってくる太陽に向かった。おそらく周辺に着いたはずだが人や生き物のようなものは見つけられない、少し探してみると何やら地面の土と落ちている木の枝や枯葉が違う場所を見つけたので近付いて掘ってみると何やら黒い物が出てきた、これが昨日見た光と煙の元である焚き火と思われる跡だろう。私は生きている人種がいるかもしれないという希望と一抹の不安を胸に歩いた跡を見つけるため辺りを探した。意外にもすぐ痕跡を見つけられたので跡を追ってみると何やら小屋が見えてきた、歩いて近付いて行くと小屋まで後少しという所で「おい!そこのお前その場所で止まれ!」と大きな声が聞こえてきた…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ