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君と僕は、奏でるように新世界を物語る。  作者: 舟津湊


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3/30

式後のオリエンテーション

 この後、審査員や保護者も交えランチ会が催されて、一流ホテルのご馳走を十分に堪能した。と言いたいところだが、お歴々の方々のご同席で、緊張のあまり味がいまいちわからなかった。

 午後はオリエンテーションと書類手続きだ。だいたい、小説コンクールの後に保護者同伴のオリエンテーションというのが謎すぎる。昼食の時間に、宴会場は、白布がかかった長テーブルのスクール席にレイアウト変更され、卓上には受賞者のネームカードが置いてある。僕の隣に城崎瞑親子が着席する。 



「こんにちは、黒川です。このコンクールの審査副委員長と、これから説明するプロジェクトのプロデューサーをやっている者だ」


 黄色いジャケットにデニム姿、色つき丸眼鏡の男性が、僕たちの座席と向き合ったテーブルの前に立ち、ラフな姿で、ラフに話し始めた。

 黒川拓真。テレビでよく見かける顔だ。シナリオライターで、国が主催する大きなイベントのプロデューサーも務めている。


「話が長くなるので着席にて失礼」

 彼はどっかと椅子に座るとジャケットを脱ぎ、卓上にあるパソコンを操作する。態度も物言いも、上から目線だが、不思議と不快さは感じない。僕らと対等にかつ、ざっくばらんに話してくれそうな気がする。

 背後のスクリーンに黒バックで白抜きの文字が映し出される。


“新世界創造プロジェクト”


「これがプロジェクトのタイトル」

 そう言うと、僕らの座席を左右に見回し、リアクションを窺う。僕は反応に困る。隣の城崎瞑をチラ見すると涼しい顔をしている。


「この小説コンクールのテーマは何だったかな?」

「『身を置きたい時空で奏でる物語』です」

 黒川氏の問いに、ヒューマンドラマ部門入賞の三年生、道後知美さんが答える。

「ははは、聞くまでもないよね。で、このプロジェクトは、みんなの創作した物語の世界を実際に創ってみよう、というもの」

 表彰式の時に審査員長が示した『世界生成AI』とのつながりが少しだけ見えたような気がする。


「でも、それと温暖化対策が、どう関係あるんですか?」

ファンタジー部門入賞のミコトがずけずけと質問する。

 丸眼鏡のプロデューサーは両方の手の平を僕たちに向け、制す。

「まあまあ、慌てなさんな、これからゆっくり話すから、よーく聞いて欲しい」

 そう言いながら、スライドをめくる。


“生産・消費活動の抑制”


「産業革命以降、人類はモノを大量生産し、物質的に豊かになっていった。しかしそれには多くのエネルギーを消費する。素材を製作する際に大量に必要な熱エネルギー、機械を動かす動力、モノを運ぶ動力、そして生産に直接的、間接的に携わる人々の通勤、冷暖房、そしてコンピュータ関連機器。生産活動には膨大なエネルギーの消費とCO2・メタンの排出がともなう。温暖化対策の究極は、生産・消費活動の中止だ」


 なんと極端な……。

 ミステリー部門入賞の、高三のいぶすきのぞみさんが声をあげる。

「日本はともかく、GDP至上主義の大国は、その話に絶対乗ってこんでしょう。難しいんとちゃいますか?」 


「そう、この緊急温暖化対策会議でも、大国や急成長中の新興国の説得に多くの時間を費やした。でも、ここまで異常気象が続くと必ず自国の利益が大きく損なわれるんだと、どの国も危機感が強まっている。このタイミングを逃すわけにはいかない。待ったなしだ」

 黒川氏は言葉に切実さを込め、さらにスライドをめくる。


“パラダイムシフト


物質の豊かさから、精神の豊かさへ

生産活動から、精神活動へ”


「物質の豊かさ=幸福でないことは、数々の調査が裏づけている。モノに幸せを見いだそうとし、モノを追い求め、その結果として地球の環境を破壊している。今我々はそれを止め、他に幸せの拠り所を見つけなければならない」


“リアルとバーチャルのハイブリッド生活”


 スライドをめくると、そこに書いてある文字の意味を僕らに考えさせようとしているのか、少し間をおいた。黒川氏は席を立ち、語り始める。


「これが我々のプロジェクトが出した答え、そして緊急温暖化対策会議で日本政府が提案した解決策のひとつだ。具体的には、リアルの世界で社会活動、生産・消費活動を行い、メタバース空間で精神活動を体験する。人々は、これを輪番制で行う。メタバース空間には、自宅から『静養状態』で入ってもらい、極力エネルギーの消費を抑える。今回の小説コンクールには、メタバース空間の世界観を創造する、そういう目的がある。このことは、募集要項には、『受賞作品は協賛団体が推進している社会課題解決のための参考材料とさせていただきます』と超ざっくりとだけ書いてある。緊急温暖化対策会議に向け準備した国家プロジェクトの一環であるため、機密事項にせざるを得なかった。曖昧な表現になってしまったことをお詫びする」


 お詫びする、という割には、偉そうなモノ言いではある。

「バーチャル空間に移住する」との城崎瞑の推測は、当たらずといえども遠からずだ。

 気になることがあって僕は手を挙げた。

「あのう、二つ質問がありまして、ひとつ目、これ、かなり大胆な計画だと思うんですが、緊急温暖化対策会議では、日本政府の提案は受け入れられたんでしょうか? もうひとつは、僕たちの小説が原案になるとして、こんな壮大なメタバース空間を創ることは可能なんでしょうか?」


 質問を終え、受賞者席を見回す。座っている受賞者たちの表情から察するに、みな同じような疑問を抱いているらしい。


「いい質問だ。まず最初の質問。緊急会議では、環境大臣の粘り強い交渉の末、まずは日本がテストケースとしてやってみて、成果を検証のうえ、各国で対応することとなった。現段階でのシミュレーションでは、CO2の抑制効果は、この新たな世界の構築で発生する分を差し引いて、二十パーセントから六十パーセントダウン。要は企業や社会がどれだけこのプロジェクトに賛同してくれるかにかかっている。まあぶっちゃけ、やってみなけりゃわからない。コトがうまく運んだら、日本は技術供与を惜しまない。もともと日本のGDPは頭打ちだし、モノ消費からコト消費にいちはやく移行している国でもあるので、試しやすい環境にあると言える。もう一つの質問は何だっけ? ああ、実現性の話か。では、こちらのスライドを見てくれ」


 一旦着席した黒川氏は、丸眼鏡を少しずらし、スライドをめくる。


“量子コンピュータ×メタバース技術×世界生成AI”


「この小説コンクールの協賛団体にAIの研究所や、コンピュータ会社、メタバースのITベンチャー企業などが名を連ねているのはお気づきだろうが、彼らの技術力とチームワークが『新世界創造プロジェクト』の実現を可能にした。

 まず、壮大なメタバース空間と、そこでの営みを実現するには膨大な量のデータを超高速で演算処理できるコンピュータが必要だ。このプロジェクトでは、国産量子コンピュータの開発と実用化にこぎつけたコンピュータ会社をチームの一員として選んだ。同社のマシンが、群を抜く省電力仕様であることも、大きな選定理由だ。また、使用する電力は、この夏、津軽海峡に完成した洋上風力発電プラントから調達する。メタバース技術に関しては、没入感のある空間をいかに構築できるかが課題だが、『自宅で静養状態』でこれを体験するには、バーチャル空間と人間とをつなぐインターフェース、ギアが重要だ。実際にこれを体験してもらう機会がすぐに来るだろう。そして、今回の開発の肝となったのが、早乙女副大臣の話にもあった『世界生成AI』だ。喋りすぎて喉が渇いた、少し待ってくれ」


 プロデューサーは、卓上のミネラルウォーターのキャップを開けると五百㎖の水を一気に飲み干した。一息ついてスライドの画面を換える。


「これは、みんなはすでに使い馴染んでいると思うが、当小説コンクールでの使用を必須とした小説エディタの画面だ。実はこれが世界生成AIの入力・管理画面になっている。もっとも、配布したエディタは、小説の入力、編集機能、投稿機能に限定していたが」


 そう言えば、ウィンドウのヘッダーにはいくつもメニューが並び、左側にも何かのボタンが配置されていたが、そのほとんどがグレイアウトされていた。


「みんなが小説を書き込んだスペースは、AIへの指示を書き込む場所になっている。プロンプトという言葉を聞いたことがあるだろうか」


 歴史・時代部門入賞者の別府陽一が尋ねる。

「つまりあれですか、俺たちが創った小説が、そのままメタバース空間、つまり物語の舞台と、そこで繰り広げられる物語のプロンプトの元になっている、ということですか?」


 黒川氏はサムアップする。

「ご名答。このツールの機能は大きくは二つ。空間生成機能と体験イベントの生成機能だ。さらにこれらの生成には、膨大なデータを紐付ける作業が必要で、その機能も備わっているが、配布したエディタでは、これらの機能は全てオフにしてある。小説の応募者に、ぽんぽんメタバース空間を創られたら、たまらんからね」

 黒川氏はここで初めてニヤリと笑みを見せた。


「さて、ここからオリエンテーションの本題に入る。先ほど触れた募集要項、『受賞作品は協賛団体が推進している社会課題解決のための参考材料とさせていただきます』の次にもう一文。『受賞者本人の同意を得た上で、協賛団体の取り組みにご協力いただく場合があります。』と書いてあったと思う。『場合があります』とは随分ずるい表現だが、コンクール立ち上げ当初、緊急温暖化対策の各国への交渉がうまくいくか不確定だったため、こんな書き方になってしまった。重ねて申し訳ない。それで緊急温暖化対策会議の基本合意がとれたので、みなさんに具体的な協力をお願いする。もちろん、合意いただければ、の話だ」


『え、何それ、聞いてないよ?』と突っ込みたかったが、列席の高校生たちにさほど難色を示す様子は見られない。要項を精読していなかったワタシがすべて悪いんです。やや腹黒さを感じるプロデューサーが言外の圧力で合意を迫っているような気がしないでもないが。

 運営スタッフが、受賞者と保護者一組ごとに資料を配布する。

 配り終わると黒川氏がスライドに映し出されている箇条書きを指しながら説明を始める。


「今、スタッフがみんなに配った書類を確認して欲しい。『新世界生成合宿の実施要項』『同意書及び機密保持契約書』『公休証明書』の三点だ。実施要項はこれから説明する。同意書及び機密保持契約書は、本人と保護者の方にサインしてもらい、提出いただく。公休証明書は、国の行事に参加するために休むことを学校に通知するものなので、通っている学校に提出すれば、欠席扱いにはならない。この取り組みに協力できない者は、説明に入る前に書類を置いて、お帰りいただいても構わない。ただし、ここまでも機密事項をかなり話しているので、守秘契約だけはサインして欲しい」


 子供にひそひそと『どうする?』と聞いていたり、『随分おおごとね』とつぶやく母親もいた。うちの母親からは『要項をちゃんと読んでないあんたが悪いんだから、自分で決めなさい』という無言のコマンドをもらった。

 隣の席のグランプリ受賞者、城崎瞑は「いよいよね」とつぶやいた……ような気がした。

 結局協力を辞退する受賞者はおらず、黒川氏は話を前に進める。


「辞退者はいないようだな。では『新世界生成合宿』について説明する」。

 黒川氏は、手元の書類と同じ内容が書かれたスライドを映し出す。

「我々は、那須高原にある、国の『地球環境保護研修センター』で合宿を行う。期間は再来週の月曜から日曜まで。よって合宿明けの月曜、火曜も公休扱いにして休んでもらう。目的はみんなが書いてくれた物語をベースに、メタバース空間を生成することと、その空間を訪れた人の体験のベースとなる、基本イベントを生成すること。そのために、協賛企業から『世界生成AI』を駆使するスペシャリストや、世界中のあらゆる情報、すなわちビッグデータを取り扱うデータエンジニアが派遣されていて、君たちをサポートしてくれる」

 黒川さんがオリエン会場の後方に視線を移すので、釣られて振り返ると、統一されたポロシャツ姿の若い男女がドア付近に二十名ほど立っており、一同、僕たちに軽く頭を下げた。


「メタバース空間というのはなんとなく分かるけど、『基本イベントの生成』というのをもう少し教えてもらえますかね?」

 歴史・時代部門入賞の別府先輩が質問を投げかける。


「これもいい質問だ。別府君の作品でいうと、弥生時代の自然環境、気候、舞台となる場所の詳細な地形、建造物や人間以外の動植物、これらが『メタバース空間』にあたる。『基本イベント』とは、そこで起きる大きな出来事だ。例えば、その年の秋は豊作で大量の穀物が収穫できたとか、ひとつの民族が未開の地を目指して大移動するとか。メタバース空間を訪れた人は、その大きな出来事の流れの中で、個別の体験をしていくことになる。当然『人』が関与するイベントも多く、その時はNPC、つまりAIで動く『ノンプレイヤー』が活躍することになる」


 この時、終始うつむき加減の姿勢で話を聞いていた瞑が、急に顔を上げたので、再びチラ見すると、大きく目を見開いていた。

 黒川氏が説明を続ける。

「基本イベントといっても、実際の世の中では、様々なイベントが無数に起きている。これらを反映しようとしたら、きりが無い。だから君たちは、押さえておきたい基本イベントだけを物語として設定すればよい。これをベースとして、世界生成AIが史実や文献、ニュースなど膨大なデータを分析・駆使し、メタバース空間で起こる出来事を創り上げる」


 氏は丸眼鏡をはずし、スライドをペラペラとめくる。

「作業スケジュールは手元の資料にまとめてあるので、帰ったら一通り目を通しておいてくれ。あ、もちろん、この資料も守秘事項のひとつだ。取り扱いには十分注意するように。日程の中には、バーベキュー大会などのレクリエーションも組み込まれているし、天然温泉もあるぞ。楽しみにしておいてくれ」


「質問、いいですか?」

 ミステリー部門入賞者の、いぶすきのぞみさんが小さく手を挙げる。

「ウチらの作品は、それぞれジャンルが分かれていますが、このプロジェクトで創り上げる世界では、それらはどんな関係になっとりますでしょうか?」


「またまたいい質問が来たな。流石は小説コンクールのファイナリストたちだ。このオリエンの最後として説明しておこう」

 黒川氏は、『新世界の構造』という見出しと図版だけで構成されたページを示した。

 「一番上の囲みは、リアルの世界。つまり我々がいる、この世界だ。

 ここに『ベーシック・ワールド』がつながっている。独自に開発されたメタバース用のギアで、このバーチャル空間に入る。ここは『新世界』への入り口でもあり、この空間で日常的に生活する場だ。さらにここは、別の世界へのハブにもなっている」


 黒川氏はスライド画面の下側をポインタで指し示す。そこは六つのブロックに分かれてあり、その全体にかかって、「テーマ・ワールド」と太文字で示されている。六つのブロックの箱の中には、それぞれ「ミステリー」「弥生」「ダイバーシティ」「異種間交流」「ダークファンタジー」「青春追体験」と書かれている。

「ご覧の通り、六つのテーマ性を持った世界が創られ、ぞれぞれの世界観を体験する場になっている。もうおわかりだろうが、この世界は、いぶすき君、別府君、有馬君、道後君、草津君、玉名君の作品がベースになっている。君たちがこれらの世界を完成させるのだ」


「随分、娯楽性が高い世界だなあ」

 ミコトが他人事のように感想を漏らす。黒川氏がそれに反応する。


「そう、日常性の中に、リアルな人生では体験できないアトラクション要素を盛り込んだ。このテーマ別の世界は、今後モニタリングをしながら増やしていく予定だ。『新世界』には、国外から有料で入れるようにし、インバウンド需要を起こして外貨を稼ぐこともしていきたい」

 黒川氏はオリエンを始めて二度目のニヤリ笑いをした。


 ちょっと待て……名前が上がらなかった城崎瞑と僕はいったい何を?

 隣の瞑の表情をうかがうと、目を閉じて微動だにしない。

 手をあげて質問しようとすると、黒崎氏はそれを制した。

「そう。グランプリと準グランプリの城崎君、湯沢君には共同でベーシック・ワールドの創造を行ってもらう。リアルとはあまり変わらない世界だが、いかに『身をおきたい』世界観を創るか。君たちの腕の見せ所だ」

 黒川氏は瞑と僕の顔を交互に見て、何かを思い出したようにつけ加えた。

「あと、忘れないうちに言っておくと、この世界生成AIは、過去の事実を修正できない設定になっている」

 それを聞いた瞑はガタンと音をたて、いきなり立ち上がった。

「そんな! それはなぜですか?」

 めずらしく大きな声で黒川氏に問う。一同の視線が彼女に集まる。


「たとえバーチャルな空間であっても、過去が変わると現在、そして未来に影響し、混乱が生じることが予想される。城崎君の作品は死別した大切な人を蘇らせる話になっているが、この空間でそれは許されない。湯沢君と相談して、過去にこだわるのではなく、未来に希望を持てるものにして欲しい。今回のプロジェクトの協力者に、未来ある高校生を選んだのも、そういう理由からだ」


 瞑は、しばらく立ったまま呆然としていたが、黒川氏に追加質問を促されると「いいえ、結構です」と言って力なく椅子に座り込んだ。


「私からの説明は以上になる。このあとの質問や相談、同意書兼機密保持契約書の提出は、後ろのテーブルに座っているスタッフと行ってくれ」


「す、すみません、最後にひとつ、いいですか?」

 恋愛部門入賞の有馬未玖が遠慮がちに手をあげる。『どうぞ』と黒川氏が受け入れる。

「質問というか感想というか……気を悪くされたらすみません。詳しい説明を聞いて正直、途方もないことだなと思ったんですが、本当にこのプロジェクトうまくいくんでしょうか?」


 黒川氏はしばらく黙考し、それを不安そうに未玖が眺めていたが、やがて彼は口を開いた。

「そうだな。この『新世界』が人々に受け入れられるか。このプロジェクトによってどれだけのCO2削減効果があるか。二重の意味で不安要素はあるが、あまり深刻に考えないで欲しい。これは日本が、そして世界が試みようとしている対策の一つでしかない。私が挑戦したいことは、モノに依存しない価値観へのパラダイムシフト。それを引き起こす力が君たちの想像力、創造力の中にある。ぜひ、のびのびと、人々が共感、感動する物語の世界を創って欲しい」

 こう締めくくり、このプロジェクトのプロデューサーによるオリエンテーションは終わった。

 僕たち受賞者はLINEを交換し、LINEグループを作成して会場を後にした。




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