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将希の異世界日誌  作者: 雄太
第1.5部 その後
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ギルド創設メンバー

 

 いつかの国王は自分の手記にこう書いている。


『ドワーフと言う友を失うのであればそれは私たち人間にとって多大な損となる。エルフ、ドワーフ、亜人と手を取り合う事が世界をより良くすると私は思うが今の世界情勢ではそれが叶うことはないだろう。


 後世の人より敵対するために武器を持つのではない大事な物を大切な人を守るために武器を持つことをここに祈る。』


 この王は生前は立場上そんなこと口が裂けても言えなかったが、裏では他種族達に支援をしていた。


 人気取りと言われればそれまでだがその王は己の信念の為に突き進んでいた。しかし残念ながらその手記は発見されたがその後公開されることはなかった。王家の隠し部屋へ隠され、幼いマリアがその部屋に入り込んだことで再度日の目を見るこことなったが幼いマリアにはその価値はわからなかった。


「ふーん知らなかったな、私女王なのに全くこの国の事わかってなかったのね」


「陛下はまだ若いです今から世の中を見て回ることも可能かと。その時は私が護衛としてどこまでもお供します。」


 マリアはにヒヒと嫌な顔を浮かべる。

 自分で歳をとっていると言うのは良いんだと言う問いは押し込める。


「ありがとうなら私もリベリシュに連れて行ってお願い」

「それは嫌です。」


 嫌な笑顔を浮かべ、必死に嘆願するマリアの顔を見たサンディは拒絶する。


「なんで〜今お供するとかかっこいいこと言ったばっかじゃん。それどこ行ったの?」


 つい今さっきサンディはそんなことを言ったが、どの道マリアを連れて行く気などない。そもそもマリアを連れて行ったら大臣達が何を起こすか・・・まぁ、ハンコ押し係のマリアが1人ぐらい居なくなっても業務に支障が出ることはないと思うが・・・だけどハンコ押してもらわないと困るか。


 それなんだよ、とっくの昔に大臣たちなんて辞めててもおかしくないと思うけど辞めるもマリアの許可がいる。無理に辞めようとしたらマリアが大臣達の袖を掴み見上げてこう言う。『やめちゃ・・・だめ・・』

 そう言われたら辞めれない。


「なんの話でしょう?」


 サンディは私わからないと言った感じで小首を傾げる。


「サンディ。よくケチな奴って言われない?」

「そんなこと言われたことはありませんが」


 そもそもサンディにそんなことを言ったら殺されるそれが陛下直轄騎士団の暗黙の了解である。


「ふん、言ってくれるような人いなかったのね」

「陛下と同じで」


 マリアが文句を言うとサンディが受け流す。歯軋りの音が聞こえる。


「人嫌な奴」


「陛下も冒険者登録しときますか?」


 サンディは話を変えようと唐突に違うことを言い出す。


「なんか話逸らされたような気がするけど乗ってあげよう。で冒険者登録したらどうなるの?」


 私優しいからと言った様子で胸を張っている。ついでに声にも出ていたがサンディは無視し、胸元からネックレスを取り外しマリアに手渡す。


「あったかい。何これなんでこんなこと平気でできるの?ずるくない?ねぇ聞いてる。」


 サンディが渡したネックレスの先端に金色のプレートが付いている、それの中心部には白十字が刻まれている。


「金のプレート?本物の金ね。グラム20ぐらいかな?マキシア王国のレートで15万ぐらいね」


「陛下、そんな計算良いのでそれの真ん中を見てください」


 マリアは目が¥となりプレートを凝視していたがサンディが現実に引き戻す。


「冒険者ランク ゴールド 確かゴールドはギルドで明かされている最高ランクの冒険者だけど白十字があるなんて聞いた事がない」


 マリアは記憶の海を探すが白十字のギルドプレートなど聞いたことがない。


「サンディいつから冒険者やってるの?」


「私は、ギルド創設メンバーの1人ですのでそのぐらいのことは簡単です。当時はまだマキシア王国はありませんでしが」

「え⁉︎創設メンバー?ギルドって確か1000年前の原野に商隊の護衛をやってたって言われるあれ?」


 約1000年前。まだマキシア王国がこの世界にその名前を刻む前の話である。



 東の大国 アラグシア  

 西の大国 グルースター・グラフィット

 南の大国 サウスノーベル 


 そしてその当時の最強を誇る


 北の大国 ガウス




 約1000年前は4っの大国が東西南北に分かれて領土を張っていた。そしてその間に緩衝地帯として無干渉地域が設定されていた。そしてその中心に聳え立つ山岳地帯にはエルフの里、亜人の里、獣人の里、ドワーフの森も存在していた


 四大国は敵対はしていなかったが友好的でもなかった。無駄に干渉することはなく手を結ぶこともなく、必要なこと以外には会うことすらなかった。


 そのため四大国は各国の国境線を緩衝地帯として国軍を置かないことを取り決めていた。


 しかしそこを拠点とした盗賊が各国商人の商隊を襲撃する事件が頻発し各国は討伐に乗り出そうとしたが自国の目と鼻の先に他国の軍が居られるのは気分が悪いだから各国は軍ではなく商隊を護衛する護衛組織を共同で設立。そうすればそれは軍ではなく

 護衛組織となり、国軍では無くなる事から各国はこれに賛成し創設メンバーとして4カ国から5人ずつ代表を選出し護衛組織の運営を任せた。そしてエルフなどの里からも同じく5名ずつ代表が選ばれ


 その中の1人がサンディであった。


 さらに各族の代表から1人ずつをその国の代表と決め意思疎通と連携を図った。


 アラグシアからは国王の嫡子

 グルースター・グラフィットからは騎士団長が

 サウスノーベルからは全権大使エドワルド

 ガウスからは国王が直々に

 エルフの里からはサンディ

 その他の里からも重要人物である族長またはそれに次ぐ地位の者たちが選出された。


 代表者で各国がこの会議にかける思いが伝わると言われたものだからこれは違う。

 どの国も厄介ごとを避けたいから重要な人物を送っているに過ぎない。もしここで重要人物が殺されたのであればそれを口実に未来永劫属国にできるとでも考えている。


 そして各族の代表が集まり始まった会議で大まかなことが決められた。


 1.その国の立場はここでは無となる

 2.この護衛隊の名称をギルドとする

 3.各国を侮辱する言葉などの使用は禁止

 4.あらゆる種族差別の禁止

 5.買収、賄賂などの禁止

 6.各国の代表は護衛都市ナルズに常駐する


 7.条文に更新ある場合、代表会議を開く。


 最初の議会で以上のことが決められた。


 それはすぐに使いのものを通し各国に示された。


「なので歴史書に載るような人物みなさん知り合いでしたよ、みんな、私が送り出しましたけど・・・」


 サンディは昔を懐かしむよう目で雲の切れ間から見える青空を見上げる。


「サンディ〜そういう空気やめよう。辛気臭い」


「そうですねでは楽しい話にしましょう。」

補足


この当初のギルドば三木民間というよりも国営に近いものがあるある意味半民半官に近いものでした。


あっそうだまだこの時はマキシア王国は存在しません。もう少しすると時代が移り変わります。

それ書いたっけ?


そして補足2

1000年前を今は四大国時代と呼んでいます。


次話、限定新キャラ続々登場!


そうだ。ここらで一度キャラまとめしたいなーと考えてます。まだ増えるけど。ラノベあるあるだな。どんどんキャラが増える


今日は・・・・お茶を飲みながら明日の憂鬱を思い出して。


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