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将希の異世界日誌  作者: 雄太
勇者編
71/139

第70話 恒例企画!

 

 翌日


 朝9時サンディが予約した居酒屋にはブラム率いる王立騎士団選抜員とサンディが私利私欲のために集めた陛下直轄騎士団50人。そこには三馬鹿は含まれいなかったがどこから情報を聞きつけた三馬鹿も参戦している。そして何故か何もしていない将希招集をかけられた。


「何故俺がここに?」


 将希隣には同期であるリナ、ナナサ、ギアラの3人が一緒にグラスを持ち乾杯の合図を待つ。


「私も何故呼ばれたのでしょう」


 同じく何故呼ばれたの組のリナも同じようなことを言う。


「さぁ?知らん団長に呼ばれたんだしいいんじゃねか」


 本職騎士団員ギアラは自分には関係ないと言う。


「私はリナちゃんと飲めて楽しいけど」

「私もよ〜ナナサ、乾杯!」

「乾杯!」


「お前らフライングだっーの」


 もう1人の本職はただ単にリナと飲めれば良かったみたいだ、よくここの2人は買い物に行ったりカフェに行ったり色々していると団長は嗅ぎつけておりたまに団長の監視という名目で後ろに張り付いている。。


「ほら、団長が出て来た殺されるぞ」

『『大丈夫だって〜ギアラ』』

「なら良いけど」


 若い会話に将希は酒を啜るだけであった。

 団長は裏からジャッキも持ち特設お立ち台に登る。


「今日はブラムの奢りだ!飲め!!!」


 待て状態の犬たちはブレーキが解除され団長が飲めと言った瞬間一斉に歓声とビールがぶち撒けられジョッキが割れる音が混ざる。


 1番の被害者であるブラムは割れたジョッキの持ち手を持ちながらサンディを問い詰めに走る。


「おい!サンディどう言う事だ!説明しろ!」

 ブラムがここに来るまでにすでに団員たちは2杯目多い者は3杯目を空にしようとしていた。やはり酒とつまみは合う!三馬鹿たちがテーブルを独占しオードブルをものすごい勢いで食べ進めているが気持ち悪くなったのか急に手が止まる。


「これ以上食えねぇ」

「サムウェルお前のせいだ」

「ブラッドリーこそまだ全然食べてねえじゃん」

「ブラットリーだ・・・ぅぅ気持ち悪い」

「吐くなら外にしろ」

「なんだお前らもう限界か?」

『『なんだと!サムウェル殺してやる』』

「お前ら!馬鹿なことするな!」


 三馬鹿を後ろで見ていたワジルの喝が入る。


『『はい・・・』』


「お前ら立て」


 3人は立ち上がるとワジルは3人を置いてどこかにむかう。


「サンディ!俺は金は払わねーぞ!」


 サンディはマイクを切りお立ち台から降りる。


「その件でしたら大丈夫です、帰る時に支払せますので、それも酔っているのでで少し多めに取ります。どうです?山分けなど」


「ならいっか」


 ブラムは早くも手懐けられてしまった。


「ほらはら。今日は酒はたんまりと用意してあるからよ」


 サンディは自分が持っていたジョッキをブラムに押し付けると同時に割れたジョッキの持ち手を回収する。ブラムはサンディの熱意に負け飲んでしまった。ここからはサンディの思う壺である。切り口からさらに深く抉る。それがサンディのちっぽけな策略である。


 会場のそこら中で酒瓶が開く心地良い音が

 耳に響く。


「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」

「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」

「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」

「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」

「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」

「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」


「ほら酒だ!!!」


 その頃場の雰囲気に酔い始めた馬鹿共はそんな歌を口ずさみ陽気に変なダンスを踊っている。


「何をやってるのやら。王立騎士団まで巻き込んで三馬鹿め」


 それを側で見ていたギムレットは諦めるように呟く。


 馬鹿な奴らの一派が人サイズもあるような樽酒を抱えて運んでくると、そいつらは歓声を上げる!


『『酒だっ!!!!!』』


 馬鹿な奴らは樽酒に齧り付き開けようと努力をするが誰も手伝おうとはしない。


「開けろ!カール歯で開けろ!」


 馬鹿たちの集まりはカールが開けようとするのを見ながら酒を飲んでいる。


「もういっちょ!」


 誰かがそうワイワイ声をかけると今度は手拍子とビールかけが加わる。手短な他人を巻き込み肩を組みながら酒を浴びる


「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」

「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」

「酒っだ!酒っだ!酒寄っっ越せ!」


「どうします?団長」

「もう好きにやらせとけ実害が出ないなら放置しておけその方が楽だ一層の事ワジルも加わるか?」

「私は遠慮します。」


 ワジルはつい先日団長に唆され酒を飲みまくった挙句団長に偽の記憶を植え付けられたことをここ最近少しずつ思い出していた。


「そうか。なら私は少し頂くか」


 団長はすでに三馬鹿たちの元に向かって歩いている。


「お前ら!」


 三馬鹿はすぐさま逃げようとするがその次の団長一言で目が輝いた。


「私にも酒っ寄越せ!」

『『酒だっ!酒寄っっ越せ!』』


「酒っだ!酒っだ!酒寄っ越せ!」


『酒っだ!酒っだ!酒寄っ越せ!』

『酒っだ!酒っだ!酒寄っ越せ!』

『酒っだ!酒っだ!酒寄っ越せ!』


 団長も何故かそれに参加しワジルやギムレットは酒のせいで相当頭が痛いのかほぼ同時に額に手を当てる。

 ふと将希が団長達の不思議なダンスを見ていると気づく。「なんか増えてねぇか?」

 将希の目は間違っていない先ほどはまだ数が少なかったが酒が回り始めたのか着実にその人数は増えているざっと見でも先ほどの2倍程度には増えているだろう。



 三馬鹿トリオのサムウェルとブラットリーの姿が見えない。


「あの2人どこ行った?」

「そういえば見ませんな」


 まだ酒が進まないギムレットとワジルが気づく。こう言う時は絶対に惨事が起きる。ついこないだも同じような事があったのは2人の記憶に新しい。


「あの2人また大酒飲み大会でも開こうって魂胆では?」


「だろうな、もう諦めた。」


 ギムレットがそう言うとテーブル二つと椅子を4脚を運んでくる2人の影が見える。


「ほら、言ったそばから持って来た」


 ギムレットはうんざりしたように呟くがその目は笑っている。宴には芸がつきものだとギムレット自身も思っている。


「さぁ!!」


 マイクを握ったサムウェルが会場全体の視線を集める。


「今回も開催〜!大酒飲み大会!スペシャルバージョン!!」



またも三馬鹿が大酒飲み大会を開催❗️


今回団長が勝てば3連覇を果たし、史上2人目の殿堂入りとなる。今現在唯一の殿堂入り者はワジルである。


まぁ、殿堂入りはワジルが強すぎたから作られたみたいな物だけど。


と、いうわけで恒例企画しばしお付き合いを。


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