表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
将希の異世界日誌  作者: 雄太
パルク編
25/139

ライフド大河

 

「見えてきましたね、」


 話は現在に戻り将希は見張り台でサンディと共に監視に当たってる。サンディは目がいいのか将希の目には見えないものが見える。


 何が?、


「リベリシュの街?」

「ライフド大河です」


 タイガー?ガオー、すべった、そもそも、タイガーってガオーっ言うのか。まぁ俺の目には蜃気楼?見たいのしか見えない、三馬鹿のせいでおかしくなったのか、サンディさん。出発から1時間程度経った頃、双眼鏡で見張りをしているサンディが将希に双眼鏡を手渡す。大丈夫なのかな本気で心配になるな。


「前に見えています川がライフド大河です。」


 サンディそ前方を指差すが見えるのはなんかボヤけたよく分からないもの。

 何にもないけど?。


「ん?よく見えるな、俺の目にはなんか青いのしか見えないぞ。」


「私。目はいいので」


 そ、そう、何って言ったらいいんだろ。急な視力自慢に流石よ将希でも反応は鈍い。


「そ。そう、」


「その左に見える建物が重量管理所ですそこでカイブロスの重量を計測して、カイブロスを除く重さに応じて税金を搾取したりし。通行の安全を守っています。」


 何にも見えないんだつーの、見えないのに言われたって困る。


「なんか、税金取りまくってるな」


「ええ、大切な収入ですので、しかし高すぎないようにし価格設定はしてますが、少し高いけど出し惜しみは出来ないそんな金額です。」


 サンディは自分の説明に納得したのか頷く。


 収入ね、こう言う時こう言う奴らは取ることしか考えないからな、そこだけは頭が回るんだよな、あいつら何でだろうな、そんなこと考えてる暇あったらやることあるだろって言いたい。そもそもあいつら。質の悪い事に絶対に選挙じゃ負けないし、なんか裏にあるんじゃ無いのか不正だって言いたくなる。言っても変わらないけどね。変わった逆に怖い今まで散々変えなかった奴らが急に180度、態度変えたら俺なら恐怖を感じるな。


「リアルだなぁ、少し高いけど出せないほどじゃない、安全に行くなら払うしかない、」


「ええ。それが政治と言うものです」

「サンディさんって騎士団長じゃなかったの?」


「騎士団長は自由に王宮への出入りもできますので。そもそもの話私は陛下の登用により騎士団長の地位にいますので陛下からの相談もたまに受けます、それの一つがこの関税ですね」


 将希はイマイチ納得は出来てはいないが、これ以上踏み込む気もないみたいだ。


 騎士団の権力ってすごいね、王宮への出入り自由かよ。何でもありだな。


「騎士団って権力あるんだな」


 なんか、そう言う騎士団って中間管理職みたいな感じで上からも下からも文句言われて、住民から嫌われてるってイメージがあるけどな、


「権力があるのは副団長以上ですそれ以外は普通の兵士ですが多少腕前がある事を除けばですけど」


 あの三馬鹿もここに入るのか、変なの。


「あの三馬鹿も?」


「三馬鹿達は力自体はありますが将になれる実力はありません、戦場では遊軍みたいなもので、勝手に動いてそれを盾に私たち本陣が撃ち漏らしたのを叩くそう言った事が多いですね。」


「それで良いのか、騎士団」


 遊軍って名前はいいけど作戦もなく勝手に動いてるだけの三馬鹿。魔物相手ならどうにかなるのか?


「あの三馬鹿に作戦だとか説明しても忘れますのでならばジョーカーとし好き勝手暴れてくれれば敵の油断を誘えることもありますし、それでたまにこちらに被害が来ることもありますがね、」


「そ、そうなんだ。」


 団長も大変だな、俺、知〜らない、関係ないし。


「そうなんです、私、意外と大変なんです。あの三馬鹿はたまに優秀な成績を残すので厄介なのです、いつもは役立たず何ですがたまに美味しいところを掻っ攫って行って賞賛されたり、普通なら悪手になるはずが何故か良い方に作用して、功績を上げたり、それだけならば良いのですがたまに大惨事を起こし私が後始末に追われることもしばしば、」


 サンディは色々不満が募っているのかそう早口で捲し立て、最後の後始末のイントネーションを強める。


「そ、そう、三馬鹿のせいで酷い目に」


 将希はそれだしか捻り出すことはできず、サンディの信頼は得られきれなかった。



 ●



「ここがライフド大河です」


 サンディが指差す先は海対岸が見えないほどにでかい川。そこには先が見えないほど長く太い橋がかかっている。


「でかいな。なんだよこの川幅。」


「川幅は全長30キロこれは1番短いここでの距離です。1番幅があるところでは100キロを超えます」


「それもう川じゃねぇじゃん、」


「川ですよ間違いなく、ライフド大河は我が国最大の全長600キロを超える湖から水が供給されているためこのサイズになります。」


 そりゃそうだけど……なんだって?全長600キロの湖?、だけど地球には日本とほとんど同じサイズのカスピ海があるからまだ可愛いいものか?ってあれ海だっけ?。知らん。まぁいいか。


「カイブロスは泳げないのか?」


「泳げますよ、しかし上にこれを背負っているため泳がせはしません、カイブロスは地上でも圧倒的な強さを誇り、海中でも最強の位置にいます。」


「陸上でも海上でも最強かよ、なんだよそれそもそもこいつ食わせるだけのエサがあるのか?」


 向かう所敵なしかよほんと最強だな生物のレベルを超えてる。こんなのよく生息できるな、


「カイブロスの成獣は餌は食べません、先日みたいに襲ってきたブロリアなどを食べますが、成獣になると魔素を食べ生命を維持します。」


 餌食わなんだ、それなら異世界だあり得る。なんでもありだな、もう……。


「へぇ、もう食べるって域は超越してるんだな」


「その通りです、もしカイブロスが本気で餌を食べるようになればカイブロスの腹を満たせるサイズの動物は2ヶ月で滅ぶと言う研究結果があります。たとえ幼体でも1月に一体ブロリアを餌として与えていますそれも生きた魔物または動物しか食べない偏食家なのでかなり飼育費用がかかりますがそれ以上にカイブロスは戦争であったり輸送などで強力な切り札となりますのでわが国でも多少の無理は忍んで、飼育をしています。」


 まじかよ2ヶ月で滅ぶ、うわー、世界の終わりだな、もうなんなんだろうな。よくわかんら。


「もう、すごいなそこまでして飼い慣らさないといけないのか」


「飼い慣らせなかった国は全て歴史上から消えました。一方歴史上1番最初に飼い慣らした帝国は今も世界最強の軍事国家として君臨していますが。」


「カイブロスは何体持ってんだ帝国は?」


「極秘情報ですが間者によりますと100を超えるとの情報があります我が国でも実用可能なのは20にも満たないのに」


 100とか20とかなんか桁がよくわかんないな多いのか少ないのか、だけどこれが100居るってなったら、相当なものか、


「帝国でも我が国でも繁盛に取り組んではいますが生物の頂点です産まれる子供の数も少なく、我が国では10年かけて2頭産まれる程度です。」


「まぁ、生態系の頂点の生き物がどんどんどんどん子供産んだら世界は終わりだな、」


「ええ。そうです」


 どの世界も同じか人間が異常なのかもね、生態系のピラミッドから外れてるしね。


「帝国ってそんなにすごいな戦争でも起こせるんじゃねぇか?」


 ふと、将希の頭にはそんなことが浮かぶ。

 その疑問にサンディが丁寧に答える。


「それは大丈夫です。世界条約で他国との戦争は禁止とされています、たまに内戦が起きますけど放置ですね国ではないので内部の問題に他国が干渉しても面倒なだけですし、そもそも内戦で興した新たな国は世界条約への加盟は認めてませんが。」


「世界条約?そんな、条約まであるんだすごいな、」


「その他にも海上条約と言う海の航路の安全を守るための条約がありますこれから向かう湾岸都市リベリシュもその一つです、各国が各国の責任で航路に住み着く海洋性の魔物や海賊などの取り締まりなどをしています。」


 ちょっと待って。各国が各国の責任?


「それって国にとったら利益も何もなくないか?だって自分の金でやるんでしょ、それに何かあったら全責任負わされるそう言うこと」


「だから世界各国キチンと守っています

 賠償金が高くつくのでそれに故意に安全を乱したら世界条約からの除名をしますし」


「それってわかるの?ちゃんと仕事やってるかどうかなんて」


「そこなんですの!」


 サンディは珍しく声を上げる。


「そ、そこって?何」


「全世界が海洋同盟を結んでいますこの意味がわかります?」


「だから、全世界が結んでいるつまり入ってない国がないから……あっ、人員を送れるんだ」


「そうです、そうなんです、各国は毎年抽選された国に人員を送ることになっています、つまり仕事をしているか監視する監視団を送っていて居ますので不正は起きにくいですね必ずしも完全に防げると言う話ではありませんがそれでもないよりマシです」


「では、これから橋を渡ります、まぁ見ていても景色は変わりませんが。」


 サンディの言葉通り橋を渡っていても景色は変わらずでかい川は見飽きた。


「どうですか、」


 橋も中盤を過ぎ対岸が見えてきた頃サンディ聞く。


「変わりませんね、」

「騎士団員達も全員そう言うんですよ」

「あはは。そう、」


 将希は愛想笑いしかできない。何か言ったら絶対嫌な目に遭うと分つわているからである。


 その後もポツポツ話は出るけどリターンがなかなか来ない。状態が続く。


 ●


 川を渡りきりすぐに目の前にはパルクとは違い城壁などがない街が見えてくる。


「ここがリベリシュです。」


 サンディは飛んできた伝書魔法がかけられた通行書を送り返す。


「パルクよりもでかいな」


「パルクよりも人口も多く土地も大きいです」


「で、今の手紙は?」


「今のは陛下より賜った通行許可証ですパルクは城壁があるのでそこで見せることになりますがここは無いのでこうして伝書魔法で送り、許可があること示しています。」


「ふーん何でもありだな、もう」

「ええ、何でもありです。」


 ●


ちょっと雑ですいつか多分直します。やる気になったら。


湾岸都市リベリシュ、マキシア王国最大の軍港と交易港が事実上一体化した海運の要所である。


ここは世界の交易品が集まり全世界の文化入り混じる、時代の集合体とも言える場所。


リベリシュは簡単に言えばこんな感じ、続きは次回!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ