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将希の異世界日誌  作者: 雄太
騎士団編
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転生の神ここにあり。

 

 目の前に玉座に座る純白のドレスを豪華に着飾った若い女王、まだ20にも満たないような若い容姿、一度でもこの顔を見たならば、惚れる、いや、自分には高すぎると言うほどに。



 その女王は皿に乗る、卵焼きを一口その小さい口に頬張る、数時間にも感じられるほんの僅かな時、無音が続き。フルフェイスの騎士が女王に駆け寄る。



「陛下、お身体の方は大丈夫ですか」


 騎士は女性なのか少し高めの声がヘルムに反響する、何を言っているかはわからないが喋り声、聞こえ、女王は少ししその騎士の胸を押す、

 その騎士は何か言われたのか少し頭を下げて後ろに下がる、

 女王はゆっくりと顔を上げ俺に見つめてゆっくりと口を開く


「其方、私専属の料理人になる事を命じる、異論は無しだこんな美味い飯は初めてだ、其方の名前は、」


「俺の名は……」









 永遠の時が経ったと錯覚するほどぐすっりと寝ていた。


 長〜い長〜い、夢を見ていた気分だ、

 明るく、暖かく、人の温もりを感じられる、心落ち着く夢を、だけど内容は全く覚えてない、





 音もなく温度も感じられない快適な真っ白で永遠の広さがあると錯覚するほどの大きな部屋、ちびっこ胸無し女神が俺の前に少し浮いた状態で佇む、俺が目を開けると。ハイトーンの耳に響く嫌な声を出す


「パンパカパ〜ン、おめでとう!君は見事厳正な抽選の結果、超!ラッキーな君には異世界への片道切符をプレゼント!ドンドンぱふぱふ!さぁ!異世界に行こう!」


「はぁ?、異世界?あんた誰だ」


 これこそ夢か?だけどそれにしては鮮明だな姿形はっきり見える声も耳に聞こえる。


「と、言うわけで君は死にました!やったね、そのおかげで異世界に行けるんだら、何年振りだっけなこれやったの、まぁ、良いやいってらっしゃい!」


 俺は無意識にそのロリ女神を掴み引き留める。


「待て!何が異世界だ!俺が死んだって?お前、そのコスプレなんなんだよ、揶揄っているのか俺が面接落ちたからって、おい!なんか言えよ!」


 ロリ女神はこんにゃくのようにプルプル前後に揺れる、そのさほど豊かでもない胸が揺れる。


「あーぁら、面倒な事になったの〜、気づいちゃったか〜面倒だな〜どうしよう、面倒、まぁ、良いやどうせ教えないとマリアがうるさいし」


 1人腕を組み、そうブツブツ呟く、行ったり来たり宙を浮く。


 そして俺の前に立ち、両手を広げる、


「仕方ない、迷える魂よ、少し話をしよう、この世界は、んーなって言ったら良いんだろうな……神々の部屋、なのかな、で私はその神の中の転生の神、アレス、まぁ、死んだ人を管理してるだけ、ほとんどの死んだ人はね、その惑星で違う生物に記憶もない状態で転生させるんだけどね、飽きるでしょ、同じだと」


 何を訳のわからぬ事を言ってんだこのロリ?転生?飽きる?何に?



「は、はぁ?そうですか、飽きる?」


 なんだよ飽きるってそれで良いのか神々よ、こんな奴らが神だとは信じたくない。


「ねぇ、君、今ひどいこと考えなかった?みんなが想像するよな巨乳ばかりじゃないのわかる?まぁ、良いけどね、それで飽きるのね、だからたまにね〜こうやって異世界に送るの、面白そうだし、まぁ、本当は適当に人、殺してなんか良い感じ風に洗脳して送るんだけどね、今日は暇だから適当に死んだ人から選んであげたの、それでどう、行く気になったかな?新たなる世界、 the NEW WORLD let's go」


 どこに、ってかいつもは人殺す?神が?まじかよ。


「はい?」


「おぉー良い返事だね、行ってみよう!レッツゴー」


 アレスは左手を挙げて手のひらに光が現れる、


「神々よ私の顔に免じて迷える魂を新たなる世界へ」


「待て!誰が行くなんて言った!まだそんなこと言ってないぞ!」



「んーまた、まだ何かあるの?もう行けば、どうせここでの記憶は消すのに、まぁ、君の世界でいう異世界チートはあげるんだけどね、、君に合うのねー、んー、」 


 そう言い中二病のように目に指を当て透視でもすらかのような佇まいになる、。


「現世だと調理人志望なんだね、その夢異世界で叶えると良い、まぁ、異世界って言っても魔王が〜勇者が〜とかじゃないけどね多分、私もどの世界に送られる知らないんだよね、観れるけど、そうだあと力もあげないとね、だってせっかく転生したのにすぐ死んだら可哀想だしね、」


 今度こそいってらっしゃい!


 そう言い、手にはまた光が集まる、


「待て!おい聞いてるのか!このロリ!」


「聞こえな〜い、何かな?」


 あはははあははは、


 ロリの笑い声だけが耳の奥に残る。


 あっ、そうだ。…………だからね、


 そこで俺の意識は消失する。  



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