後始末
『サンディ。
普通の衛兵じゃニコラウスを拘束するのは厳しいだからお前来い。
もっと早く言うべきだったと思ってる。悪い悪い。あはは』
グランドはあの時わざとサンディを引き止めることをせず帰らせ忘れてた風を装い嫌がらせの手紙を送った。
サンディはそのあとすぐ怒りに身を任せグランドが待つギルド本部へ再度出向くこととなった。そのおかげがギルド本部のドアの修理代が何故か王城に請求された。
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そしてリベリシュへ旅立つ
今日の、主役サンディは居酒屋のテラスですでに三馬鹿に囲まれていたがしかし潰された。
「団長。俺は一生、団長のことは忘れません。」
と殺したくなるような笑顔で笑いながら泣きながら三馬鹿三人衆の1人カールは殺された。君の犠牲は無駄にはしない(棒)まぁ1人消えても問題ないが。
「何やってんだお前……死にたいなら死にたいって言え、苦しませながら殺してやる。お前らの管轄だろ三馬鹿、連帯責任だついでに死ね」
団長は後ろでただ面白がりながら眺めている三馬鹿三人衆の、2人つまりサムウェルとブラッドリーやらブラットリー(どっちだっけ)に死の視線を贈る。
流石に公共の場、サンディは自分の剣は抜きたくないようだ。そもそも人の血が剣に付着すると非常に落としにくい。潔癖症ではないがサンディはなるべくなら対人は他人にやらせたいと思っている。
サンディ達の目の前には公営のカイブロス乗り場に留まるカイブロスが2頭出発を今か今かと待っている。カイブロスは基本2頭での運行となる。
流石に直轄騎士団のほぼ全員が集まる今日、全員を乗り場に集まらせるのは迷惑になるだろうだから少し離れたカイブロスが見える居酒屋を貸切にし送別会を行っている。団長が乗る予定のカイブロスは午後の便である。まだ1時間近くはどんちゃん騒ぎが続くと思うとすでに団長は嫌な気分になる。
「ギムレット!カールを少し絞めろ」
「イエッサー、団長!」
今はまだ直轄騎士団の団長はサンディである。だから命令が効くが団長がここを離れたらギムレットが臨時団長として期限付きで就任することになっている。
ギムレットは半ば強引にやらされることになったがいつもいつもあの団長と陛下に散々な目にあっているギムレットは気づいた……サンディは実質陛下よりも上の立場である。だから俺様は陛下よりも上の立場だと勘違いしている、上手く使えばマリアへあれこれピーなピーな命令を出来るかもと思っているが……この後何があったか誰も知るよしはない。
「ついでに再起不能にでもしてやれ」
受け取り手によっては『再起不能』と言う単語にはいろんな意味を感じるな。とそれを見ていた団員達は皆一様にある場所に神経が集中する。
しかし見送りと称してここに逃げて来たマリアは『面白そうね』と笑う。
ニコラウスが捕まり、後日処刑される事が決まった、そのためこれからのマリアにとって安泰の日々が始まると思われていたが……ニコラウスの代わりの大臣はすぐに見つかり、マリアの市井での確保係はギムレットにやらされる事が無事決定。ギムレットは拒否したが団長相手に拒否できるはずなくあえなく逃げ道を塞がれた。
そして王城内での確保係はニコラウスの次の大臣となったペルシア・サンドリクスが後継として陛下確保に努めることとなった。サンディからの許可もあり多少強引な手段も使えると2人にはサンディ直々に通達された。
「陛下、そろそろハウスのお時間です。仕事が残っています。」
お目付役として同行していた銀髪ロングが似合うペルシアは機械音と間違えるほどに冷たい声でマリアの後ろに立つ。
「ヒェ!助けて、私の部下達。私を助けて!」
マリアの悲痛な叫びで全団員はマリアを救出に向かうとするが、『お前達動いたら殺す絶対に殺す』そんな死線を浴びて反転逃げに走る。
「裏切り者!」
ペルシアに肩を掴まれ逃げようにも逃げ出せないマリアは叫ぶ。だが誰も助けに来ない。
「まだ!ニコラウスの方がマシだった!騎士団の名折れ!今度のお目付役が女だからって酷いわ……・」
マリアの瞳には光透明な液体が頬を一筋流れる。
「うぅ……たす……けて、くすん、」
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短編
『役立たずを追放した勇者、全員に見限られる』
更新しました❗️
是非ご覧ください❗️
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