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将希の異世界日誌  作者: 雄太
第1.5部 その後
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冒険者試験Part1


1話

 

 カフェに向かった2人はコーヒーを頼みそれを受け取り適当なところに座る。


「サンディはブラック?とアイスね」

「少しミルク入れますが」


 サンディはブラックコーヒーに少しミルクをいえるというなんとも言えないいつもの癖を見せる。マリアはカフェオレにケーキを頼んでいた。スイーツリナ監修の物だかアレンジが加えられている。


「また、スイーツリナですかそれもアレンジが加えられてますね」


「いいでしょー。これね私がアイデア出したの」

「だと思いましたよ。スイーツがあるところには必ず陛下がいますからね」

「そうなのよね〜巷じゃスイーツあるところにマリーありって言われてるわ」


「あっ!私の!」


 頭が痛くなったサンディはいつものストレスを返すようにサンディのケーキの半分を無惨にも奪い取る。


「なら今度から先に食べましょう。」

「いー。嫌な奴なのー」


 マリアは不貞腐れ、もう良いですと言った雰囲気を出しサンディに油断を誘うがその目はばっちりアイスに向かっている。ついでにでも出ている。だがヨダレは出ていない。


「陛下。それは私のでは?」


 こんな堂々と見られているのに気づかないサンディではないのでマリアに釘を刺す。


「半分こしない?」



「嫌です。」

「ケチ」

「ケチで結構」


「良い天気ね」


 露骨に話を変える。


「今日は曇りですけど陛下。そしてその手はなんですか?」


 マリアの目線は窓の外に向いているがスプーンを持った指はアイスのカップとは違うところをさしている。それはカタカタと何回も違う場所を探す。


「いやー。け、ケーキが食べたいなーってえへへ」


 そのスプーンはゆっくりと自分のケーキに向かう。流石に現行犯ではアイスは盗めないようだ。しかしその目はアイスに向く。


「陛下、ご自身でお買いになればよろしいかと。そうすれば永遠に食べ放題です」

「私のお金が減る〜」


 たとえ今持っているお金を使い切ったところでマリア予算の0.05%にも満たない。

 サンディは、それを知っているのか頭痛がしたかのように額に手を当てる。


「陛下の予算は無限では?」

「私にだって予算はあるわよ、サンディの歳のように増えていくことない。」

「陛下。女性に年齢の話をするなど教わりませんでしたか?」


 エルフにはもちろん人間にとってもレディに年齢の話をするのは御法度である。

 そのためかサンディの額には怒りの文字が幻覚として現れる。それは口調や、仕草にも表れ、今もサンディの靴がカタカタと音を鳴らす。


 ●


『陛下直轄騎士団団長 サンディ様 

 マキシア王国女王陛下 マリア・マキシア様

 ご準備が整いました。至急、受付まで来てください。』


 アマンダのやる気のないダラダラとした声と共に業務放送が聞こえる。

 サンディの名前が出たところで誰も反応すらしなかった。サンディがここに顔を出す事は珍しいことではなく多い時では1週間連続で姿を見ることさえあったが、「女王」という一音が流れた瞬間ざわめきと視線がそこら中に飛ぶ。


 特に円卓でビールを飲んでいる、中年3人組の声がよく通る。


「おい、聞いたから、女王陛下がここにいるのか?うんなバカな、国のトップなんて市井に降りてくるはずねぇと思うけどな」


 泡髭をつけた男がヒソヒソでもない声でヒソヒソ話をし始める。


「・・・いないならそんな放送する意味がない。と思うが?」


 ハゲ頭の頬に一筋の傷がある男がそう返す。


「正論好きだなー」

「俺ら、酒飲み過ぎたが?」


 ビールジョッキを抱えた男がそんなことを言う。


「わけないだろ。お前以外はな。飲み過ぎだ」


 泡髭がツッコミを入れる。


「それでなんで陛下がここに?」


 ハゲ頭が話を戻すと泡髭が「俺、知ってるぜといった感じで話し出す。」


「風の噂によると陛下と騎士団長は百合みたいだ、よく市場で手を繋いでいちゃついてるところが目撃されてるって話を・・・」


 聞いたと続けようとした泡髭だが後ろからとてつもない殺気が飛ばされ、身体が動かなくなる。


「少し、泳がせていれば、これ、ですか」

 死にますか?幻聴が聞こえる。


 ランクの低い冒険者であれば声だけでも狩れると言ったほどに殺気の刃がその声に籠る。

 声で人を殺せるはずがないが、泡髭は殺されると生物的本能が全身に警告を発する。少し動けば切られる。長年の勘が泡髭を支配する。


 サンディの殺意を身に浴びた3人は急いでジョッキに残った酒を飲み干し逃げ去る。

 その背中にサンディ恨み節がさらに突き刺さる。


「酒だけは飲んでいくのね。逃げるなら最初から言わなければ良いのにね、」


 もう少しその場にどどまっていたら3人の身体は6っの部位に分けられていただろう。


「サンディ、それ怖い。」


 逃げ去る3人の背中を見るサンディの眼はレーザーが出そうなほど鋭く、視線だけでその心臓に穴を開けられるほどである。


「陛下。陛下本来の馬鹿なお姿を言い広められないように奴らに死んでもらっても良いかと思いますが」

「どっちの姿?執務室で仕事してる方?それともだらけてる方?それかこうして市井に出て来てること?」


「二番目の方でしょう。」

「なんでよ、私だって仕事してから怠けてるじゃん」


 一応、仕事を適当に片付けてからだらけたりしているが・・・。それでもたまに、仕事の最中に大臣を簀巻きにしたり、目を盗み外に出たり、トイレに行くふりをしたり、疲れたーと駄々をこねたり、何事もないように平然と外に向かったり。あの手この手で執務から逃げようと努力をしている。


 ここ最近大臣たちもマリアが執務から逃げることは分かりきっているからか、駄々を捏ねる前に重要な仕事をやらせいつ逃げ出しても良いようにそこまで重要じゃないことをやらせる事を諦めている。一度騒ぎ始めるとうるさい。だから一回逃げてもらいリフレッシュしてから捕まえ再度執務をさせている。それでも稼働時間は短くなるが。


 サンディは三馬鹿トリオが去っていたってのを見て満足したのか、カッカッと足音を鳴らしながら受付に向かうがその表情は先ほどとは別で苛ついている。


「私たちをいつまで待たせる気?」


 受付に着いて第一声がこれである。だからサンディに彼氏ができないのではとマリアは思ったが口にはしなかった。それは賢明な判断であった。


「サンディ、やめてあげなよ、逃げられるよ、今の時代そういうことやるとすぐ辞めるよ。私のところも何人も辞めたし私も辞めたい。」


 だがそれ以外のことは口にし反感を買っていた。


「陛下はそう言った事はしないでいただきたい。ただでさえ大臣達がうるさいにこれ以上うるさくなったら迷惑です。そもそも辞めて行った者達は陛下の行動が原因では?」


「サンディの所からも脱落者という名の脱走者が出てるって聞いたよ」

「彼らは自分の意思で騎士団に入団し

 彼らは自分の意思で騎士団を退団しただけです。」


 まるで機械音かというほどに冷たい声であった。

 私には責任などないと言いたげだ。



記念すべき100話まで・・・じゃらじゃらじゃらじゃん!


1話‼️


諸々含めれば100話到達‼️


さて100話記念エピソード、怒涛の展開、驚愕の展開ありそうだけだ、少しオーバーする可能性が高い。

だから101話か102話あたりになりそうな気がする。


そんな上手く行かないからな。

そこは申し訳ない。頑張って努力したけど行き当たりばったりじゃ無理だな。


今思うと真面目に書いたのかな?

書いてないな、適当に適当なことを書いていたらこうなった。


適当って悪い意味じゃないんだよね、


ほら締まらない。



もしかして昨日3って前書きに書いたかな、調べよう

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