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狂乱モラトリアム  作者: 雨狂 水音
4/5

-4-

 4月下旬。街路樹の桜は殆ど散ってしまって、初夏の頃に鮮やかな緑色となるための準備を整えている。

 この街路樹は、通勤コースからは少し離れたところにあって、桜が満開の頃に何度か冬暁と通った。瞳の青色が空と馴染むのか柔らかい雰囲気が春らしいのか、冬暁は桜がよく似合って、思わず見入ってしまったものだ。どこか儚げな女性的な笑みも、関係しているのかもしれない。

 俺の少し先に立って。桜が散り始めていく中で、ゆるりと振り返って笑うのが、妙に綺麗だった。


 「綺麗だね、夏月」

 「ああ」

 「……来年、ふたりだけでお花見しようよ」

 「そうだな。ふたりで」



 俺は、花見は嫌いだが、冬暁と一緒ならいいと思った。

 何も花見自体が嫌いなわけではない。環境問題がどうとか桜への冒涜だとか何か、そんな事を言いたいわけでもない。そもそも、親しくもない者同士で集まって、やれ飲め食え騒げと言うのがバカバカしいと思ってしまうのだった。

 しかも、花見というのを口実にされている所為で、断れば今しか見られないんだからだの非国民だの言われる。どうせ連中も花なんて見ていやしないくせに、桜を口実に参加を強いられるのが鬱陶しい。

 かと言ってそんな事を言うのも憚られ、大学の花見パーティー(そもそもこの言い方にも疑問を感じる)に行った時の事。その時の流行りのタレントだの彼氏彼女だのそんな話に馴染めず、のんびりと桜を眺めていたら、花ばかり見ていないで会話に加われよと言われたのにはつい絶句した。


 そんなわけで花見は嫌いなのだが、冬暁と一緒ならきっと楽しいだろう。

 折角行くならゆっくりしたいし、あまり人のいないところがいいよね、なんて言う冬暁を見て、その安堵は確かなものになったのだった。



 今日は、冬暁は早番だが俺は休みだ。春物のセールなんかやっていないかと服を見に行ったが、春物はあまり安くなっていないし寧ろ店に並んでいるのも夏物が中心になっていて、紫のカーディガンだけ買ってきた。




 緑色の木々が並ぶ通りを抜けてエデンへ戻ると、五城さんと七森が何やら階段の下で会話をしていた。

 ……いや、会話というには、不穏な空気だ。必ず通るような場所をそんな空気にするのはやめてほしい。貼り出されているスーパーのチラシを見るフリをして聞き耳を立ててみると、どうも喧嘩ではないようだが。


「……っう、ご、ごめんなさい……ごめんなさい」

「だから……もういいっつってんだろ。悪かったよ」

「ち、違うんです、悪いのはオレなんです、ごめんなさい」


 七森が今にも泣き出しそうな顔で硬直していて、五城さんが心底困り果てた様子でその前に立っている。身長差は20くらいありそうだ、迫力がすごい。

 一見五城さんがいじめているようにも見える体型差と七森の様子だが、五城さんも謝っているのはどういう事なのだろうか。正直あまり関わりたくないが、第三者が介入した方が早く解決しそうな気もする。俺は早く部屋に入りたい。


「どうしたんですか」

「ん? ……あー、一前か。何でもねぇよ、俺が悪いんだ」

「ち、違います、五城さんは悪くないんです、オレが悪いんです」

「…………とにかく、話を聞かせてもらえますか」


 関わらなければ良かった。不機嫌そうな五城さんと、怯えきった顔の七森に挟まれてみて心底そう思ったが、乗りかかった船は漕がなければ沈没だ。


 嫌々話を聞いてみると、何ともくだらない事だった。

 七森が夕飯の買い物を済ませてエデンに戻ってくると、丁度五城さんが階段の上から降りてきて、出会い頭にぶつかったのだそうだ。そうして五城さんが手にしていた保冷バッグが落ちて、中の瓶が割れてしまったらしい。それで五城さんが「気を付けろよ」と荒く言い捨てたところ、……こうなったのだそうで。

 五城さんもそんな言い方をしないでも良かったと思うが、七森の怯え方は異常だった。いや、確かに五城さんは怖いが、割れた瓶が入っているのであろう保冷バッグを見つめながら小さく震えている様は、あまりに過剰反応だ。

 五城さんが七森に近付いて宥めようとすると、七森はまた過剰に肩を跳ねさせて、何だか五城さんが可哀相にすらなってくる。ましてや、中身の入った瓶を持って外出するという事は、これから仕事なのだろうし。

 五城さんは苛立ち始めているのか、若干呼吸を荒くしていて溜息が増えており、俺まで息が詰まる。さっさと仕事にでも行けばいいのに、放っておけない性分なのだろうか。七森の方を見てみると、右手で自分の左手首をきつく掴んで、まだ小さく震えている。取り敢えず、こっちを何とかした方が早そうだ。


「……七森。別に、五城さんだって怒ってないんだから。次から気を付ければいいだろ」

「っ! ご、ごめんなさい、ごめんなさい、」

「俺も怒ってない。取り敢えず、部屋に戻れよ。な」


 なるべく優しく語り掛けたつもりだが、どうも上手くいかない。溜息を吐くのさえ躊躇われて救いを求めるように周囲を見回していると、段上から四ノ宮さんが降りてきた。

 ……八重咲さんならまだしも、四ノ宮さんが来たところでどうかなるものだろうか。ゆったりとした表情が今は無性に気に障った、そんな顔をしている場合じゃない。

 が、事態は思わぬ形で展開した。まず驚いたのが、五城さんが階段の降り口から咄嗟に身を退けた事だ。…いや、そうするのが当然なのだが、五城さんの動きは、何というか、不自然に機敏だった。

 四ノ宮さんと五城さんを交互に見ている俺を尻目に、四ノ宮さんはこの状況を一度見て何か判断したようで、五城さんの背にとんと手を添えて段下――俺達の傍から数歩離させた。


「五城さん」

「……四ノ宮サン……」



 四ノ宮さんの手――左手は、パッと見こそ人間の素肌、手と変わりはないが、やはりよく見ると光沢などの差異が気に掛かる。あまり見るのも無礼かと思うが。

 手と同じくらい、寧ろそれ以上に気になったのが、五城さんの態度だった。階段の降り口を隔てて改めて俺達に、と言うより七森に向き直ると、その長身を腰から少し曲げて、若干弱気そうに声音を落とした。呼吸は、まだ荒い。


「……とにかく、悪かったよ。俺も気を付ける」

「五城さん、お、オレ、あの」

「さっさと部屋に戻れよ!」

「ご、ごめんなさい」


 またこれだ。見ている方が頭痛がする。

 が、五城さんの様子もおかしい事が、次第にわかってきた。喉を鳴らして苦しそうに呼吸をし、顔色も悪くなって今にも倒れそうになっている。七森への罵声も、そんな自分を見られたくなくてしているようだ。

 過呼吸、というやつだろうか。大学生の時に、一度見た事がある。その時は背中をさすってやる事しかできなかったし、俺も正しい対処法は知らない。

 縋るように四ノ宮さんを見ると、四ノ宮さんはこんな状況だと言うのに落ち着いた様子で、大丈夫ですよ、なんて言っていた。

 何の根拠があるわけでもないのに何となく頼もしいその言葉に押される事にして、俺は七森の背を軽く一度叩いて、部屋まで送ってやることにした。時間にすれば30分も無かっただろうが、何だかひどく疲れた。

 四ノ宮さんと五城さんは一体どういう関係なのだろうか。それも気にならないではないが、考えたって仕方無いし、俺には関係の無い事だ。とにかく、次からこういう事には巻き込まれたくない。声を掛けた俺の、自業自得ではあるが。


 七森の部屋の前に着くと、少し落ち着いたらしい七森が、俯きがちにまた謝罪してきた。


「気にするな。……寧ろ、そんなに何度も謝られる方が俺は困る」

「すみません……あ、また」

「……」

「五城さんは、大丈夫でしょうか」

「さあな。四ノ宮さんが大丈夫だって言うなら大丈夫なんじゃないか、何か手慣れてそうだったし」

「……あの、オレ、五城さんが嫌いなわけじゃないんです。でも、その、煙草の匂いが苦手なんです」

「そっか。俺も、そんなに好きなものじゃないよ」


 いきなり、しかも俺に弁解し出したりして何がしたいのかわからないが、五城さんに過剰に怯えていたわけは何となく繋がった。あまり良くない思い出でもあるんだろう、この謝り癖らしき性質からしても。謝り癖とその思い出と、どっちが先なのか知らないが。

 七森は、そんな俺の思考を阻むように、何があったってわけじゃないと思うんですけどね、なんて付け加えてきた。自分の過去だと言うのに思うとは何だと思ったが、あまり深入りされたくないんだろう。ふうん、と適当に返して、その場を離れようとすると、また呼び止められた。早く帰りたいのに。


「あの。一前さんって、優しい方なんですね」

「どうして?」

「ドアの前まで送ってくれたりして、話を聞いてくれて」

「別に……」


 それくらいで優しいとか言われる筋合いは無いし、話だって七森が勝手にしてきた事だ。そのくらいの事で優しいとか言われるのは、逆に負担に感じる。


「……たまたま、七森と五城さんが俺の通り道にいたからだ。優しいとかじゃない」

「それくらいでいいんです。優しくないんだとしても、オレは嬉しかったです」


 眉尻を下げて切なそうに笑う七森を見ていると、何となく妙な気持ちになった。



 ――それくらいでいい。

 その言葉には、共感できる。

 通りすがり様に人を救える人だって、そうそういるものじゃない。今回は四ノ宮さんが助けてくれた形だが、これが街中だったら無視して通り過ぎる人ばかりでもおかしくはないし、一方の話しか聞かずに余計な口出しをしてくる奴もいる。

 自分の通り道にいたから。自分のできる範囲で。余計な事をしない。その程度の気遣いは、俺も受けていて丁度いいし、それで救われているなら良かったんじゃないかと思う。


 他人からの親切というのはとにかく重い。恩には恩で返すだの、助けてやったんだから礼を言えだの、そんなのが透けて見える奴も珍しくない。そういう奴には手を差し伸べられたくない。

 人は人と関わらなくては生きていけないと言うが、俺は、そこにその役割のものが存在していれば充分だと思っている。買い物にしても、その他公共の場にしても、いつか科学が発達して正確な全自動になったら、誰が困るだろうか。勿論、金銭面などで生活に困るという事は除外して考えた場合だ。

 人に依存したい奴は勝手に依存していればいい。が、注いだ愛情と同等以上の見返りを求めるような奴は、俺は嫌いだ。それこそ、花見に誘ってやったんだから会話に参加しろとか言う奴。

 そんな考えこそ、幼くて偏狭なのだとわかってはいるが。



 七森と適当に会話をして別れると、部屋に戻った。何気無く段下を見たが、四ノ宮さん達の姿は見当たらなかった。何処かに移動したか、あちらも解散したのだろう。

 夕飯は何にしようかと冷蔵庫を覗いてみると、中途半端な量の食材が入っていた。今日明日の分はあるが、明後日以降はちょっと考えて作る必要がありそうだ。

 明日から遅番の連勤になる。疲れたついでに今日買い物を済ませておこうと、帰ってきたままの格好でまた靴を履いた。仕事前に買い物を済ませていくというのもちょっと面倒だし、下のスーパーは22時で閉まってしまうから、遅番帰りに寄るには慌ただしい。


 ついでにクリーニング品を出して買い物を済ませる。先日十時さんに勧めたクッキーが安くなっているのを見て、籠に入れた。たまに甘いものが食べたくなる。

 (あれから十時さんに逢った時、本当に美味しかったよと礼を言われるまで、勧めた事など忘れていた)



 階段を上って部屋に向かう。時刻は18時前。そろそろ冬暁が仕事を終える時刻だろう、残業になっていなければ。

 冬暁は、接客スキルは確かに尊敬できる。笑顔も自然だし、言葉遣いも慇懃すぎない程度に丁寧だし、動作がスムーズだ。顔立ちも整っているので、やたらと様になる。

 その反面、伝票の管理や事務処理となると若干要領が悪く、他の人に用事を言い付けられれば引き受けてしまうので、早番でも大体19時くらいまで仕事をしている。俺が一緒に早番の時はまだいいが、こういう時は心配になってしまう。

 とはいえ、断れないのも冬暁に責任がある。1時間が苦痛になったり他に支障が出るのなら断るべきだし、断る方が苦痛だというなら俺にできる事は無い。時々見ていて歯痒い事もあるが、子供でもないのに俺が口出しするのもおかしな話だ。


 春の夕方は気候が丁度いい。少しばかり肌寒い気もするが、俺は暖かいより涼しい方が好きだ。穏やかな風を頬に受けながら視線を上げてみると、六辺さんの部屋から人が出てくるのが見えた。


 ――六辺さんとは、正直、未だに関わり合いになりたくないと思っている。いつだったか、夜中の23時半過ぎだかにコンビニに用事があって外に出ると、六辺さんが3階の通路に佇んでいて、飛び上がるほど驚いたものだ。何せあの容姿が不健全だと思う。

 わ、と声を出してしまったら気付かれたので、何してるんですか、と聞いてみたところ、12時になると魔法が解ける筈なのにお姫様が未だに来ないだのとのたまっていた。

 そうですか、と適当に聞き流してコンビニに向かったが、ずっと背中が薄ら寒くて、気になって仕方無かった。コンビニから戻るといなくなっていた。お姫様を見付けたのか諦めたのか知らないが、後者だと思いたい。

 そんな六辺さんだったら困ると、目が合わないように視線を伏せると、頭上から聞こえたのは明るい声だった。



「一前くーん」

「あ、……十時さん」

「買い物帰り? 夕飯何にするの?」

「ああ、今日は豚の生姜焼きを作ろうかと思います」

「いいねー、生姜焼き! あ、この前オススメしてくれたクッキー美味しかったよ、ありがと!」

「……この前も聞きましたけど、どう致しまして」

「あれ? そっか、あはは」


 六辺さんの部屋から出てきた男が辻褄の合わない事を言い出すと不安になるが、十時さんの場合は単に天然なのだろう。だと思いたい。

 十時さんは一体、六辺さんの部屋で何をしていたのだろうか。聞いてみたい気もするが、聞くのが怖い気もする。何か怪しげな宗教だったらどうする。十時さんから、そんな雰囲気は窺えないが。

 いや、確かめるなら今がいいかもしれない。アパートならそう滅多な事はできないだろうし、人のいるところで確かめた方がいい。

 階段の上からとんとんと降りてきてにこにこと笑っている彼から半歩距離を置いて、なるべく無難な聞き方を心掛けた。


「……十時さんって、六辺さんと仲が良いんですか?」

「え? うーん、仲良いって思っていいのかな? 時々ね、髪切ってあげるんだよ」

「髪……?」

「うん。長いままでいいって言うけど、腰まであると鬱陶しいだろうから。背中くらいまでしか切らないんだけどさ」

「へえ……」


 コメントのしようが無かった。思ったより平凡? な答えに毒気も異常性も感じられず、おかしな疑いを掛けた自分が急に恥ずかしくなってくる。

 いや、そもそも六辺さんがあんなだから疑念を持ってしまったのだが。


「六辺さんって色々な童話とか知ってて、面白いんだよね。自分の事には無頓着みたいだからさ、ぼくが……あ、六辺さーん。へへ、また行くからねー」

「っ、」



 まるで介護士の話を聞いているような心地になっていると、十時さんが不意に六辺さんの部屋の方へ振り向いた。つられて視線を向けると、扉の隙間から半身が見えて、こちらをじっと見ていた。

 おかしな聞き方をしなくて良かった。心臓がどくんどくんと早鐘を打って、つい硬直してしまう。十時さんが何とかしたのか、髪は梳かれていて服も前のような露骨に汚れたのではないが、怖いものは怖い。何せ、瞳の色が異常すぎる。

 これが気にならない十時さんは、本当につわものだと思う。天然力というやつなのだろうか。


 ゆっくりと扉が閉まって六辺さんの姿が見えなくなった後も、俺は暫く固まってしまっていた。

 初めて逢った時から思っていた事だが、六辺さんは、アレじゃないのだろうか。……その、……薬物中毒。


「十時さん」

「なーに?」

「……六辺さんって、どんな人ですか? 一緒にいて」

「うーん。どんなって。楽しそうだったり元気無かったりするけど、最近はちょっと元気なのかな? たまに話聞いてくれなかったりぼーっとしてたりするんだけどさ、それってちょっとぼくに似てるよね。……あは、そんな事言っちゃいけないんだけど。一前くんの今の話はちゃんと聞いてるよ」

「はあ……」


 やはり危ない男の気がする。十時さんはともかく、六辺さんにはあまり関わらない方がいいだろう。

 礼を言うと、今度一緒にお邪魔しようよ、とか言われたので断っておいた。その場にいない人間の事をこんな形で判断するのも心苦しいが、自分の身は自分で守るべきだと思う。

 そっかー、と十時さんはイヤホンを耳に入れて、軽く手を振って部屋に戻っていった。俺も会釈をしてから部屋に戻る、何となく鍵をしっかり確認した。


 このアパートは防音がしっかりされていて、冬暁が何時に帰ってきたか、正確な判断ができない。冬暁の生活音があまり騒々しくないというのもある。何かあった時に大声を上げれば、気付いてもらえる程度だとは思うが。



 エデンの人間関係が見えてくる度に、妙なところに越してきてしまったのだと、じわりじわりと不安が広がっていく。明確な形を成さない不安は胸の内に滲んで、溜息になって吐き出された。

 ここに住み始めた俺も同類だ。そう思うと何とも言えない気持ちになって、食事の前にシャワーを浴びる事にした。








- Episode4 Fin. -



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