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雪月花  作者: 茶葉風味
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気分転換


地面をすれすれに飛んでる小さな鳥がいる。

昨日は近くまで飛んできたけど、今日は来てくれないのだろうか。



気付けば、もう夏が来ようとしていた。

そう、あれからもう半年もの時間が過ぎた。


彼とはもう連絡を取っていない。

携帯電話のま行には彼の名前。

眠る前、電話をしようとするがいつもその前に涙が溢れ出す。


時間ばかりが過ぎてしまい、決意したはずの心が段々弱弱しくなっていった。



「おはよう。」


「あ、お母さん。おはよう。」


朝ごはんを食べにリビングに行くと母がコーヒーを飲んでいた。


今日は日曜日。

朝食を済ました私は、部屋に戻り着替えた。



友達が誘ってくれた遊園地に行く日だ。


たぶん、また男の子も一緒なのだろう。





石垣から帰ってきた私を見た友達は何を勘違いをしたのか私に男の子を紹介するようになった。



ぼんやりしているうちに、時間になった。






























何故だろうか、目の前に座っている彼は遠くを眺めている。

一周約15分という時間を彼と一緒にいなくてはならない。


私達二人は友達に無理矢理観覧車に押し込まれた。


私達のゴンドラは一番高いところにまでやってきた。




「あの。」


「へ?なんですか?」


「いや、何で敬語?」


彼は小さく笑うと首を傾げた。


「名前。名前なに?」


「あ、忘れてた。ひかりです。」


「知ってる。」


彼のそんな態度に私は呆れてしまった。


「分かってたなら聞かないでください。」


「あ、怒った。」

彼はまた小さく笑った。



それから私は彼の言葉に興味を無くし、ゴンドラは地上に辿り着いた。













「ひかり!どうだった?今日の男子はレベル高かったでしょ!。」


「なんか、疲れた・・・。」


「あ、渡辺君?」


どうやら、彼は渡辺というらしい。


「うん。」


「あの人、ちょっと変わってるからね。」













帰りの電車の中、疲れた私は気付けば眠っていた。

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