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雪月花  作者: 茶葉風味
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バスの中


帰りのバスの中は冷房が効き過ぎていて何だか寒く感じた。


いつもは病院帰りのおじいさんや買い物帰りのおばあさんが何人か前の席座っているのに今日は、僕と運転手のおじさん以外誰も乗っていなかった。

バスの窓から見る景色は軽自動車の窓から見える景色とは違い、遠くの方まで見える。



「はぁ・・・。」

短い溜息が出た。




さっき夏帆さんはたぶん手紙のことを聞きたかったんだと思う。

妙にぎこちない喋りに落ち着かない感じ。

由美さんや萌さんの話がしたいんじゃなくて、もっと他の事を聞きたそうにしていた。


夏帆さんは何故僕に優しくするのだろうか。

転校生って事で親近感が湧いたのかな。











・・・。



「考え込む癖よくないな。」


人の事など構ってられるほど僕には余裕が無かった。

ひかりは中学の時、段々周りを和ませる役割をクラスメートから求められていた。

たぶん、ひかりの明るさに惹かれ周りに広がっていったのだろう。


頭を軽く揺らした。


今日は何だかいつも以上に考え込んでしまうな。




カチッ。


携帯を開き昨日教えて貰ったひかりのアドレスを、電話帳から探しメールを打った。




















家に着いた頃には、辺りは薄暗く遠くの方で木の擦れる音が聞こえた。




ブー、ブー。


携帯が震えだしすぐに止まった。


ひかりからだった。

今日は、昨日興奮し過ぎて眠れなかったとの内容だった。


ひかりも僕と同じ用に興奮してたなんて、二人共小学生みたいだな。
















ひかりからのメールは、さっきまでモヤモヤとしていた気分を一気に心地よい安らぎへと変えてくれた

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