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09 炎上

部下の慰労を兼ねて鷹狩りへGO!


唐突だが、信長も鷹狩りが好きらしいので。

荒んだ時世から少しでも気分転換になればと思い、伴ってきた。


実は将軍の随伴ってのは名誉な反面、とても面倒くさいものだったりする。

他の行事に比べて作法はスルーしやすいけど、準備や警備などの裏方はとっても大変。

ほぼ接待だから。

こんなのを大好物とする奇特なヤツも極稀にいるが、そんなのは例外中の例外だろ。

仕事や出世の為と割り切って頑張る奴なら沢山いるけどね。


今回は求政の嫡男、是政が弓術仲間として参加。

師匠の吉田さんも馬廻り衆として一緒にいるぞ。


彼らに紛れて近衛太閤のような人物もいるが、まあ気のせいだろう。

近衛太閤ってのは関白を辞した前久を指す。

太閤は役職じゃなくて尊称みたいなものだな。

今の朝廷は二条関白と近衛太閤がメインステージ。


前久は蟄居処分が解かれた時、何を思ったか良い節目であるとか言って辞めちゃったんだ。

お公家さんの考えることはよく分からんね。


「思うたより関白の職責が重荷であったようでおじゃりましてな」


「左様ですか…」


信長相手に愚痴っているのは近衛太閤のような人物。

流石の風雲児も見事に困惑している。


そらそうよ。

居ないはずの奴が居るってだけでも驚きなのに、それが太閤っぽい奴なんだもん。

驚天動地と言えよう。


京訛りの公家言葉を駆使する狩衣姿。

慣れてるはずの幕臣たちすらも微妙な表情を隠せてない、さもありなん。


っぽい奴が何故居るかはさておき、鷹狩りってのはただの遊びじゃない。

社交界的な遊びの面もあるし軍事訓練という側面も持つ。


例の前久は公家のくせに鷹狩りが趣味だったりするらしい。

私も好きだ。

まあ、共通の趣味を持つ者同士が集まって楽しむのに理由はいらないのさ。


「それで公方様。此度はどのような企みで?」


理由はいらないって言ってんだろ!(半切れ)


おっと、ベラベラ喋りまくりの近衛っぽい太閤から信長が逃げてきた。

せっかちとは違う理由から口早に問われた気がする。

まあ落ち着け。

干し柿食うか?


「企みとは失礼な。余は将軍として世に遍く平穏をと常に…」


「御託は宜しい。それで?」


おいおい信長、干し柿頬張りながら凄んでも怖くないぞ。

あと遠巻きながら周囲には是政とか幕臣たちがいる。

礼儀がなってないと心象悪いよ?

特に最近は伊賀衆と甲賀衆の…。


軽く忠告しようとしたけど、視線が厳しくなってきたので諦めた。

目力強ぇーんだもの。

干し柿手放さないけど。

まあ此処はある種、無礼講の場でもあるからいいんだけど。


さて、今回の企みもとい会合の意味合いだが…。


「なに大したことではない。今後のことについて、少々すり合わせをな」


「麿が呼ばれたことも関係するのかな?」


太閤っぽい前久が現れた。

コマンド?


 目を見て話す。

▽とりあえず無視する。


「弾正忠よ。叡山がこと、十兵衛から聞いておるな?」


「ええ。勧告しておりますが、今のところ動きはありませぬ」


「うむ、ならば。(ススッと)……は……、…う……よ(囁き)」


そっと身体を寄せて小声で囁く。

密談ってのは密室でするとは限らないのだよ。


「…宜しいので?」


目を瞠った信長はチラッと太閤風の男を見ながら窺うように聞いてきた。

っぽい奴…近衛太閤は黙って見つめてくるのみ。

敢えて無視したのに糠に釘とか。


「かの悪御所や半将軍もやっておるでな」


「あまり良い先例ではありませんな」


知ってる。

悪御所と呼ばれるほど超強権を張ったうえで、最後は暗殺された六代将軍足利義教公。

半将軍ってのも、管領の立場でありながら将軍を挿げ替えるとか権力をふるった細川政元のことだし。


特に悪御所は元々僧侶から還俗して将軍になるとか、私と似た境遇で余計先例にしたくない。

私みたいに軟禁されたり逃避行したり、なんならクノイチと寝たりしてないけどね!


ともあれ過去、二人はそれぞれ事情は違えど比叡山を焼き討ちしている。

先例主義がまかり通るこのご時世、二度あることは三度ある。


朝倉軍を匿い続ける御山を焼くのは避けられない。

だから色々考えた。

伊賀衆と甲賀衆、それから側近たちと突き合わせて方針確認。

権威に縋るだけが将軍ではないと示していこう。


担がれるにしても色んな方法があるんだ。

亡兄と同じではいけない。


そのためには、信長や前久との密約が必要になる。


ごにょごにょっとね!



* * *



…あ。


「太閤殿。少し宜しいでしょうか」


「ん?織田殿はもう帰られたようだが、麿だけかの」


鬼の居ぬ間に何とやら。

無視は止めて御従兄弟殿と相対する。


「ええ。別口で確認しておきたいことが」


ごにょごにょっとね!!


胡乱気に見てくる前久の目が丸くなった。

保険は幾重にも掛けるに越したことはない。


こっそり色々やってると黒幕っぽいよね。

黒幕将軍。

ちょっと格好いい…。

文字通り、黒備えとか作ってみようかしら。



* * *



比叡山焼き討ち。

信長指揮のもと、みっちゃんを筆頭とする幕府与力衆も参加しての大掃討作戦。


目的は自浄作用が機能しない御山の修復。

そして朝倉軍を追い出すことと、旧浅井軍の殲滅だ。


これを踏まえてみっちゃんらには密命を与えており、逐一諸々の報告が入ってくる。


「明智殿は御指示通り、僧侶の保護を進めております」


「攻め上った織田家中でも女人を見逃すなど、ある程度の隙間はあるようで」


「権勢を誇った延暦寺も多少は落ち着きましょう」


「参内して帝へご報告申し上げねば」


作戦は順調に進み、聖域は焼き払われ幾多の僧房も破壊された。

仏罰が云々と怒る僧侶もいたそうだが、自浄作用の失われた穢れた空間を聖域など烏滸がましい。

そんな奴らにお灸を据える点でも意義はある。


「しかし叡山を本当に焼き討ちするとは…」


とはいえ、幕臣の中にも比叡山を攻めることに不安を覚える者は少なくない。

過去に焼かれたことは確かにあるが、指揮した人物は割と非業の最後を遂げている。

仏敵認定からの仏罰が下り、滅びたと信じる者がいるのも分かるというもの。

でもね?


「指揮するのは織田殿。幕府は関わりないと言えますまいか」


「いや、公方様もご承認なされておる。無関係とは言えまい」


「貴殿、公方様の責任と申されるか!?」


「左様なことは言っておらぬ!」


「だがッ」


「止めよ」


報告を聞いてたら場の空気が悪くなってきたでござる。

吐き出させるのが会議の基本だが、肉体言語(刃傷沙汰)に発展しそうな今回は流石に止めた。

いや確かに荒療治だけどさ、必要悪っていうこともあるじゃん。


「その儀は余も承知しておる。それに、叡山は後々時機を見て再興する」


これが既定路線。

前も話したはずだけど、やっぱ納得してない奴多かったなあ。

過去より未来を見て話そうぜ。


そもそも比叡山は近江の国にあって都に近い。

同じく僧兵を抱えて勢力を保つ興福寺とは脅威度が違う。

高野山も隠然たる武力を持つが、基本的に遠いから。

防備の要になるならともかく、不安要素を置いておくのは宜しくないのだよ。


不安要素が無ければ、むしろ心強い存在なんだけどね。

立地条件も含めて。

元々はそういう存在だったはずなんだ。

だから一回綺麗にしてから、改めて聖域としてあるべき場所になって欲しいと願っている。


みっちゃんと甲賀衆にはしっかり言い含めた。

彼らなら上手くやってくれるはず。


甲賀衆と言えば、まとめ役として和田さんちの惟増の存在感が増しつつある。

みっちゃんとの繋ぎも上手くいったし、いっそ分家させて正式に明智の与力にするか?

和田さんは理解してくれるだろうけど他はどうだろう。

不穏分子を増やすのは良くないよなあ。


「さて、比叡山は良い。戦況整理を、五郎」


「はっ。朝倉軍は越前へと落ちました。浅井残党は割拠しておりまするが…」


「所詮は烏合の衆。降服する者が相次いでいるようです」


朝倉軍は撃滅とはいかず、焼き討ちの混乱に乗じて領国へ撤退。

旧浅井軍は個別に撃破されつつある。


主家が滅びつつある中、北近江の国人衆は次々と降っている。

そこで存在感を発揮しているのが信長子飼いで羽柴秀吉って奴。

弁舌巧みにして人好きする態度。

小回りが利いて頭の回転も早い、まさに信長好みの武将のようだ。

嫌ってるヤツも多いらしいが。


秀吉と直接言葉を交わしたことはないが、織田家との謁見の場には居た。

値踏みする目で見られてたから覚えてる。

他にもそんな目で見てくる奴はいたが、特にじっとりしてたから記憶に残ったようだ。

評判に反してあまりいい感情は持ててない。


恐らく今後も出世してくるだろう。

そうなると言葉を交わす機会も出て来る。

出自がどうあれ今が全て。

武家の棟梁として、確たる振る舞いを心掛けねば。


あー、将軍ってのは肩が凝る。


アザミちゃんの胸に抱かれて癒されたい。

豊かではないけど確かにある膨らみに夢を乗せて…。


房中術伝授の折、久秀は胸より尻が大事だと言っていた。

それも否定はしないが、やはり胸に抱かれるというのは最大の癒し。

義継君も同意してくれた。

流石は義弟、分かってるな!

ちょっとした大論争になったのも良い思い出だ。

絆は深まったと思ってる。


しかし、よく考えると義継君が飛び込む胸の持ち主は我が妹か。

そう思うと少し複雑だな。

あまり考えないようにしよう。


ゴローちゃんメインの報告会は続いている。


後半集中力が途切れてしまった。

スマヌ。


後で当番の議事録、こっそり借りて読み返そう。

やっちまってもボロを出さぬよう努力を欠かさない将軍です。



* * *



「一向一揆が?」


「はい。動きありとのこと」


宗教勢力に対しては融和策に近い政策をとってきた幕府。

それがここにきて限界を迎えつつある。


「やはり叡山が切欠か」


「左様思われます」


誰の何が限界なのか。

一向宗の法主は顕如だが、彼は融和策に迎合する構えでいた。


権力に抵抗するきらいのある宗教勢力は多い。

中でも比叡山、本願寺、興福寺あたりは手強い存在。

色んな意味で手強いとなれば高野山も入る。

あそこは雑賀衆との繋がりから何とかなりそうだけども。

ともかくその一角が崩れたことにより、ギリギリ張ってた均衡も崩れた模様。


一向一揆は浄土真宗本願寺派を指す一向宗が主体となった一揆のことで、武士の割合が多いのが特徴と言える。

土豪とか地元に根ざした地侍たちがメインだが。

逆に権力者側で一向宗を信仰する者は少ない。

と思ったが、式部の本家である丹後一色家は一向宗門徒だった。

普通に権力者側だな。

何せ守護職だし。


勉強不足ココに現れり。


いかんな。

僧侶出身の将軍がこれでは。

もっと勉強せねば!


「勤勉なのは美徳なれど、少しはお休みになられた方が…」


そう言って側に寄り添うのは大河内キリ。

私のセカンド側室である。


彼女は三河吉良家の重臣大河内氏の娘で、侍女として将軍家に入った。

そこで将軍から目を掛けられ、愛妾となったことは佐古と同じ。

さらに実家が傾いているのも同じで、立場と名を騙ったクノイチ出身なことまで同じ。

違うのは伊賀衆か甲賀衆かといったところでね。


まあ細かいことはいいっしょ。

可愛いは正義。

胸も大きい。

アザミちゃんの嫉妬が激しい!


側室同士が牽制し合うのは奥の常かも知れんが、噛み付かれるのは勘弁願いたい。


あ、伊賀衆と甲賀衆の間に齟齬はないよ。

キリもちゃんとアザミちゃんを立ててくれてる。

アザミちゃんが激しく嫉妬の焔を錬金してるだけでね。

まあ可愛いもんですよ。

閨での噛み付き(物理)以外は。


ちなみに正室はまだいない。

別にいなくてもいいんじゃないかな。

側室が無事に子を産んだのだし。


あ、アザミちゃんこと佐古殿は無事に出産しました。

玉のような男の子。

千歳丸と名付けた。

一応周囲に配慮して嫡男扱いはしてないけどね。


キリは佐古殿が致せない時に手を付けたという設定。

実際は押し倒された。

まあ、そういうこともあるよね。


基本的に積極的なのは甲賀衆の総意なのだとか。

女子でもいいから子が欲しいと強請ってくるが、閨以外ではこうして献身的な姿勢を崩さない。

幕臣たちからの評判は良いようだ。


そんな訳で、私室に居るのは源兵衛ではなく甲賀衆。

多羅尾左京進光太。

和田さんとは別系統で甲賀衆をまとめる多羅尾氏の嫡男。

腕はいいと源兵衛の談。

仕事以外でも親交があるらしい。


惟増を交えて甲賀衆を束ね、服部さんとも連携して上手く忍び衆を運用してくれている。

とても助かってます。

だから側室の一人や二人、抱えてみせますとも。


アザミちゃんには私が懸想したけど、キリは向こうからだったからな。

これから紡ぎ上げて行きたいところだ。


さて、大分脱線したが一向宗の報告を受けている。


各地で一向一揆が散発してはいたが、一向宗全体が顕如の指揮下で動いていた訳ではない。

近衛家との縁で、策とも言えない拙いものだったが一定の効果はあった。

でもそれも終わり。


周囲に押し切られる形で、顕如も動かざるを得なくなった。


彼は立派な法主だと思うんだけどね。


本願寺が持つ武力と経済力は大きい。

権力者、今は幕府より信長がメインになるだろうか。

繰り返される信長からの膨大な戦費要求。

これが本願寺から見ると権力者による抑圧行為と映った。


そして犬猿の仲であっても同業であった比叡山が焼き討ちされる。

商売敵が倒れて嬉しいという声は少なかったようだ。

次は自分らではないか。

戦々恐々としたみたい。


顕如の息子、側近たちにも多くある主戦派。

各地から届けられる弾圧と抵抗の報告。


一応、裏ルートから提供額の軽減依頼が示されたりしてた。

フワッと伝えてみたけど一蹴。

従わねば潰すのみとか、苛烈さが全面に出たな。

長政を失った後だから余計にそうなったのかもしれない。

危険な兆候だ。


ともかく顕如は追い詰められていった。

そして遂に決断。


織田家は仏敵、今は法難。

幕府を槍玉にあげてないのは、近衛家を通じて工作を続けるというせめてもの意思表示か。


まあそのせいで、実は一向一揆と繋がってるんじゃないかって誤解されちゃう訳だけど。


信長包囲網の黒幕は将軍義昭だったんだよ!

な、なんだってー!?

ってね。


濡れ衣である。


その辺の噂を流したのが秀吉だったとか、そんな報告が出てきたが果たして…。



* * *



「公方様。誠に申し訳ありませぬ!」


大広間で私に頭を下げるのは佐々木義郷。

仁木爺の養嗣子で伊賀守護職も継ぎ、順調に運営していると服部さんからも報告がきてる好青年。

そんな彼が、わざわざ上洛して私に頭を下げる理由とは?


「六角家の暴挙、留めること適わず…」


滅亡した六角家の残党が挙兵して南近江を荒らしている。

六角家出身の義郷君としては、忸怩たる思いがあるのだろう。


「頭を上げよ。お主のせいではない。そちは良く働いておる」


別に義郷君のせいじゃなくね。

滅んで野に下ってた本家筋の人間が挙兵するとか、そんなん知らんし。

そもそも今では義郷君の佐々木家が近江源氏の本家だ。

気にする必要はないよ。

でもわざわざ来てくれて嬉しかったよ!


てなことを威厳あり気に伝えると感激していた。

フランクにいきたいんだが、まだ無理か。


「時に、後ろに控える者は?」


「我が与力にて伊賀より連れて参りました、服部弥太郎にございます」


「初めて御意を得ます。服部半三が三男、弥太郎正成にござりまする」


「ほう。しからば源兵衛の弟か。中々の面構えよな」


「弥太郎は槍の名手にて、是非公方様の馬廻り衆に取り立てて頂きたいと…」


ある程度話し合いが終わると、一人の若者が紹介された。


服部さんの三男で、服部弥太郎正成と言うらしい。

ニンジャではなく完全に武士だ。

とても服部さんの息子には見えないが、腕利きとのことなので使ってみようか。


そして、服部ハンゾウが全く出てこない。


「つきましては公方様。誠に恐れ多いことながら、この弥太郎に仮名を賜りたく」


弥太郎ってのは幼名からそのままらしい。

普通は元服したら変えるものだが、珍しいな。

お、そうだ。


「よかろう。ならば服部半蔵と名乗るを許す。名に恥じぬよう励めよ」


「ははーっ、ありがたき幸せ。粉骨砕身、励みまするッ」


手柄も何もない状態で褒美の前借りみたいな感じだが、これは一族が頑張ってきたお陰。

例外であればあるほど、並々ならぬ覚悟で仕える必要がある。

そしてちょっとした手柄を立てても褒美を貰えない。


茨の道だが、服部さんの息子なら大丈夫だろう。


ハンゾウがいないなら作ってしまえ。

ニンジャじゃないけど、活躍するなら構わん構わん。


あ、後で服部さんと源兵衛に名乗りのこと言っとかんと。

三男がハンゾウを継ぐ形になっちゃうからな。

字は違うけど。


あとニンジャじゃないなら武将として分家させるのもありだな。

甲賀衆の多羅尾みたいに。


しかし槍の名手か。

弓術を修めた私との相性もよさそうだ。

戦場で共に働く機会があるかは知らないが。


とりあえず兵部か藤英あたりの組下に入れて送り出してみよう。


感激して平伏する二人を見ながらそんなことを思っていた。

相変わらず内心とのギャップが酷い。


どうも、最近貫禄が出てきたと評判の将軍です。


まだ黒幕と言うほどの活躍はしていません。

徐々に黒幕になっていくのか、気付いたら黒幕になっていたのか。

どちらにしても黒幕なのは間違いありません。


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