重い目覚め
うー熱いし、何で重いの?と思っていたら、
大中小の3匹の犬が私の体に巻きつくように寝そべっていた。
まさに3重苦といいたい...
1番大きく、赤にも見える紫の犬は私の右肩ぐらいに
2番目に大きく、青紫の犬は私のおなかに
3番目で一番小さい、ピンクのような紫の犬は足元に
重石のように私の体に身を寄せながら寝ていた......お・お重い
だれか助けてと声も出せないまま、うなされてたら...すると
(3匹ともいないと思ったら、やっぱりこの部屋に来てたのね)
やさしい女性の声が聞こえたと思ったら、
(カイ・カミル・セシル向こうに行きなさい!重くて苦しんでるじゃないの
カイあなたは、狩と・果物でもとってきて頂戴! .....? 嫌だってなによ
えっ一緒にいたい?
そう・・レイが苦しんでるのにいいのね 熱にはリーの実がいいのに...
?はいはい 行ってらっしゃい)
するとカイと呼ばれた一番大きい犬は窓から出て行った。
(レイ?大丈夫?こんなに汗をかいてカミル・セシルちょっと邪魔よ!
早くどいて!!着替えさせたいの!)
2匹は恨めしそうにどっかに行った。
(まったく3匹も子供みたいに手がかかるんだから、...)
最後にそう聞こえて意識がなくなった。
レイ?が私の名前だろうか...
私は異世界転生できたんだ。
おれ様な神様は本当だったの?神様ごめんなさい........