表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/7

昔語り

「アンドレアお兄様。

この生を受ける前から、お慕い申しております。

どうか、私と、結婚してくださいませ!」


どうも、アンドレア カヴァリーノです。

只今双子の妹にプロポーズされて絶賛困惑中です。


横目で人生の先達たる父さんを見るが、あー、納得、やっぱりね、みたいに感慨深そうにしながら軽く頷いているだけで役に立ちそうにない。

駄目だ、父さんや母さんは兎も角、ミラオル姉さんにこういうことは相談したい。

となれば。


「ありがとう、クラウディア。

人生の伴侶に僕を望んでくれて嬉しいよ」


「それでは!」


「でもねっ!

正直僕は君を娶り、夫婦として歩んでいくビジョンが今はまだ持てていないんだ。

だから、そう、少し時間をくれないか?

大丈夫、そう待たせはしない。

そう、だなぁ、明日の夜迄には答えを出そうか。

だから一日だけ待ってくれ。

俺の大切なクレアよ」


「はい、お待ちしております」


クレアは待ってくれると言ってくれたがその顔を見ればそれなりに不満と怯えを感じていることが見て取れる。

しかし、俺と兄と妹ではなく夫婦としてこれから先を歩むと言うなら伝えなきゃいけないことがある。

俺の前世について、どう生きて来たか、そして、俺に寄り添ってくれた彼女のことも。


かつて酔いどれ天使バローラが教えてくれたのだ。

彼女もまたこちらに来ているということを。

俺が外に出て旅をしたいのは彼女を見つけるためでもある。

……明日ゆっくり話し合わなければいけないな。


微妙な空気になってしまったがすぐに夕食のためにダイニングへと向かう。

基本的に我が家のダイニングテーブルは円卓であり、いつもの席に座る。

来客がある時は一般的な貴族が使う長方形のテーブルでホストの位置や主賓の位置が決まっていたり、相手の身分などにより席次が変わるが、普段の食事でそのようなことはしない。

その為の貴族的に全員の対等を意味する円卓だ。


「それじゃあ今日はアンドレアとクラウディアの六歳の、聖別のお祝いだよ。

おめでとう、アンドレア、クラウディア」


父さんが改めて祝いの言葉ををくれる。


「おめでとう、アンドレア、クラウディア」


「二人共、良かったね」


「おめでとう、ドレーク、クレア。

これから大変だろうけど、何かあったらお姉ちゃんを頼りなさい。

特に、クレア、いいわね」


続けてベリンダ母さん、ルチアーノ兄さん、ミラオル姉さんに祝われる。

ミラ姉の特にクレアの意味が分からない。

……いや、まさか俺との婚約のことか?

可能性はありそうだなぁ。

今はポーカーフェイスが完璧なので全く探れない。

しかし後で俺から相談するつもりだからそこまで不都合はない……のかな?


「ありがとうございます」


「これからも宜しくお願いします」


俺とクレアは特に緊張することもなく一人ひとりに応えていく。

しかしステイタスの話になり若干固くなってしまったのは仕方ないと思う。

皆の反応もなかなかのものであったし。

ベリンダ母さんは特に魔力が体力より多いことを気にしているようだ。


「私も昔は魔力暴走に悩まされたもの、何か魔力や魔法で上手くいかないことがあったらすぐにいいなさい。

魔法使いは自ら探求するもの、しかしまだ子供の暴走は母として、先達として見たくないものね」


俺たちも少し心配だったから経験者が居たのはありがたい。

魔法は基礎以外は自力で研磨していくものと昔から聞いていたから尚更だ。

本格的に誰かに師事をすると言うこともない訳では無いが実の親子でそこまで手解きするのは好ましくないのだそうだ。

まぁ古くからのしきたりみたいなものなようだから仕方ないのだろう。

……クレアはメフィスト帝に師事したりとかあり得るのかな?

そうなればだいぶ面白そうだなぁ。


その後ステイタスの話やこれからの生活、教育方針の話等をして夕食を終えた。

ついでに料理自体は素材がいいからこそ粗が目立つ、そんな料理だった。


夕食後ミラオル姉さんと話そうかと思ったのだが父さん母さんと三人で飲むらしい。

兄さんだけは部屋で本を読んで寝るらしい。


仕方がないのでクレアの手を引いて俺の部屋に入る。

明日話すつもりだったのだが今夜話すことにする。

姉さんへの相談は明日にしよう。


クレアは部屋に連れ込み鍵を閉めたあたりで、きゃ、お兄様大胆、だとか、まだ六歳ですよ、とかほざいていたがスルーする。


春の夜は風は強いが冷え込むこともなく、ネボリーツ製の木窓から差し込む月明かりだけで十分視界を確保できる。

そもそも月がこの星に近い距離を漂っているようで地球のそれよりかなり大きく明るいのだ。


クレアは俺の学習机についた椅子を引っ張ってきて座らせ、俺は行儀が悪いが窓枠に飛び移り座る。

後ろから吹きつける風が心地よい。

月は空高く俺の宙ぶらりんな足元すぐ近くに影を落とす。


「クレア、少し昔、俺が梶原 柳であった頃のことを話そう。

そして俺が旅をしたいもうひとつの理由も話そうと思う」


クレアは前世の話をすると聞いて不思議そうな顔をしたが、俺が旅をしたい理由と聞くと少し驚いたような顔をしながらも真剣な顔付きになって続きを促す。


ゆっくり瞼を閉じてあの頃を思い出す。

春の夜の匂いを胸いっぱいに吸い込み、薄目を開き吐き出す。


語るとしようか、()の一生を。




俺は所謂由緒ある名家と言われる家に生まれた。

中院 柳(なかのいん やなぎ)

それが俺の名前だった。

元々は平安貴族の血筋らしいがどうでもいい。

肝心なのな文明開化の頃合に英国の血生臭い貴族の血が入ったことだ。

以降世界規模で貨幣経済に影響を持ち、市場開拓を推し進めて来て、富を回し、経済と社会に貢献している家だ。


近頃は戦争紛争ビジネスに精を出しているが保有する戦力も半端ではない。

まぁ本気で全面戦争する場合自前の戦力向上より相手を分解させる(バラす)だろうけれども。


そんな家も新しい時代を見越し、方々に手を延ばしていながらも遂には滅びた。

新進気鋭の、悪く言えばぽっと出のような産まれて十年も経っていない企業に呑まれた。


その企業及び子飼いは紛争を鎮め、中院の手足だった民間軍事会社の殆どを潰し、幾つかの国の中院が指導した経済の基盤を土地の住民自ら捨てさせ、あの屑の父親共が淘汰しようとした奴等は選別された上で知恵と金と武器が与えられた。


恐ろしい程の手腕と胆力を持ち、世界経済に半ば喧嘩を売って、後に金と利権と科学で各国の土地を切り取り、また作り上げ後に一つの国として独立したのは、元は小さなオーガニック系の食品会社である「Aroma(アロマ) Candle(キャンドル) Night(ナイト)」。


その踏み台であり、血塗れた礎となった中院家。

中院家の最後の御曹司であった俺、中院 柳は五歳の時にまだACNを立ち上げてもいない、後のACN自由都市国代表の御門 黒恋に出会い感化されていた。

そして十五歳の時に肉親を裏切り、父の息の掛かった側近を蹴り捨て、数人の部下と共に中院の中枢のシステムを破壊し、ACNに全ての情報を流した。


いやぁ、本当は成人ぐらいの時に父を放逐して全てをもぎ取る程度のつもりだったんだよ。

でもその前に父がやってくれたんだ。


当時の俺の側近の一人で従姉妹でもあり妹分、そして密かに愛し合っていた女の子を処分したのだ。


当時は社会勉強の為(という理由をこじつけて)、その子と一戸建ての二人暮しで高校に通っていたのだけれど、放課後に近くの会社に寄ってから帰って見つけたのは玄関の前で倒れていた血だらけの彼女だった。

理由は彼女の家、中院の分家の一つで家柄としてはその中でも下の方の家なんだけど、それが他家との間に問題を起こしたそうだ。


色々詳しく事後説明があった筈だがきちんとは覚えていない。

ただ覚えているのは彼女自身にはなんの落ち度もなく、実に短絡的な俺の父の判断により殺されたと言うことだけだった。


その日の内に分家や下部組織を含めた中院家を処分、闇に屠り、俺自身は中院の名を捨てることを決めた。

元から乗っ取るつもりだったのだ。

それを破滅にすげ替えるだけ、計画の変更はそう多くはなかった。

まぁ勿論後始末が一気に大変になったが利益と一緒にACNに殆ど投げさせて貰った。


あの子が死んで二週間後、日本国内のマスメディアには一切報じられないまま、影の支配者であった中院家はほぼ完全に壊滅し、数千を越す人数が墓に入ることもなく消え去られた。

それでもとってもとっても処分する人数は抑えたんだけどね。

さすがに生かしておけないのが最低でもそのぐらいはいたんだよねぇ。


その後御門さんの紹介で、彼の部下の梶原さんの養子になったが、特に変な事を求められることもなく普通の学生生活を送ることになった。

ACNの中である程度の席を貰うこともできたが別に望んだりはしなかった。

ただの一般人として己のやりたい事をやるつもりだったのだ。

その為自由都市国ではなく日本に住んでいたのだし。


月日は流れ、特に勉強もせずに入った大学でのことだった。

別に顔が特別似てる訳でもない、髪色も目の色も鼻筋も身長も違う。

共通点をあげれば共に不器用で笑顔が下手な貧乳女子というところだろうか。

もういない彼女を何故か思わせるイタリアからの留学生、レラ カシラギに出会った。

ちょっと本格的に調べて、母親は日本人であの子の母親の叔母の娘であったと知った時は泣きながら笑ってしまった。


亡くなったあの子とは長い付き合いだったが、男女として付き合ったのは最後のほんの数ヶ月だった。


打って変わってレラとは知り合って一ヶ月で恋人同士になった。

イタリア語は元から多少は話せたしあの子を思い出しはしたが、そのおかげで積極的であったからね。

料理という共通の趣味があったのも良かったのだろう。

この頃は釣りや酒造りにもハマっていた頃だが。

二年の夏休みではイタリアを、三年の夏休みと冬休みではヨーロッパ全域を食べ歩いたり、酒に溺れたり、スケッチしながら二人で旅行もした。


大学卒業後俺は元々の伝手とACNのコネクションで様々な名店やホテルの厨房に修行に行った。

数ヶ月単位で世界各地を転々とした。

レラはイタリアと日本の輸出入を行う小さな企業に入社した。

資本も本拠地もイタリアのフィレンツェあたりにある企業だった。


大学卒業から四年後俺は自分の店を構えた。

レラはいいと言ったのにこちらに戻ってきてホールをやってくれた。

日本の首都郊外のその店は実に順調に名を広めて言った。


店を構えてもう少しで一年って時にそれは起きた。

カラリと晴れた定休日のことだった。

いきなり見知らぬ男が店にやってきて自爆したのだ。

その時店にいたのは俺とレラと新人のホール担当の子だった。

しかし裏にいたので俺以外は殆どその男を見ることはなく、掠れた笑い声と爆発音を聞いて二人を突き飛ばして伏せさせた。

飛んできた瓦礫も熱もなんとか弾き凌ぎ二人に怪我らしい怪我はなかったがそこまでだった。

俺の右腕は潰れ内蔵に金属片が刺さり、瞳は高熱で表面は爛れ内部の水分が蒸発し、激痛と共に殆どの視力を失った。

嗅覚も味覚も落ちた。


元中院家として数十世代に渡り優れた容姿と能力を基準に交配して手に入れた優れた頭も体も、時の感覚が無くなるまで酷使して身につけた智も武も無意味だった。

相手は旧い呪術士だったようだ。

普通の爆薬ではまず有り得ない破壊力と高温、そしてその被害範囲を店だけにもしてあったそうだ。


今回ばかりは形振り構わずACNに助力を求めた。

そうして治療を受けながら知った情報は驚きだった。

中院家と繋がりのある呪殺よりも直接的な破壊を極めた呪術士とその部下の自爆役の犯行。

元々そのような、所謂人智の及ばない存在や力がある事はよく知っていた。

知覚することは殆どなかったが知っていた。

だがあの腐れ野郎の血縁上の父はそれ等を疎んじていた為、今尚関係を持ち、更に俺を襲う術士がいるとは思わなかったが。

何処で情報を隠されたのか、それとも元々なかったのか、その時となってはわからなかった。


その術士はその時は日本のヤクザ連中と中国マフィアの相談役と言うかまあそれなりに上の奴だった。

動機は不明、仇討にしては今頃かとも思えるし、そういう人柄でもなかったようだった。


俺はレラを含め従業員達をACNの人達に頼み病院を抜け出した。

そして呪術士のセーフティハウスの一つでACNの協力により奇跡的にそれなりに回復した左眼で見たのは、呪術士を同じく術で手玉に取る養父である梶原さんだった。

煌めく結晶体と全てを洗い流す激流の術を使っていた。


以前から梶原さんが呪術ではなく魔術や霊法術のエキスパートだという話は聞いていたし、簡単やものを見せてもらったり、俺の素質を見てもらったりもした。

魔法や魔術それに呪術の一部に用いる魔力及びそれの源泉たる精神体があまり良くないらしい。


闘気、所謂氣を扱う素質はかなりあるそうだ。

まぁ中院でずっと武術をやってきたことが要因だろうが、元々の遺伝した素質も大きいそうだ。


霊法術、ただ法術とも言われるこれを扱う霊力。

これは魔力と深い関係があり魔力が扱えない者は使えないのが一般的らしいが俺は例外的に霊力、魂そのものが強いらしい。


そして霊法術にはアンチ呪術の技がそれなりにある。

俺は二つしか覚えていなかったが、それでも相手が呪術士で身体機能は脆弱だと知り、十分な勝機を見出し報復に来たのだった。

まぁ、梶原さんに先を越されてしまったけどね。


激流で千切れた四肢。

漂い鼻につく血煙。

輝く結晶に容赦無く裂かれ貫かれた枯れ木の如き胴体。

恐怖と憎悪に塗れ、額から結晶の華を咲かせた老爺の顔。


俺が到着して二十秒もしないうちに決着は付き、呪術士は俺の目の前で事切れた。


その時だった。

呪術士の潰れて飛ばされた左腕が炎を吹き出しながら宙に浮かんだ。

一気に表情を険しくした梶原さんが俺の元にやって来ながら結晶を基点とした結界を構成した。

しかし腕は空で暴れながら更に炎をあげ十数秒後には灰も残らず燃え尽きた。

何が起きたのか全く解らないが被害がなく気を抜いた俺と対照に、梶原さんは唖然とした後怒りに震えながらすぐ様電話をかけていた。

そして苦い顔をして電話を切った俺に話しかけた。


病院にいたレラ カシラギが発火し死亡。

ウェイトレスの祀 真唯も半身火傷で重症。


意味がわからなかった。

わかりたくなかった。




呪術士が死んだ後に発動した燃える腕は呪術の中でも「怨念飛火」と言うもの。

死んだ術士の呪術や呪詛を浴びて生き残った者。

その人物の術士に対する恨み辛みをその想いの強さに呼応した威力の炎に炙られる術。

特に恐るべきことにこの呪術は防ぐことが極めて難しいということ。

梶原さんの結晶の結界は世界を切り取り新しく結晶と水の世界として作り直す業で、そこまでして繋がりを絶たなければならなかったようだ。


とある事情で世界隔離まではしていなかった二人は最後の呪術を受けてしまった。


実はレラには店の一周年のアニバーサリーに指輪を渡そうと準備してたんだけどねぇ。


その後は知っているかもしれないけど、俺は新しい霊法術を一つ覚え、呪術士がいた日本のヤクザの本拠地の前で焼身自殺をしたんだ。

勿論色々嫌がらせやら手引きをした上でね。


そして覚えたばかりの霊法術、禁忌外法「不動炎界枯山水」そのアレンジを使ったんだ。

元々の効果は俺の想いが叶う、または潰えるまで、俺の周囲と視界に映る全てのモノに飢餓渇感と高熱を与え、心から悔い改めるまでその魂を燃やすと言うものなんだ。


それに丸二日かけて何とか手を加えてね。

俺が認めた者、信頼する者、愛する者から厄災や負の感情を徴収し、死に際に俺の目の前にいる、俺が思う罰を与えられて然るべきモノ達にそこまで高くない熱と動悸と共に厄災を被せる術に改変したんだよ。


だいぶ性質が変わったから術名も変えた方がいいんだろうけどね。

別に誰かに教えたわけでも遺すわけでもないからいいかなって。


そして柳の人生は終わった。

きっと術によって悲しいとは思ってもそれを泣く人はいなかっただろうね。


そして死んでからクレアも知るバローラが酔った時に教えてくれたんだ。

柳の時に俺が愛した二人の人間。


宮中 はる

レラ カシラギ


この二人がこちらに、死んだ後この世界に流されたことを聞いたんだ。

そしてこの二人と俺がこちらに流れた理由もね。

どうやら死んだ後この世界に来ることを手配してくれたらしいんだ。

俺の恩人の御門さんがね。


しかも死んだ時間も享年もばらばらなんだけど、今世の年齢はほぼ同年代になる様にしてくれたらしいんだよね。


だから俺は彼女達を探しに行くんだ。

見つけた時なんて言ったらいいかなんて、わからないんだけどね。


勿論、今の俺はアンドレア カヴァリーノだ。

柳という過去に囚われるつもりはないけれど、だけど、これだけはやり遂げなければいけないんだよ。

お膳立てもして貰ったしね。


クレア、いや、クラウディア カヴァリーノ。

俺は君のことが嫌いではない。

むしろ好きだが、婚約はともかく結婚は今言った二人に会ってからじゃないと出来ない。

それでも俺と共に来たいか?


俺は前世で直接間接問わずなら万を越す人間を殺してきたし、その数十倍の人間の生活やら幸福などと言うものを破壊してきた。


もっと言えば趣味人で浪費家で酒癖も女癖も良いとは言えない人間だ。

多くの他人の人生を背負う事もあったが、基本的には自分とそのまわりの人の為なら、他を害する事など当たり前な奴だよ、俺はさ。


クラウディア……

そうだな、明日の夜、また話そうか。


今夜はもう眠るといいよ。

おやすみ、クラウディア。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ