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クレイジー俺たち  作者: 日向 零
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零時間目 クレイジー俺たち

ここ、潮崎しおさき高校に入学して半年が経った。

しかし、俺、一ノ瀬空夜いちのせくうやには未だに彼女がいないのは何故だろうか?

小学校、中学校とでは、バレンタインデーの日に毎年二個以上ものチョコレートを貰っていたし、告白だってされたことがある。

しかし、高校に入学してからは全くと言っていいほどモテなくなった。

原因はわかっている。

「よぉ! まだ十月だっていうのに寒いな〜。サムムサームーだぜ!」

原因其の一、神林進かんばやしすすむ

高校初めての友達であり、俺がモテなくなった原因第一号でもある。

余談だが、サムムサームーとは遊戯王のモンスター、アチャチャアーチャーに対抗して進が考えだしたモンスターらしい。

余程のバカでなければ、サムムサームーはアチャチャアーチャーのパクリだと気がつかないであろう。

なんだよ!? サムムサームーって!? バカにしてんのか!? しばくぞ!


「どうしたのですか? 皆さん?」

原因其の二、東宮信之とうぐうのぶゆき

こいつは容姿端麗、運動神経抜群、おまけに金持ちで悪いとこ無しのおぼっちゃま野郎だ。しかし、唯一の欠点があり、信之はとてつもなく変態である。

あるときクラスの女子が信之に告白したところ、信之は『君、締まり悪そうだね……ダウト!』と究極アルティメット変態発言をしたせいで、以来、信之に好意をよせた女子を見たことがない。

ふざけるな! だったら、家でオナホと戯れてろ! しばくぞ!


「皆が揃っているとは面白い……。混沌とした世界こそダークネス! 今夜もトゥナイトと行こうではないか!!」

原因其の三、自称ルシファー。

世間で言う中二病で、なんか、もう、その…………手の施しようがない。

こいつは入学式の日、シャレなのか本気マジなのかよく分からないが、制服の上に『我、征服』と刺繍の施されたコートを羽織ってきた強者の一人だ。

こいつとの出会いは入学二日目、いじめられていたところを助けたら、すっかり懐かれてしまい、『俺とお前はクリミナル。二人合わせてクライシス!!』っと犯罪者扱いされて以来、なぜか連むようになった。

ちなみに本名は鈴木繁蔵すずきしげぞうだ。

繁蔵、今夜もトゥナイトは、今夜も今夜って意味だぞ……。しばくぞ!


何故こいつらが原因があるかって?

それは俺たちの高校生活を見ればわかるだろう。

俺にとって、史上最悪な高校生活を……。

気長に書きます。

いやー、とりあえず、ラノベ作家デビューしたいよねーww

まぁ、そんな感じでルルーシュのキャラソン聞きながら頑張りやすw

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