メール
※駄文を読むのは不愉快・苦痛だ
※下品な表現や暴力の描写は我慢出来ない
※小説読みすぎてドライアイ
以上のいずれかに該当する方は読まない事をおすすめします。
ドライアイは早く眼科に行くと良いと思います。
はじめまして魔王です。
こちらは穏やかな小春日和が続いております。
皆様にはご清栄のこととおよろこび申しあげます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さて、以前よりの懸案でありました人間軍の侵攻ですが、ローデリア国の自称"勇者"の台頭によりいささか苦戦を強いられております。
先日もガシオン砦に続きワトラ城の落城の報を受け、魔王軍一同いまだに信じられない思いがしております。
戦況が思わしくないことは聞いておりましたが、このような悲しい知らせを受けるとは思っても見ませんでした。
ひとえに私の不徳の致すところで、配下の心痛はいかばかりかと慚愧に堪えません。
そもそも、ローデリア国の突然の侵攻についても、宣戦布告もなくこちらも相手の真意をつかみかねている次第です。
領土的な野心であるのか、宗教的な理由によるものか、政治的な示威行動なのか……
すでにこちらに被害が出ている現状では、忸怩たる思いではありますが、事態打開の糸口をつかむため、腹心たる『否定』のヨルトルテを特使として占拠されたワトラ城へむかわせ、撤兵の代償として一定の譲歩を検討していたのですが……
交渉どころか名乗りを上げたそばから矢を射かけられ、城より踊り出た"勇者"に問答無用と斬りつけられたとの事で、負傷し息も絶え絶えに報告するヨルトルテの姿に、会議でももはや執るべき手段は全面戦争のみである、との声が大勢をしめております。
ここに至っては進退極まり、私のごとき弱輩の魔王には初代魔王陛下の御威光にすがる他になく、畏れ多くも初代魔王陛下の御子孫であられる皆様にご助力いただけぬものか、と筆をとった次第です。
御子孫の皆様におかれましては、そちらでの生活や日々のお役目もございます。
こちらといたしましても、皆様にご負担をおかけするのはあまりに忍びないと考えております。
為に、初代魔王陛下が収集され、事あらばと託された秘宝『万象の軸』を使い皆様そのものを読み取らせていただき、複製ゴーレムとしてお迎えいたしたいと思っております。
国難のおり、皆様をお迎えするに不足もあろうと思われますが、何卒お力添えいただきますようお願い申し上げます。
3行で
人間が攻めてきました
このままだと詰みそうです
ボスケテ