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麦踏みと、除草がおわり夕食を摂るときにはブルーも私も相当疲れていた。


でも、充実感で満たされていて心は元気だった。

すごく楽しかった。


ブルーはいつもより多くパンを食べていて、可愛らしいなんて思ってしまった。


「さすがに眠いね。昨日も遅くまで色々していたし」


クスクス笑いながら、私を見てブルーはそう言ったけど、私は心の中で


″今夜はもっと疲れさせるけどね″


と呟いてから笑顔を返した。






湯浴みはそれぞれメイドにやってもらって、倒れるようにブルーはベッドに横になった。


「冷たいお茶を飲みましょうよ。疲れが取れるものを作りましたから」


私はとある自作の茶葉を披露することにした。


ブルーは何も知らずに体を起こすとお礼を言って、受け取ってすぐに飲み干した。


「美味しいね。ちょっと甘いのはフルーツかな」


「はい、飲みやすいようにオレンジを絞りましたから」


まあこの先はあなたが絞られる側になるのですけど。

口端が上がりそうになるのをこらえて私は空になったグラスを受け取ると机の上に置いた。


「ララは飲まないの?」


「いえ、先に頂きましたよ」


変な薬の入ってないただのオレンジティーをね。


「オレンジは香りが良いだけでなく、心を落ち着かせるリラックス効果や、元気にしてくれる効果がありますのよ。あとは疲労回復のために、ハイビスカス、マリーゴールド、ローズヒップの茶葉を調合致しました。」


「すごいね。私のお姫様は何でも知っているね」


同じベッドに入った私をブルーは横になりながら抱きしめてきた。


「なんか…疲れがどっと出てきたような…体が痺れたように動かないよ…」


「きっとお疲れなのですよ。私のわがままに付き合ってくださり、ありがとうございました。さあもう目を閉じてください。明日は領地内の観光に参りましょう。ブルーの好きなパン屋さん巡りもいいですね…」


「ララ、体が熱くなってきたから、私から離れた方がいいかもしれない。風邪をひいていたら大変だ。君にうつしてしまう。」



「ふふふ…風邪ではないので大丈夫ですよ。ハーブティーの効果です。」


「そうか…心配しすぎかな」


「ええ。おやすみなさい。」


「…なぜ…手を…」



おやすみと言ったくせに、私がブルーの太ももに手を這わせているのでブルーが戸惑った声を出した。



「体が…思うように…動かな…。はぁ…はぁ…ララ、もしや…」


勘づいたようだけど、もう遅いわ。


「おかしいですね?何か違う茶葉を間違ってブレンドしたのでしょうか…私ったら、疲れすぎて頭が回ってなかったようです。ふふっ」

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