第66話 ♡
やっと湯浴みが終わったと思ったら私の体を布でふいて、横抱きにするとベッドに連れて行かれた。
もしかして、するの?
「さっき、長時間の移動で疲れてるから無理したらだめだって…」
「ああ。だから私が洗ったし、ララは何もしなくていいから。そうすれば疲れないだろう」
そうなの?疲れないの?本当に?
「オリバー卿もいるのに…!」
「リビー達も、かえって心置きなくできるだろう?気にしなくて良い」
できるって…
男同士でのアレを?
「最後まではしないんですよね?」
「ああ、私が気持ちよくさせるだけだから、ララは眠ってていいよ」
眠れるわけがないのに。
というより寝かす気なんてなくて、疲れ切った私が明日農作業できないようにするのが目的な気がする。
「っ…」
だけど、触れられたらドキドキするのも事実だし。
産後の私を女性として見てくれることも嬉しい。
ゴツゴツした骨ばった指と舌で責められて、体が更なる快楽を求めてしまう。
「腰が動いてるね」
言わないでほしい…。
いつも通りクスクス笑って翻弄された。
もう子を作るのが怖くて最後までしてくれないのが、悲しい。
しかも私に何も求めないから、私だけが絶頂を迎えて、ブルーは何も気持ち良くなれないし。
やっぱり抱き合いたい。
どう説得すればいいんだろう。
「考え事するなんて余裕だね」
「あっいえ…あの…」
「ちょっと手加減してしまったかな」
「違います!最後まで…あっ…だめそれ…」
「最後まではしないよ」
「〜〜っっ…」
ビクビクと弓形になって震えた私に、ブルーがキスしてきた。
なんだか悔しい。
私ばっかり気持ち良くて、仕返しがしたい。
明日農作業が終わったらアレを飲ませるわ。
新しく作った茶葉をね。
もう子種を注いでもらえないのなら、口からもらえばいいし。
お母様に教わったのにまだ一度も披露してないからね。
農作業が終わったら覚えててくださいまし!!
私にだって出来るんだから!




