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(22) 亡きフレデリーグ公爵夫妻


亡き公爵御夫妻にも何度もお会いした。


最初の意見交換会の翌月から、

ほぼ毎月、公爵家でのお茶会にお母様と二人だけで招待されるようになった。


アルフォンス様の御両親の前フレデリーグ公爵夫妻は、

初対面から私の事をかなり気に入ってくださったようで、とても可愛がってくださった。


公爵夫人のカトリーヌ様が私を可愛がることには何も言わないアルフォンス様は、公爵のフェリクス様が私を可愛がろうとするととにかく嫌がった。

すぐにその場から移動させられ、フェリクス様は苦笑いをされていた。


私は王弟の公爵様にそんなお顔をさせてしまった事が恐れ多くて居たたまれなくなり、いつもアルフォンス様にキレた。

すると何故か喜ぶアルフォンス様。

実はちょっと変態なのかもしれないと、当時は本気で心配した。

もしも、ロリコンでDV野郎で変態だったら致命的だ。


取り越し苦労で本当によかった。

多分。

いや、確かめてないけど。



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