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039 ケーキ

3月27日はアオイの誕生日だ。

とはいえ平日、店は普通に開店する。

年度末ゆえに池袋のサラリーマン達は食事よりも飲み優先する為ジンの店はいつもより暇であった。

毎年のことなのでジンもそれ予想していたようだ。


「じゃ、今日は閉店しちゃうか」

「ハイ」

「ミキちゃんも忙しくないのに残ってもらって悪いね」

「いえいえ、今日はアオイちゃんの誕生日ですから!」


ジンはできるだけスタッフに尽くす。一般企業と比べると福利厚生が少ない個人店では珍しいコトだ。今日もアオイの予定を聞いてせっかくなので閉店後に3人で祝うことにしたのだ。

閉店後の店内に料理がずらりと並ぶ。大半はアオイの好物の激辛料理である。


「それでは、アオイちゃん、誕生日おめでとう!」

「おめでとう!」

「ありがとう!」


料理を食べ、ジン特製のカクテルを飲み、プレゼントを渡す。

帰る時間を考慮して10時過ぎに最後のイベントであるケーキを出す。


「わっ!カワイイ♡」

「食べるのもったいない!」

「このケーキは知り合いの店のケーキなんだ」


クリオロ。フランス人シェフ、サントスの店である。

中目黒や神戸にも店はあるが、池袋から近い本店は小竹向原にある。

ジンはたまにイートインで利用する。


「この店のケーキは世界のコンクールでも賞を取るくらい美味しいんだぞ」

「スゴイですね!」


挿絵(By みてみん)

モンブラン


挿絵(By みてみん)

ヌヌースジュニア


挿絵(By みてみん)

季節のブリュレ


「じゃあ私はクマちゃん!」

「私はモンブランで!」

「2人とも、季節のフルーツを味合わないとは…、もったいないぞ?」

「「もちろん、一口くれますよね?」」


2人は声を揃えてニッコリと言う。

ちゃっかりしている2人であった。

乙女にケーキは絶対なのである!

クリオロのケーキは絶品です!

パンや焼き菓子、チョコレートも侮れません。

お近くの人にはオススメですよ!

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