023 栗ご飯
食欲の秋だ!
美味しい物が溢れている!
今日はそんな秋の実りである栗を使った料理である。
といっても栗メインの品はそれほど多く無い。
「と言うわけで、今日のメインは栗ご飯だ」
「うわー、栗ご飯久しぶり!」
賄いも栗ご飯なので、ミキも大喜びである。
栗ご飯…昆布、あご出汁で作った出汁と米を入れてその上に剥いた栗をドーナツ状に乗せて炊く。
「もちろんコレだけじゃ寂しいので付け合わせも作った!」
里芋とタケノコの煮物…ご飯で作った二番出汁で醤油、砂糖、ごま油を加えタケノコを煮込む。里芋は崩れるので別に煮る。その時にキッチンペーパーを乗せ追い鰹。
きんぴらゴボウ…千切りにしたニンジン、ゴボウをごま油油で炒め、酒、砂糖、みりん、醤油で味を整える。皿に盛り炒りごまをふりかける。
「でも、オススメはどうするんですか?」
「うん、オススメってほどじゃ無いけど手間のかかった一品さ!」
栗の渋皮煮…鬼皮を剥いて、渋皮状にした栗を重曹で煮て灰汁を取る。何度か繰り返し灰汁が出なくなったら、水と砂糖で煮込み、最後に少し梅酒を入れる。
「はー、渋皮ってたべれたんですね!」
「丁寧にアク抜きをすればね。これだけですごい時間がかかったよ」
今日は1品しか無かったが、季節物ということでやはり早い時間の閉店だった。




