018 釜飯
釜飯。
有名なのは峠の釜飯だ。
が、それ以外にも美味しい釜飯はある。
今日のメニューは釜飯。
エビの釜飯…昆布、鰹節、塩、醤油、酒で作った出汁で米、桜エビを釜入れてて蒸す。
ホタテの釜飯…昆布、鰹節、塩、醤油、酒で作った出汁で、米、ホタテを釜に入れて蒸す。
五目釜飯…昆布、鰹節、塩、醤油、酒で作った出汁で、米、鶏肉、タケノコ、椎茸、ゴボウ、レンコンを釜に入れて蒸す。
今日はランチはお休みした。釜飯は注文を受けてから蒸す。1時間しかない昼休憩では間に合わない。開店は夜からのみである。
「釜飯は炊き上がったらかき混ぜて食べてください」
アオイがお客様に説明している。
一つ一つを釜で炊くのでそれぞれにおこげが出来てたりする。
釜飯の最後は出汁を入れてお茶漬け風にして食べる。
「最後の締めのお茶漬け美味しいっす!」
「釜飯なんて久しぶり!」
「で?店長、今日のオススメはなんですか?」
「今日は夏の風物詩、鮎の釜飯だよ」
「鮎ぅ?」
鮎の釜飯…昆布、鰹節、塩、醤油、酒で作った出汁で、鮎をまるまる釜に入れて蒸す。
炊き上がったら鮎の身をほぐして食べる。
「鮎ってほろ苦で美味しい!」
「大人の味って感じ!」
「鮎茶漬け最高!」
鮎は美味しいがなかなか家庭で1匹を調理しようとはしない。食べるのも年に数回だろう。
こういった機会が無いとなかなか食べないので人気が出た。




