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夏には遊びに・・・

横浜市資源循環局のWebページに行って「ごみと資源の分け方・出し方」を

調べてみました。

VHSテープは「燃やすごみ」だそうです。ラッキー! 。

業者さんだと有料ですがコレなら無料ですもんね。


30本ぐらいゴミ袋に詰めて集積所に運びました。

ガシャガシャに放り込まないでキッチリ積むように入れておくのが正解ですね。

そうしないと運ぶときに足にぶつかり易いことが判明しましたから。

一袋ほぼ10キロ弱くらいありましたよ。

15袋くらいでしたかねぇ・・・(遠い目。)


収納はクロゼット兼押し入れな造りでした。

お布団と背広やコートの他に箱がいくつも入ってました。

「ブリタニカ国際百科事典」。


あー・・・発行五年以内なら買い取ってくれる所もあるみたいですが・・

アパートに住まなくなって5年なんだもんねぇ・・

一箱を除いて開けた形跡すらありません。

まあ・・そうだよね・・こんな事典は普段は使わないし今はみんなネットで

調べちゃうからねぇ。


辞典・・重かったです。

4冊でやっぱり10キロ近くありました。

運動不足のトルネコ体型オバサンなのをいままでさほど気にしてなかったです。

でも、今回ばかりは後悔しましたねぇ。

こ・腰が・・・。


キレイでしたからこれは資源ゴミの日にリサイクルに出しました。

人類の叡智の塊も新聞や漫画や段ボールと一緒の扱いです。

「無常」という言葉が頭に浮かんで消えました。

まだ出さないとイケナイものがでてきたんです。


クローゼットの上には天袋がついてました。

イヤな予感を感じつつ開けるとソコにはコタツが入ってました。

重いモノをこんな上にあげんじゃねぇ!!! 。

踏み台代わりのパイプ椅子から落ちそうになりましたよ。


オマケにソレだけじゃあなく通信教育の教材がゾロゾロと!。

コレもほとんど開けてませんでした。

テレビ台の脇にあったなんだかやけにおっきな段ボールの箱も同じく

通信教育の教材でした。


通信教育は意思の強い人でないと無理でしょう。

学校には先生、同級生、先輩、後輩がいますから努力しますしさせられます。

そんな教育環境に慣れてますから自分でコツコツなんてことができるのは

限られた人だけだと思いますね。


端から縛ってリサイクル行きにしました。

ほとんど開けてないのでG君のマーキングもありませんでしたから。


お風呂場を開けたらソコにあったのは紙袋の山でした。

カバーの付いたコミックが山ほど詰まってました。

う~ん・・コレにマーキングがされてないのは何故なんだろう? 。


どうやら業者さんのゴミ部屋掃除の後で持ち込んだようですね。


実を言えばコノ部屋はガスも水道も電気すらも通ってません。

部屋に住まなくなったので止めてしまったようです。


山のようなマーキングとフンだらけの部屋でしたが

住人のG君はいませんでした。

ミイラな代物が一匹だけいましたけどね。


人が居ないと彼らはこの部屋には住めないんでしょう。

気温が20度を越えないと発育が遅れるし25度を越えないと

繁殖できないんだそうです。

しぶといようでも冬の寒さには弱いそうで死んじゃう個体も多いとか。

対策は今が一番らしいですよ。

バルサンでも炊きますかね。


人の住んでる部屋なら冬越しも簡単でしょうが電気の止まってるコノ部屋では

冷蔵庫の排熱すらありません。

要するにコノ部屋はG君にも見捨てられた部屋だった訳です。


まあ、夏になったら遊びにくる個体もいるかもしれませんけどね。

つづく。(続けんな! って言ってんのに・・まだ続くのか? 。)

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