波の音・雨の音。
最初にしたのは壁の模様になってるG君の痕跡を多少なりとも減らすことです。
多分部屋を明け渡したら業者さんが全部張り替えると思いますが片付けの
作業中にずっとソレを眺め続けたくなかったんです。
使ったのは「水の激落ちくん」とキッチンペーパーです。
激落ちくんはアルカリ電解水なので汚れ落ちがイイですし水なので
仕上げ拭きが要りません。
G君の模様に吹き付けてキッチンペーパーを貼り付けてさらに上から
もう一度吹き付けます。
しばらくおいてゴム手袋をしてペーパーごとこすり落としました。
モチロンペーパーはボロボロになりますが汚れも落ちます。
目に付く限りは落としました・・疲れたです・・精神的に・・。
天井にはなぜかG君模様はありませんでした。
でも天井と壁の境目にはG君の卵のカプセルの行列ができてました。
コレを庭箒で払い落としました。
ロングサイズのカラーボックスの上に段ボールの箱が並んでました。
下ろそうとしたら中から「ザーッ!」という音が・・・
京都の太秦の映画村に行ったとき昔の効果音の作り方を紹介してましたが
その中の「波の音」を思い出しました。
恐る恐る開けたら・・アレが山のように・・
この箱はG君の巣だったようです。
でもこのままでは45リットルのゴミ袋には入りません。
窓の外の物干しスペースに出して水をかけて箱を柔らかくフヤカシテから
踏みつぶしました。
き・・気持ち悪いけどこうでもしないと捨てられません。
透明か半透明のゴミ袋に入っていることが必須条件ですから。
次はコミック本の山です。
二畳分くらいのスペースに山ができてました。
業者さんがお片付けしたときにはキレイだったのかもしれません。
キレイなモノならブ〇クオフさんにでも買い取ってもらえばいいのですが
G君のマーキング付きを買いたい人なんて居るはずありません。
紙としてリサイクルに出すのにも汚れていては気が引けます。
泣く泣く燃えるゴミに出しました。
45リットルのゴミ袋だと大きすぎるのでスーパーのレジ袋に詰めました。
本は重いですからね。
実家のじいちゃんは活字の付いたモノは新聞紙でも跨ぐと叱ってくるような
アナクロな人でしたから当然影響が残ってます。
「本」をゴミにしてしまうのはストレスでしたよ。
オスカルさまも織田信長もルフィくんも女神様も・・・
その他諸々みーんなG君のマーキングのせいでお炊き上げ行きです。
山ほど印刷されてる量産品なコミックとはいえあまりな末路です。
作者の先生方にはとても言えないよね・・
G君にマーキングさせちゃったなんて。
持ち上げるたびに「ザーッ」と雨のような音がしてました。
もうね、、、聞こえないフリするしかなかったです。
ゴミ置き場には朝の8時までにだすようにと書いてありましたがなぜか
お昼になってもゴミ収集車は来ませんでした。
まあ、収集のコースのせいでしょう。
これ幸いともう運びまくりましたよ。
腰に来ましたが・・・
ところがソレで終わりではなかったんです。
なぜかVHSのビデオテープがコレも山ほど出てきました。
どーしたもんですかね・・・プラスチックゴミか? 燃えるゴミなのか? 。
どっちにしてもみんな処分には違いないんですけどね。
つづく。(だから! 続けんな!!! 。)