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短編

秘密

作者: RK

 人に言えない秘密がある。


 誰かに言えない秘密がある。


 その誰かに友達は入らないのだろうか?


 友達だと思ってたのに。


 隠し事するなんて友達じゃない!


 お前は一体なんなんだ?


 お前は私に思ってること筒抜けなのか?


 誰にも秘密は隠されている。


 全てを明かす必要はない。


 人と付き合うとはそういうこと。


 隠して、隠されて、見ないふり、知らんぷり。


 暴いて、晒して、ぶちまけて。


 最後に残るのは何?


 裂かれたお腹がじくじく痛むだけ。


 毒を撒き散らしたせいで周りも汚染されるだけ。


 いいことなんてないじゃない。


 それとも友達は毒すらも食えるのかな?


 そんなこと思ってたんだ…。


 もう、一緒にいたくない、消えて!


 おいおい、お前は一体なんなんだ。


 結局意味ないじゃないか。


 新しい秘密ができたじゃないか。


 自称友達さんには絶対言えない秘密。


 本当は友達なんていらないって秘密。

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― 新着の感想 ―
[良い点] テーマがわかりやすい。最後まで論旨がとおっていて読みやすい。 [気になる点] 最後の2行のクライマックスがもっと迫力のある表現だとよかったかなと思う。決めのフレーズにはなっているとは思うし…
2013/12/14 15:39 退会済み
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