朝起きたら……寝ぼけたままだった……
朝起きたら……。
寝ぼけたままだった。
朝起きたら、それでもやるべきことはある。そう、取り敢えずはお花つみだ。
寝ぼけ眼を擦りながら一階の便所へと向かう。
うん、こうくればこの後どうなったかは察しはつくだろう。
そう、お約束のあれだ。
階段でいきなり一段目を踏み外し、そのままバランスを崩し前転。
尻餅をつきながらの落下ではないのだ。
当然そうなれば一発で目が覚める。
というわけで──。
朝起きたら、布団の中だった。
夢で良かった。
……いや、良くなかった。
あんな恐い夢を見たせいか布団が……。
取り敢えず着替える。
そして汚れた布団を抱え一階へ。
布団のせいで前がよく見えない。
当然足下も勘頼りだ。
つまり──。
布団を抱えたまま階段を落下。
そして──。
目が覚めた。
私は布団の中だった。
ふと気になって布団を確認する。
……セーフ。
いい歳をこいてあれは恥ずかしい。
ということで、まだ眠い目を擦りながら一階へと向かう。
そして──。
……もしかすると私はまだ夢の中なのかも知れない。




