異世界屋台行脚〜ステータスは最高級でも燃費の悪い爆食天使はチートに入りますか？〜

『稲川食堂』の店主として携わっている稲川辰巳。
テレビで放映されたのをキッカケに沢山の来店で毎日疲弊していた。
そんな時、夜の締め作業をしている際にふらついてしまい、器材の下敷きにされ、朝まで放置された結果、帰らぬ人となってしまった。
転生先『アースフィア』では天使のハラヘルと共に食の漫遊を開始するが、戦闘能力やステータスはベテラン冒険者では手も足も出ないのに関わらず、大食らいが災いし、ギルドのクエストをこなしているだけではすぐに1文無しになってしまった。
このままではいけないと思い、何か安定的な給金が無いかと模索している中で、食文化がそこまで発達していないのもあり、自身の料理スキルを用いて屋台を経営することとなった。
色んな種族との出会いを経て、第2の料理人生活が幕を開ける。