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なんか面倒事に巻き込まれました。

踏めばいいのにのロボカスくんがちょっと出ちゃってる主人公さん。

 最初はよく分からなかったのだが、段々皆何してんのかが分かった。

 みんな、部屋に通されていく。

 老略男女全員だ。

 全員おんなじところ行って大丈夫なのかな?

 中で担当している人は過労死しないのだろうかと思ったりするが、そんな程度では人は死なないと自分自身が一番知っている。

 まあ異世界ですしお寿司。

 感じ的に、お祈りを捧げるので間違いないだろう。

 っていうかそうじゃないと何するのかわかんないし。


 ついでに、ミイナちゃんが渡していたものが分かった。

 どうやらこの教会で配られているコインみたいな物を渡していた。

 使い切りタイプなのかと思ったのだが、終わった後に帰ってきた人がコインを返却してもらっていたので違うみたいだ。

 じゃあ入る時に出したら良いじゃん!と思ったがどうやらポイントカードみたいな感じで特典を貯めるために預かっているらしい。

 そんなに時間かかるならやめればいいのに...


「でね!わたしそのために...」


 相変わらずミイナちゃんは可愛いね!

 最高だ!

 こんな娘と無料でお話できるなんて社畜時代の自分に見せつけてやりてえよ!

 という訳で特にこっちから話をすることなど特に無いのでひたすらミイナちゃんの話を聞いていた。

 主に将来何したいかという話なのだが、表現の仕方が分からなくなってたどたどしい所はあれど、やっぱり上司のクソ話を聞かされるよりこっちの話を聞いてたほうが余っ程楽しい。

 のめり込み過ぎたら間違えて拐っちゃいそうになりそうだけどそこは頑張って自重しよう。


 なんならそれのおかげでどういう感じの生活をこの世界の子供が送っているのか分かった気がする。

 所々話が出ていたが、やはりこの世界には学校があるらしい。

 しかも、どの大陸でも共通で9歳からは入らないといけない。

 どうやら三年間通った後は上の大学に行くか、就活をして三年間見習いをして、成人時に晴れて一人前として認められるかのどっちかになるらしい。

 就活かー。

 こちらからしてみれば良い思い出など全く無いのだが、この世界の感じ的に親の仕事を継げる感じなのだろう。

 なら前ほどのやべえ所にはならないだろうから安心安心。

 ちなみに、学校は全寮制でまさかの貴族とかも成績で決められるらしい。

 まじかよ。

 ぜってーいじめとか起きんじゃないの?

 まあそんなに上のクラスなんて行けないだろうけど。


 けれども、ミイちゃんは、絶対上のクラスに入る!そのために努力するの!という感じであった。

 なぜなら、ミイナちゃんが目指しているのは治癒師らしいからだ。

 oh...一気にまたこりゃベタな奴が出てきたな。

 どうやら前住んでいた場所にいた教会のお姉さんが治癒師で吹雪の日にお祈りに行っていたら怪我人を治していたらしいのだ。

 それで憧れてやってみたいという訳だ。

 しかも色があっているらしく、頑張れば治癒師になれるらしいのだ。

 いいよなー、羨ましいなー、いや幼女のことを羨ましがってもな...。

 けれども、上のクラスじゃないと魔法の扱い方は教えてくれないので頑張るの!という話だ。


 おじさんは夢をもう追いかけることは不可能になっちゃったからね〜。

 やっぱり羨ましいね^^。

 おっ、そんなことを話していたら順番が来たみたいだ。

 行くとしよう。




 n回目の初めて来た場所の感想です!

 はい、ルイス君、感想をどうぞ!

 思ったより質素!

 ほら、普通こういうのってもっと神々しい感じの光が漂っている場所じゃないの?

 何でこんなに質素なのかな?

 待ってた場所の方が絶対良かったって!

 外面だけ気にしやがって!


 はいこれ以上はやめておこう。

 兎にも角にも中には机と燭台、そして神父であろうおじさんと聖書らしき物があった。

 なんか疲れてそうだけどそんなんじゃ人は死なねえからでえじょうぶだ。 

 神父であろう人が、眠目を擦りながらもビジネス笑顔で、


「おや、可愛らしい信者さん達ですね。片方の方は初めてですか。」


 と言ってきた。

 なぬ、お主それが分かるのか?

 じゃあもしかして神様なんて信じてない癖に下心くんでここまで来たことも...いやバレないっしょ。


「神父さんこんにちは!」


 ミイナちゃんが元気良く挨拶している。

 やっぱりミイナちゃんは天使だね〜。

 こんなニヤニヤしている神父とは全然違うよ。

 癒やしが欲しいのは分かるけどよ〜。

 いやニヤニヤしているのはこっちもか。


「こんにちは。名前はなんて言うのかな?」


「わたしのなまえはみーな!よろしくおねがいしゅます!」


 ちょっと呂律回っていない部分があったね〜。

 でも可愛いから許しちゃう!

 むしろもっと子供っぽさを出しちゃって!

 あ、これもしかして自分も自己紹介しないといけないパターン?

 よし、ここは大人としてミイナちゃんに良いところを一つ見せてやろう。


「神父さん。こんにちは。僕の名前はルイスです。初めて来たのであまり分からないですが、よろしくお願いします。」


 はい百点満点!

 勝ちました!

 これでもう印象はバク上がりよ!

 って、あの〜、なんで人のことをそんなに変な奴みたいな目で見てくるんですか?

 ミイナちゃんは特に何も思ってなさそうだし。

 神父さーん?なんで面白いものを見つけたみたいな顔してんですか〜?

 なんかいきなり疲れ吹っ飛んでそうですけど...。

 大丈夫、これ?

 食われたりしない?


「こりゃ驚いたな。おい、ガキ。あとちびっ子もこっちについて来い!」


 ん〜〜〜?

 なんか面倒事に巻き込まれたっぽい?

 嫌だな〜、バックレたいな〜。

 ってもうミイナちゃんわーいって言って着いて行ってんじゃん!

 知らないおじさんに着いていったらだめって教わらなかったの!?

 あ、いや自分もミイナちゃんのこと連れて歩いていたわ。

 人のこと言えんじゃん。

 こりゃ行くしか無いか〜。

 なにか面倒事に巻き込まれたかも知れない一行は教会の奥深くまで潜っていくのだった...そこで見たものとは!

 ってナレーション入りそうな場面だな。

 憂鬱な気持ちを抱えたまま御一行は奥へ進んでいくのだった。

学校の制度については大分主人公がうまく解釈してこうなった形です。

ミイナちゃんはそんなに説明するのは上手くないですね〜。

あと深夜テンションで書いているニキなのでテンション高めです。

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