花粉症が収まらない
このサイトでいろいろな人のエッセイを読んでいるうちに、花粉症のエッセイが多かったので、花粉症の当事者である自分も少し、花粉症について書いてみたいと思った。
自分はもう、小学生の頃からずっと花粉症に苦しめられてきた。
学校でも塾でも、春頃になったらくしゃみが止まらなくて困ってしまった。
ある場合には、花粉を目に入れないゴーグルをつけたりとか、箱のティッシュを机の上にまるごと置いたりとか、そんなことまでした。
しかし、時間が経って大人になるにつれて、花粉症の症状も徐々に変わってきた。
というのも、どうも花粉症に対する耐性ができてきたように思えるからである。
その性でくしゃみは少なくなった。
しかし、昔とは全く違う症状が現れるようになった。
この頃花粉のせいで、なんだかだるいような気がする。
力が湧かない。
さらに言えば、熱が出ているのではないかとも思う。
ある人が、花粉のせいで熱っぽくなったと書いていたのだが、その部分を読んだとき、思い当たることがあった。
花粉症はどうも熱病に似ていて、ただくしゃみが頻発するだけでなく、身体全体に影響を与えて、その結果として倦怠感とか熱っぽさとか、そういった症状が現れるのだと思う。
そして、眠れない。
コロナウイルスにかかったときのことを思い出す。
あのとき、かなりの熱にうなされていたのだが、花粉症になると、それほどまでにひどくはないものの、似たような気分になった。
しかし、倦怠感や熱っぽさが前面に出てくるようになって、しきりにくしゃみことが減った。
もちろん、くしゃみはたまにするものの、子供の頃と比べてそれほどひどくはないと思う。
これが、子供の時と大人になったときの違いなのだろうか。
2020年から私たちはコロナかを経験して、感染症に対する意識が根強く残ることになった。
花粉症も感染症に似たものだ。
これが、子供の時との考え方の違いなのだろう。
花粉症に対する対策を考えるにはきっと、感染症とか、それに対抗する人間の免疫系とか、そういったものについて深く理解する必要があるのだろう。
コロナの前までは、花粉症を感染症のようにして解釈するということがほとんどなかった。
だからこそ今では、もう昔の頃の、感染症とか全く知らないままくしゃみとひたすら格闘するという花粉症の経験には、戻れないのだと思う。




