森での生活①
「あっーと朝か、そろそろ動くか」
まずするのは勿論水浴びなんせ昨日は掃除して疲れて寝たから汚れたまんまご飯も欲しいから
水浴びに行く途中で獲物を見つけて狩る。そして、それを食べる。
「とりあえず家が出来たな もう洞窟ではないな いや洞窟の中に作ったから洞窟のままか」
などと独り言を言っているが水浴びに行く途中で獲物を見つけ狩り。
水浴びをして帰る時に違う獲物を見つけ狩った。そして洞窟に戻ってきた。
戻った後は朝ご飯を食べ 、洞窟が住みやすくなるよう色々改造していたのだ。
例えばべットもどきや台所もどきそしてトイレを作った。トイレだけはきっちり作ったがそれでも
水洗式ではない。日本が懐かしいな〜と思う凉だった。
まだ数日しか経っていないのに……
そんなこんなで1日が終わり、次の日に備えて寝るのだった。
「よし!今日する事はこの周りの探索だな 張り切って行くか!」
「うん その前にご飯と水浴びだな 今日食うのは新種の奴か死なないように願っておこう」
特に願う対象もいないのでただの仕草だけになってしまった。
最初同様焼いて食べた、結果は………マズイ食えたもんじゃない 腹も壊したしもう食いたくない。
「やっぱ奇襲して狩れたけど狼みたいな奴はダメだな 次からは逃げておこう」
狼に対して文句を散々言ってようやく動き出した。
奇襲して殺して食べたのに散々ないいようである。逆に狼が可哀想になってしまう。南無。
それから昼ごはんを忘れて夕方に探索を終えて戻って来た。
探索の結果はまあまあである。
「とりあえずこの辺りは動物?まぁなんでもいいか とりあえずここまで来ないし
この辺りが恵まれていることが分かって良かったな 大丈夫だなんともない」
道中沼にはまったり、大蛇がいたり、でかいカエルに追いかけられたりして死にそうになったため
全然大丈夫じゃなかった。当たり前だ死にそうになって大丈夫!なんて言えるか。すなわち強がり。
まだまだ生きたい だいたい……
「あれ?そういえば俺何才だ?」
よく分からなかったので多分5歳くらいだろう
「そう考えると5歳で危険な動物?もういいかあれ魔物って事にしとくか……」
「ん?魔物にするとあれ食ったらダメな奴じゃっ 違う安心しろあれは動物 そう動物だ 問題は無い!」
「この危険な森に5歳児置いて行くかぁ?(多分)」
そんな事を言いながら独り暮らしで気軽だなと考える凉だった。
「さぁこれからはこの森で楽しく暮らして行くぞ〜勉強も無いし就職なんて物もない!
これが本当の自由だー!自由はいいがそれに伴ってここには小説もアニメも無い……」
1人森の奥深くでテンションを上げて下げる凉がそこにいた……
「さぁ昼ごはん食い忘れたな、お腹すいた。何か食うか」
そう言っても今あるのは散々文句を言った狼肉があるだけ
「食い物がねぇじゃん。今から狩に行くか?いやでも時間がないな」
「………」
じっと残っている食べかけた物を見る。
「人は水だけあれば数日は生きれる!諦めよう!明日多く狩ってくればいいさ!」
そう言いながらも焼く準備をしているのであった。
「肉ばかり食っててもダメだな。栄養が偏るな」
顔にマズイ食いたくない でも腹が減ったから食っていると書いたような顔を
しながらご飯について考え出す。
しかし周りにご飯などの炭水化物があるわけでもない
ただ大量あるのは緑色の植物 この中から食べれる植物を探すのはなかなか難しい。
「はぁ前途多難とはこういう事だな、よく考えたな〜ことわざなんて」
「そう言えば声も変わってるな。まぁ体が別人でしかも子供だしなそりゃそうだな」
前世では自分の容姿も声も嫌いだったので特に何も思っていなかった。
そのため今世の変化に気付くのか遅くなっていた。
「さぁ寝るか 明日は何するかなーなんか記録する日記とかがあればいいけどな」
今無い物を要求してもそれがいきなり出てくるはずがない。
「ん?そういえばここは夢にまできた異世界だ!俺勇者になれるかも!?」
「あっでも1人がいいし勇者めんどくさいし人付き合い多いし いい事ないな 俺よ却下だ!」
「でも魔法とかが使えるかも試すのも悪くない。
明日からは肉以外の食べ物と魔法について試してみよう」
そう言って気持ちが高ぶりながらベッドもどきを綺麗にして寝た。
寝る前に気持ちを高ぶらせたせいでなかなか寝れなかった事は秘密だ。
ベッドもどきを綺麗にしても
凉自身はかなり汚い。次の日汚くなった寝所を見て寝る前に水浴びもとい風呂に入りたい。
そう思ったのだった。何年も後だがこれを思い出した凉はこう言った。
「よく沼とかにはまって汚くなってたのに飯食って寝たな 過去の俺がよく分からん」
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ここはこうした方がいい などがあったらコメントを宜しくお願いします。
1作目で初めてなので分からないことも多いですが頑張って行こうと思います。
ちなみにタイトルにある 【仮面】と【日記】はまだもう少し後で出てきます。