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転生初日 森の中




「私は紙です」


「はい?紙にしては質量があるような」


ペタペタ、ツンツン、サラサラ


「ん?普通に触れる?紙なのに?」


「違いますよ!髪です!」


「はぁ?髪だぁ?さっき紙って言ったのに」


また触ってみる


「だから違います!人間が言う所の神様ですよ!」


「あーなるほど」


ポン、手を叩いて納得する


「うん、イントネーションな しっかりしてくれよ。新しい技術かと思ったわ」


「うるさいですよ!紙にだって間違いはあるんですから!」


「へぇーまた間違えているあんたが神様ねー」


「信じてないですね!」


「勿論」


「即答!?酷いですね まぁとりあえず貴方は亡くなってしまったので

異世界に行ってもらいます。あっ決定事項なので強制的にどうせ送りますけど」


(はぁ?ここそういえば何処だ?友達と買い物行って帰ってる時に あれ?何があった?)


「流石に困惑しているようですね、とりあえず貴方何か欲しいですか?」


「俺は友達と買い物に行って帰ったよな?なんでここにいるんだ?」


「私の言葉無視ですか えぇそうですか なるほどね」


(やばい!?これは女子にドッキリ仕掛けて逃げた後にあいつは子供かーって言ってそれがバレて

怒られた時より怒ってるやつか!?どうする?逃げるか?)


「いやどうやって逃げるんだよ」


「はい?逃げる?なら貴方は地獄にでも送らせて……」


「すみません なんでもないです ほんとすみません」


「まぁいいでしょう ああ貴方の死因は心臓発作による心肺停止ですよ」


「え?マジ?」


「本当です それより早く欲しい武器でも能力でもいいので言って下さい 時間がないんですよ」


(とりあえず死んだのは事実のようだ 短い人生だったなー)


「あっじゃあとりあえず 誰にも気づかれない【隠密】でお願いします」


「死んでる事言ったら 飲み込むの早いんですね、そして何故【隠密】なんですか?」


【隠密】とは生物に気付かれにくくなるものである


「独りが自分の性分に合ってるんですよ」


「前世では友達もいたのに独りの方がいいんですね」


「しょうがないですよ。 なりたくても 学校やら会社やらでどうせ人に合わないといけないですし」


「まぁいいでしょう それでは【隠密】を差し上げます。次の世界ではもっと楽しんで下さいね?」


「え!?っちょっまっ まだ聞きたい事が……」


出会った女神が手を振って笑っていた。


バサバサ、カサカサ


「いたたここ何処だ?森?何故?転生だろ?親は?」


周りには誰も居ない、ただあるのは森、森、森 大自然しかない


「………まぁいいか臨機応変だな まずは水の確保っと」


立ち上がって周りを見渡すと幻想的な自然が広がっていた。


周りの景色を堪能しつつ、警戒しつつ 水を探して先に歩き続けた。


何分歩いただろうか?もしかしたら数分ではなく数時間かもしれないが


「あった水 これ飲めるよな?綺麗だし大丈夫そうだな」


「誰だお前?そこで何してる?」


水の中に子供みたいなやつがいてこっちを見ていた……


「って俺か!?これが!?ん?!そういえば目線が低いような?」


子供になっていた。しかし周りに人はいない、捨てられたのだろうか?


「マジか〜名前とかどうしよう」


親がいないから自分で自分の名前を決めれると思った俺は名前を考えた。


名前は決まったやっぱり前世の名前影宗凉が1番良かった。数時間悩んだ時間返せ!!


決して変な名前しか出なかったわけではない、ただ厨二病だったりペットにつけるような


名前しか出なかっなだけだ。何も問題はない この過去だけは振り返ってはならない 忘れよ……


「さぁ水も確保出来るし休めるところをこの辺りで探すか……作るかだな」


出来れば作りたくない 面倒だからな!


「あっこの洞窟なんかいいんじゃないか?」


その洞窟は何人かが使えるような広さを持っていた。


しかし中は埃やカビ更に動物のフンのような物まであった。


「これは日が暮れる前に掃除した方がいいな」


掃除をする前に探索していて見つけていた動物?らしき物を焼くことにした。


「これ食えるのか?まぁ食えなきゃ今日のご飯がなくなるだけだな」


ぶつぶつと独り言を言いつつ木を集め、火を起こし焼いていく。


「おっ焼けたかな それじゃ掃除一旦辞めて食うかな」


食べてみた、恐る恐る口に入れて噛んでいく


「うーん焼いただけだからあんま美味しくないけど とりあえず食えて良かった〜」


食べれるのか?と思っていたが大丈夫そうだ。何故そう思ったのかはその見た目が


まず毒々しい、そしてツノが生えている。そのため食べれるか不安だったのだ。


なら食うな!そう思うが人間お腹が空くと全てが食べ物に見えるため狩っていたのだ。


ダメだったら食あたりで死ぬかもしれないが……


「よし次!寝る所の掃除!終わらせてしまうか!」


その辺の木で作った 簡易的なホウキを使って終わらせた。


「今日は寝るかな〜疲れた〜」


そして1日が終わる。


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