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詩集 碧い鳥

まっさらな

作者: 紀 希枝

大きな雲でした。

卵のようになめらかで、

うさぎのように自由気ままな、

大きな雲でした。


小さな雲に手を引かれて、

水性絵の具のような淡い水色の空を、

初めて学校へ行く子供のように、

戸惑いながら泳いでいました。


見わたす限りの大きな空で、

見あげるばかりの高い空で、

大小様々な雲がはしゃいでいました。

物静かな雲もいました。


様々な形の雲がいました。

様々な性格の雲がいました。

不思議なことに、

どの雲も真っ白でした。


濃淡の差はあったのです。

影の箇所もあったのです。

だけど不思議なことにどの雲も、

生まれてきたばかりのように真っ白だったのです。


とてもとても真っ白で、

とてもとてもまっさらで、

空色にも染まっていない、

きっと本当に生まれたばかりの雲だったのです。


拙作をお読みくださり、ありがとうございます。


批評批判大歓迎です。もっと私自身の思い描く世界を表現したいので、感想酷評、友人への紹介も期待しています。


長編の作品を幾つか載せる予定ですが、いずれもまだ修正中ですので先は長そうです。

少なくとも月に一度は、短編や童話や詩を載せるつもりなので、気が向いたらお読みください。


繰り返しますが、本当にありがとうございます。

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