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私は無意識で倒れた

ソーダマン…かっこいいなぁ…

ソーダマンとは剣を使って戦うヒーローである。

俺はそんなソーダマンに憧れているただの学生。

買い出しでも行くか。決してソーダマンのくじを

引く方が目当てとかじゃないから。


48℃…?暑いな…あ…つ…い…


…誰コイツ…山田斗科…買い出し行ってたところで

熱中症で倒れたと…適当なスキル与えて

適当な世界へ飛ばす、これでいいかな。

あとシャンプーをおまけとして送ろう。


はっっっっっ!!!

あれ?ここどこ?俺は48℃の中

買い出しに行ってたはず…


???「よくそんな日に出かけられるよね!」

……………は?


トカ「だぁれ?」

???「ラティ、それが名前よ」

ラティ「その姿で突然現れるって異世界人?」


多分ここ異世界かな?豚の怪物いるし、

て言うかこの世界も暑いな。

ん?豚の怪物?


ヤバ


ラティ「……もーう!戦闘中なのに!このこの!」


殴るなおい…殴るなこのやろー!


トカ「なにかスキルの1つくらい無いか?」

ラティ「…もうここがグラミだと気づいたの?頭の回転が速いのね!」


グラミ…ハ?日本にそんなキャラいたかな〜

懐かしい…多分この世界のことだろう。

あ、スキル1つだけあった!

アイアンスピア…魔力が50以上の場合2分の1

魔力を消費して強力な鉄の槍を生成…

俺…今魔力30じゃん!


トカ「ラティ!たった1つのスキルが使えない!すまんw」

ラティ「すまんw じゃなーーーーーい!!」


豚の怪物がじわじわと襲ってくる。

終わった…


ラティ「グラス…レート!」


ラティがそう言い放った時、不規則に曲がる

発光する草が豚の怪物に向かって飛んでいった。


豚の怪物「ギャァァァァァァァァァ!」

ラティ「獣の頂点(ドラゴン)である私に勝てるわけがない!」

トカ「待て待て待てお前獣の頂点(ドラゴン)なの!?」

ラティ「そう!そうと分かったんなら媚びなさい!」


驚きだよ…ただの美少女だと思っていたのに。

性格はアレだがな。


トカ「とにかくLvを上げたいんだが?」

ラティ「じゃあ四天王を倒しましょ!」


はぁ?スキル無一文で?頭いかれ丸。

無茶言うなよ…


ラティ「あー…でもスキル1つも使えないならあらかじめLv上げといた方がいいか…よし決めた!まずこの最初の街から出て雑魚狩りよ!」

ラティ「試しに!モフラワを倒します!」

トカ「おいおい獣の頂点(ドラゴン)ならもっと強そうなモンスターを倒そうぜ!」


モフラワなんて弱そうなやつをひたすら倒すなんて

気が遠くなるぜ!やってらんねぇぇぇ!


ラティ「モフラワが弱い!?ヴァカ言うなぁ!

私はLv1でさっきのスキルしか使えないわ!

それに加えてモフラワとさっきのスキルは

どっちも草属性だから相性が悪く、1体倒すので精一杯なの!」

トカ「お前Lv1!?!?!?」


どうやって生きてんだよ!あれ?種族的に動物に

強いんだっけ?それだけで倒せるもんなの?


ラティ「ほら、早速いくよ!」

トカ「はーい」


そうして俺たちはモフラワを倒しまくった。

そして……知らぬうちに仲間が1人増えた


トカ「お前誰!?」

ラティ「着ぐるみ…もしかしてお菓子種!?」

???「ふぁ〜…今更?」


コイツが何を秘めて何を隠し何でこのチームに

混入したのは何故だろうか。


???「お菓子種のらむね…よろしく〜…」

トカ「らむね?…何故このチームに混ざった?」

らむね「らむねは魔王を倒したいの。このスリープで」


スリープか…相手を眠らせる技っぽいな…

強いなら…つれていっていいや。


らむね「いいの?撤回しないでね〜」

ラティ「ねーねー入れてよかったのー?」


ラティ「スリープって相手と自分に眠気を誘う

スキルだけど」

トカ「!?!?!?!?!?……マジか!!!」


やばいやばいやばい、コイツも眠るのかよ。

永久に眠らせてもらおうと思ったのに!

スキルクールタイムの関係上無理だ!


トカ「えーと…やっぱり抜け…」

らむね「へ…?」


泣いた…よっぽど泣けるのがやなんだな…


ラティ「うわー!トカが子供を泣かせたー!」

ラティ「タナカさーん!タナカさん呼んでー!」

町人たち「え?幼子を…?しかも女の子…

タナカさん案件だとぉ?」

トカ「おいおいおいおいおい!!!!!」


バラされる!早くラティを黙らせないと!

あ!魔力50じゃん。打と…と思ったけどこんな街中この状況で使ったら悪化する!よし!手で行くか。

よし口抑えた!あとタナカって誰?


ラティ「アガッ!モゴモゴモゴ!モゴモゴーッ!」

トカ「このまま退散だー!(小声)」

らむね「で、どこに?」


そうだった!行く宛がない!えーと…えーと…

ダンジョンでいいや!


トカ「おらっ!石を突き破るぅ!え?」

トカ・ラティ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

らむね「落とし穴…」


トカ「着地!できない…痛ァ!」

ラティ「あれ?ここは…ギルド?」

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