クリスマスリース:永劫回帰
後書きに画像が多いです。クリスマスリースばかりです。不要な方は設定変更お願いします。
届けられなかった想い
紡ぎそびれたうた
置き去りにしたままで
あなたは先に逝ってしまうのか
あなたのあの詩集は連載中のまま
こちらの詩集は終わりを迎える
私独りでは続けられないから
ふたりの円環は螺旋にも似て
互いの言葉は反響し合って
次のステージに止揚していった
ひとつの世界観をなぞりながら
あなたが居なくなって
昼がどんどん短くなって
一年で一番長い夜が来て
その闇の奥にじわりと光る環
クリスマスリースと呼ばれるもの
これを飾れば命は続く
次第に昼が長くなり
再生することができる
永劫回帰
今はこの言葉に
全てを賭けることにしよう
常世あの世と巡りながら
いつ会えるかはわからないとしても
どれほど姿が変わっていようとも
あなたの言葉の数語を見れば
私にはピンと来るだろうから
「再会を待っている」と伝える
ただそれだけでいい……
この写真のリースは自然素材のみ、去年、ご近所のダグさんにあげようと思ったのに、施設に入ってしまわれ渡せませんでした。
今年もまたクリスマスリースを作成中です。職場のクリスマスイベント用フレーム直径1mのリース4点依頼され悪戦苦闘。他に普通サイズ5つも受注してます。
イベント用のリースが完成しました。真上と真下(懐かしいアニメのセリフ)を指定しておいたのに、固定時に少々ズレてしまってます。
木造の小屋の破風に掛かっているのが最大で、できあがり寸法直径1.6m。重さ5キロくらい。枝ものが重い。
香月よう子さまが居ないこの世が11か月近く過ぎていきました。
私が追いかけるか、よう子さまが早めに生まれ変わってくださるか、縁や絆と呼ばれるものがどこかで結び合わせてくださいますように。
ここまでふたりのリレー詩集を読んでくださりありがとうございました。
淋しいですけれど、これで完結、です。




