『ノスタルジアがテーマのバトン』
バトン作成 ジャガイモ探偵さま
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作成日 2022年5月26日
回答日 2022年6月18日
① 子供の頃、好きだった本・漫画・コミックについて語って下さい(出来れば幼児期~ティーンまでの流れ)!!
漫画も? 漫画を語ると年代バレバレすぎて居たたまれません……そして、いろんな人のバトンを読んだけど、誰ともかぶっていない自信があります。
書いちゃっていいのかなー、と迷いつつ……。
好きだったものが多すぎるので、「レントリアシリーズの世界観の源泉・高校まで」という視点からセレクトしました。
では、まいります。
1・小学校高学年に出会った和田慎二さんの「超少女明日香」
ヒロイックファンタジーというものを、これではじめて知りました。傑作です。
2・中学校のときに出会った萩尾望都さんの「11人いる!」
SFというものを、これではじめて知りました。傑作です。
3・やっぱり中学で出会った萩尾望都さんの「トーマの心臓」
当時はわからなかったのですが大人になって知りました。「人が生きるうえで必要なテーマのすべて」がこの作品に入っているということを。傑作です。
4・高校で出会った大島弓子さんの「バナナブレッドのプディング」
好きな漫画を一冊だけ選びなさいと言われたら、迷わずこれを選びます。大島弓子さんとは中学時代に出会い、中期(?)の作品はほぼ読みつくしましたが、すべて傑作です。
5・清原なつのさんの中期(?)作品すべて。
上の方々は巨匠ですが、なつのさんは「りぼん」出身のかたで、短編の佳品を大量に描かれました。
傑作という言葉は似合わない気がするし作品も絞れないのですが、好きな漫画家を一人と言われたら、迷わずこのかたを選びます。
(私の絵柄、なつのさんに似てるんですよね……もろに影響受けました。あっ、いま気づいたけど「こまの」って名前も似てる。いや、こまのは名字か。しかし○○こまの、というユーザ名でもよかった。脱線)
以上です。
……って、漫画しかない! あ、中学高校と買っていた雑誌「りぼん」の雰囲気全部が大切だった。
やっぱり漫画しかない!
ええと、本はですね、「小説10選バトン」でも書きましたが、小学校高学年の立原えりか。中学時代のポール・ギャリコ。高校時代のマキリップとタニス・リー。
私、王道ファンタジーというものを全然読んでないのです。指輪もナルニアもゲド戦記も一巻前半で挫折しました。
立原えりかからはじまったせいか、小説も漫画も短編が好きだったんです。
巻数が多いのははじめから避けてしまって……。
いま激しく後悔しています。ああ、時間がありあまってたあの頃にちゃんと読んでおけばよかったー。
そうだ。中学高校と毎月買っていた、サンリオ出版の「詩とメルヘン」という雑誌からかなりの影響を受けました。
やなせたかしさん編集で、素人の詩にプロが本気のイラストをつけてくれるんです。大判で紙質も厚く、見開きをとりはずして飾れるようになっていたりして。
月刊誌でしたが画集のような品質で、いま思うと本当にぜいたくでした。
味戸ケイコさんとか知ってる方いるかなあ? ほかにも素敵な絵師さん、詩人さんがいっぱいで。
個々の作品というより全体の雰囲気、品質の高さから、感性を養ってもらった気がします。
③ 今だ尚影響受けている作品はありますか?
⑧ 次世代に読ませたい作品はありますか?
これは①の回答と同じです。
② 一番影響を受けた、もしくは好きだった主人公は?
脇役趣味だったため、主役は眼中にありませんでした←
④ (フィクションキャラにおける)初恋・憧れはいましたか?
⑥ 逆に憧れ過ぎて、「将来○○する!」みたいな事はありましたか?
思いつかないなー。
⑤ 子供ながらにトラウマを受けた作品はありますか(出来れば読んだ順で)?
小学6年のとき学級文庫にあった「はだしのゲン」
全巻読破してしまったけど、せめて高校くらいで読むべきでした。
中学のとき国語の教科書にのっていた、南極点をめざす冒険者グループの話。アムンゼン隊とスコット隊というのがあって前者は成功、後者は全滅した、その後者のドキュメンタリー……あれ、全滅だったら証言者がいないか。じゃあ生き残りもいたのかな? 授業だから逃げられず、とにかく辛かった。
2作とも、いまだにときどき思い出すほどトラウマです。しかしゲンが名作で、反戦が叩き込まれたことは認めます(涙)。
⑦ 「本」に関する思い出を語って下さい!
語りました……。
⑨ 次に渡したい人は?アンカーもOK。
まだ書いてない人、全員分を読みたいです。持ってなければぜひぜひお持ちくださいね。(バトン作成者はどなたかな。ご存じですか?)
※
作成者がわからなかったため、エッセイ化するにあたって調べました。
四人ほど遡ったらすぐにたどりつきまして、一安心。十人とかだったらあきらめていたかも……。
漫画について語っているこのバトンは、いま読み返してもめちゃめちゃ濃厚に感じます。
小説サイトで漫画のことも熱く語れるなんて、いいですね。
以上、バトン六本を一堂に並べさせていただきました。
あらためて見ると、本当に思い切りのびのびと自己開示している自分に驚きます。
やっぱりこれは自分にとって大事な記念になると、あらためて思いました。
また新しいバトンが来たら追加するかもしれませんが、出すべきものはすべて出した気もしますので、ひとまずこれで締めることにしますね。
おつきあいいただき、どうもありがとうございました。





