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〜転生者達の傭兵国家〜  作者: あぱ
軍人少女
40/146

3の1

(???)視点


「おい、何寝てやがる!」


薄暗い部屋で腹がでた男がまだ幼い少女はその男に冷たい水をかけられ強制的に起こされる。


「うぅ…」


「チッ使えない小娘だ。おい、こいつをあそこに入れろ」


「え、しかし死んでしまうのでは」


近くにいる兵士に男は命令しどこかにこの少女を連れていこうとする。


「えーい!黙れ!儂に従ってればいいんじゃ!」


「は、はい!おい、起きろ!」


兵士は無理やり少女を起こさせどこかに連れていかれる。


(なんで、こんな事になってしまったんだろう)


少女は昔街のはずれの村で両親と幸せに暮らしていただが、悲劇は訪れた。盗賊が村を襲いこの少女の両親は少女を守るため犠牲となり街をさまよっていた少女は孤児院へ連れてかれた。そこでこの世の理不尽身をもってを体験した。孤児院へ連れてかれ、同じ孤児院の年上の人に少ない食料を奪われそれが我慢できなかった友達が食料庫に勝手に入り見つかり殺されていたりした事も沢山あった。

その後私は偉い人に買われることになった。

兵士に連れられながら歩くと鉄格子のドアの前に立つ。

怖くて私は後ろに足を引くが兵士たちはそれを許してくれない。


「着いたぞ。ここがお前の新しい部屋だ」


「え…」


「食料は届けてやる。そして時間は守れ」


ドアを閉められ私は絶望した後ろには大柄の男たちニヤケ顔で私を呼ぶ。


(こわい、気持ち悪い、どうして私がこんな目に会わなくちゃ行けないの!?)


ドアがの鍵が閉まる前に私はドアを開け逃げることを決意した。ドアが開き兵士たちは驚き一瞬動きを止める。


「おい!何してるんだ追え!」


兵士が少女を追いかける。だけど少女の足の速さに追いつけないようだ。


(何これ、私の力?)


全能感を覚えているがその時間はないことが分かり私はこの家を脱出した。

兵士がおってこないことを確認して裏路地で腰を着いた。

それがダメだったのだろうか。


「みーつけた!」


「きゃぁっ…」


少女は大人の女はこの少女の首元を掴み持ち上げる。


(また、何も出来ない、悔しい。しかも誰なの?)


「ふふ、そう怖がらなくていいのよ。アリス」


「え…なんでなんで、私の名前を」


「ふふ、貴方のことなら何でも分かるは。そして、こんなに痩せほっちゃって可哀想にお爺様があなたの事を見たら心配するわ」


「おじさま?」


「そう!貴方のお爺様 いや!私のお爺様よ。ねぇこの世界って残酷で理不尽よね?ふふ、私もそう思うは。私は『��』から転生した時歓喜して絶望したは。私は名もないただの平民だったから話に入れないと思ってね。」


(何を言っているのこの人。話?平民だから入れない?なんなの怖い。)


彼女の目はまさに狂気だった、今にもアリスを喰らうような獣そのものを表していた。


「ならば、私が主人公になればいいんだってね!ははは!

私って天才だはまさか魔石にこのような力があるとは思ってなかった」


少女の首を掴みながら彼女は手に持つ『魔石』について話し始めた。


「魔石は魔物から出る心臓の役割を持つものなんだけど、高密度の魔力を蓄積するだけではなくその魔物の性質 記憶までもが内包されているの、それで私は魔石について研究したわ。この魔石を作れれば貴方に私を移植できる事に気がついたのよ。フハハハハハハすぐ終わるから待ってなさい」


「い、いや!離して!はなしてよ!」


アリスは必死に暴れるが冒険者をやっていた彼女には無力だった。


「無駄だよ!」


「きゃ」


腰に差していたナイフを取り出し彼女はアリスの心臓を向かってナイフを突き刺した。


「ああァ痛い。抜いて!痛い!」


鮮血が舞い少女の体はダラりと脱力しそのまま倒れてしまった。


(私は死ぬのかな?このまま嫌だ!嫌だ!私、私は!)


必死に体を動かそうとするがナイフを刺され女に魔石を植えられたアリスの体は動けない。


(なにこれ、なんなのこれ、私?いや違う。気持ち悪いこれが本来の未来?いやだ…)


「ふふ、これで私は『アリス』になれる!ふふふ ははは

私は…えっ…ぐはっ」


なんとアリスは心臓を貫かれ魔石を植えられても尚、女を殴った。


「なんで動けるのよ!貴方は私に体を譲れば済むのに!」


女はペティナイフのような物を抜きアリスをまた捕らえようとする。だが、アリスはもう怯えない自分に刺さったナイフを抜き取り女に向かって叫んだ!


「もう、うんざりだ!私は私だ!私は強くなりたい!だからお前は私の生贄になれ!」


アリスが手のひらを女へ向けるとそこから禍々しい色の渦が出る。


「こ、これはなんで!?悪食が発現したって言うの!?これで私の主人公になる計画は…」


"ガブリ”とアリスから飛び出た渦に食われ女は体を残さず死亡した。


「ざまーみろ。でも、知識は貰っておくよ」


アリスは今得た情報を元に記憶を整理した。

この世界は『fortune&kiss』という恋愛小説の世界で

アリスと言う1人の少女が色んな人と出会い成長し男達を籠絡していく物語らしい。


「私は作り物ではない!私は私だ」


私はこの世界を知り作り物じゃなく本物の世界にすると決めた。具体的には何をすればいいか分からないが、私は自分の決めた人生を生きそして死ぬ。誰かに決められた人生ではなく自分で決めて私何り生きてやる!

そんな事を自分の中で決心していると私は自分の体に穴が空いているのを思い出し蹲る。


「でも、このままじゃ私は死んじゃう。どうしよう…え?」


アリスは辺りがおかしい事に気がつく。

先まで鳥の鳴き声など風が森の木を揺らす音が聞こえたのに何も聞こえないのだ。


「やっと、気づいた?アリスちゃん」


「だれ?」


目の前に思わず膝をつきそうになるほどの風格がある

女性が目の前にいた。怖くて下を向くが強制的に私は顔を持ち上げられる。


「ふふ、怖がらなくていいのよ。私はそうだなー、神とか時には悪神とか、なんとでも呼ばれていたわ」


「神様?」


私はその名を聞き目が眩む。神とは世界の創造主で

世界の追うとも呼べる存在だ。そんな方が私の目の前にいるのだ。


「な、なんでしょうか。私みたいな穢らはしい人間に」


「私はあなたをそうは思はないは。ねぇアリス、貴方はこの先の人生は茨なの道だよ、それでもさっき言ったことを曲げない自信がある?決められた道を通ればキラキラしている人生を歩めるよ?今貴方が望んでる人生はドロドロしていて凄く険しい道だよ」


私はその言葉をきき、私の中で闘志が燃えるのを感じた。


「はい!私は茨な道を選びます!私は決められた運命は全て壊して自分の道を切り開きたいです!」

(言っちゃった、どうしよう。神様怒ってるかな?)


「フフ、そう。面白い子ね、気に入ったは。では、この先を生きるために試練を与えましょう。もちろん報酬は貰えます」


「試練ですか…」


「受けますか?それとも受けますか?」


自分の中で考える。こんなに美味い話があるだろうか?

自分より高次元の存在が私に望むものはなに?


「代償があるのかって気になるのですか?」


「なんでそれを…でも、そうです」


「そうですね…では、これはどうですか?試練をクリアし

貴方が何かしらで死んだら私の元に来ないですか?」


「死んだら貴方の元に。………では、私は受けます!」


「そうですか。では、もうそろそろ戻った方がいいでしょう。帰ったらプレゼントがあるので確認してくださいね?」




「あ。夢だったの?でも、私の胸の穴が塞がってる。ってことは夢じゃなかった?」


胸に刃物が刺さった後が無くなっており、ちょっと嬉しかった。周りを見渡すとさっきの女が持っていたのか鏡があるので私の体、全体を見ると私の髪の色が変わっていた。


「えぇー!淡いクリーム色から金髪になってる!?でも、これで私はあの世界の主人公としての価値が無くなるのかな?ははっそんな事ないか。」


そんな事を思いながら自分のステータスを確認する。

なんだかんだ初めて見るので楽しみだ。


【名前】  アリス

【種族】  人間

【年齢】  6

【職業】  

【レベル】 3

【称号】  茨を進む者

悪神のお気に入り

【HP】   100

【MP】   30

【攻撃力】 10

【防御力】 5

【魔力】  5

【素早さ】 20

【魅力】  5

【運】   0

【スキル】

???


「うっ弱い。あいつの記憶を見る限り最後には私は30レベルでもっと色々なスキルを持っていた。地道に頑張るしかないよね」


この後の事を考えながら、私は計画を立てる。

神様が言っていた試練とはこの世界を生き延びることらしい。私がこの先なろうとしている軍人はいつか死ぬか分からないがもし、死んでしまったらわたしはそれまでの人間だろう。因みに軍人になろうとした理由はあいつの記憶の中に私のお父さんが軍人として国を影から守っていたから、私がその役割を受け継ごうと思った。

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