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見覚えのあるコンクリートの街並み。ここは地球の日本だ。私達は路地に出現した。
「ここが違う世界ですか?」
「そうよ、ここは地球という星の日本っていう国ね。魔法はないけど科学っていうのが発展してるわ」
「魔法がないんですか!?では魔物はどうしてるのですか?」
「そんなの居ないのよ」
「そ、そうですか」
「この服だと私達は目立つから買い物しましょうか」
「分かりました!」
2人が来ている服は私の魔力元にして作った赤と黒のドレスで、エリシアは青白いドレスを来ている。さすがに目立つため、私達は目立つ前にアパレル店に入った。
·········
······
···
「着心地いいですねー。凄い文明が進んでるんですね」
「気に入ってくれたのならよかった」
ここは東京の渋谷ということもあり人が集まっているため私達は注目を集めたが視線を無視してこの店に入店した。店員さんは驚いていたがそれも一瞬で切り替え仕事に入った。此方側は秋終わり頃なのか行き交う人々は皆少々集めの服を着ていた。という事で見繕ってもらったのは茶色のカーディガン、紺色のガーディガンに黒いブーツを履いている。
「似合ってるよ」
「なんか照れます」
そんなこんなで会計を済ませ次の店に行く。ちなみにお金は私の魔法でコピーして使っている。数週間遊ぶ程度なので大丈夫だろう。後で稼ぐのも悪くない。
ちなみに私がこの世界で死んでから10年ほどしか経っていないのにすごく発展してるかんじがした。
私達は近くにあるカフェ目指して歩いていく。
「さっきから視線が痛いですね、そんなに目立つのでしょうか?」
エリシアに関しては黒髪なのでそこまで目立つ訳ではないが瞳が赤いのとこの世界にはない魔力を持っているからか覇気があり目立ちやすいのかもしれない。
私は金髪に赤い瞳でこの世界の女性の平均より高いかもしれない。
そんなこんなで私達はカフェに入る。カフェに入ったところでいつも通り視線を受ける。イケメンの男がこちらに視線を向けるが興味はない。
(おい、あの子めっちゃ可愛くね!?)
(なんぱしよーぜ)
(いいね!あっ)
(俺らには眼中がないか〜)
小声で話してるが生憎私には全て聞こえている。
私にはほとんどの男には興味がないので付き合うことは無理よ。
エリシアはメニュー表を目輝かせながら見ている。あの世界には地球ほど食文化なども、進んでなかったのでエリシアからしたらここは宝物庫かも知らない。
「ルーナさんこれはなんですか!?」
「コーヒーって飲み物よ。苦いけど美味しいよ」
「これはなんですか!?」
「それはパンケーキね。ふわふわしている食べ物」
「うーん選べません」
「何でも頼んでいいよ」
「いいんですか!?」
エリシアは選び終わったのをみて私もメニュー表に目を通した。久しぶりのカフェなので私はブラックコーヒーとショートケーキを頼んだ。
2人が頼んだ物が運ばれてくる。
「美味しそうですね!」
「そうね」
エリシアはパンケーキを口元に持ってきて食べる。
「おいしぃ!はっ」
思わず大きな声を上げてしまったエリシアは口を手で塞ぎ。コーヒーを1口啜る。
「にっがい!」
えぇ···。
本当にこの子は面白い。
「なにこれ···なんでみんなこれ平然と飲んでるのよ···」
「苦いって言ったじゃん」
エリシアは甘いパンケーキとパフェを食べながらコーヒーをちょびちょび飲んでいる。
「ふぅー美味しいですね!いくらでも食べられる気がします」
「まぁー私達の身体魔力で出来てるから限界がないからね」「そうなんですか!?じゃあ次行きましょ」
「はいはい」
エリシアが先に行くのを止めて私は会計を済ませて店を出た。エリシアは元に王女という事もあり流石に視線には慣れたらしい。
次に来たのはクレープ屋だった。
「これも美味しいですね!」
「ははっ食べすぎないでよー?私のお金が無くなるから」
このままでは一日で何万も使う気がするので一応注意する。意味あるのか分からないが。
その後10件くらい食事処に寄った。ストーカーをしてくるキモデブがいたのだが、私達が色んな所に寄りすぎて見失ったらしい。
着いてくるのは良いがもし、手を出してくるならその前に殺しておこうとおもう。
夜になったためホテルに泊まることにした。
「はぁー疲れました。日本って所は凄いですね!」
「貴方がはしゃぎすぎなんだよ」
まぁ前の世界ではオシャレなどスイーツを食べることなんてほとんどがなかったため、しょうがないだろう。
神としての自学がなくなってしまいそうなので、私は神界に挨拶に行くことにした。
「エリシア私ちょっと用事があるからこの部屋で寝てて」
「はーい」
エリシアは柔らかいベットに埋まりながら返事をする。
私は転移をした。
「よいしょっと。初めて神界に来たよ。いやー白いね」
建物はあるがほとんどが白だった。床 空 建物 全てが白く輝くいている。所々に植物などがあり白だけではないが。
そこに神と思われる個体が数名いた。
「やぁー神族さん」
「見ない顔だな。お前は誰だ?」
「ふふっ私?私は悪神王ルーナだよ」
「悪神だとっ!!敵襲!敵襲!」
私はこの世界の神を全員ころして地球をもっと刺激的で面白い世界にしようと思ったのでまずは神を排除する事にした。
・・・
・・
・
1人の髭を生やした老人が発言する。周りにいる鎧を来た兵士たちはその老人の前で膝まづいて報告する。
「何事だ!」
「悪神王となのる邪神がこの神界に攻めてきたようです!」
「なに、邪神か。敵勢力は」
「1人です!」
「なに、1人だと。何を考えている。」
「分かりません。ですが番神達が邪神の足止めをしていますが、押され気味です」
「ばかな、たった1人だぞ?」
「申し訳ありません」
「ウリエル ラファエル ガブリエル ミカエル 」
「「はっ」」
老人が名前を呼ぶと女体の神が4人現れた。この4人は髪の中でも2番目に位が高い上位の神で四神と呼ばれている。
その四神を呼んだ老人は最高神ゼウスだ。
「邪神がこの神界で暴れてるらしい。目的は分からないが討伐をしてもらいたい」
「殺しちゃっていいのー?じいちゃん」
「いいねぇーガブリエル!」
「こら、ガブリエルとウリエル静かにしてください」
「まぁまぁミカエル それよりも早く行こ」
「出来れば捕まえてくれるとありがたい」
「分かりました」
「わかったよー」
4神は翼をだし現場へ向かった。
「なんてことだ。まさか邪神がこの神界に責めてくるとは。悪神王とは聞いた事ない名前だ。ほかの世界から来た者か?考えても仕方がないか…」
「ここですね」
「本当に邪神なんですね」
膨大な魔力反応を見つけたウリエルたち四神はルーナの様子を伺った。さっきまであった建物や植物などは全てが壊れただの白い空間になっていた。
「これは酷い」
「うるせないよ!やっちゃおウリエル!」
「そうですね。行きましょう!」
四神は神を相手しているルーナに向かって一直線に向かって飛ぶ。
「おっマシなのが来たね!君たちが四神かな?」
「そうです。貴方の目的はなんですか?」
「うーん特にないけどこの世界を変えるに当たって気み達が邪魔だからね」
「「なっ!?」」
ルーナの発言に四神は驚きを露わにする。そもそも邪神はほとんどの者が知性はなくただ破壊をもたらす存在だ。
だから世界を変えるという目的を持っていることに驚いた。
「そうですか。そうはさせないです」
「じゃあ止めてみなよ」
ルーナは刀を作る。それに応じるように四神は杖や剣 弓を出す。最初に仕掛けるのはウリエルだった。魔法でルーナを吹き飛ばしそれに合わせガブリエルが拳でルーナを殴りつけ地面に突き落とす。ルーナはモロに攻撃をくらった。
「吹き飛べ!」
「はァァァ!」
「クッ」
更にミカエルが弓で追撃をするがルーナはギリギリで避ける。ルーナは刀を抜刀しそのまま上段からミカエルに切りかかろうとするがラファエルの剣に受け止められ、そのまま
ラファエルはルーナの刀を滑らせ胴に一撃を与える。
「ッッ!」
今まで格下の相手ばかり戦った影響かルーナは神 4人相手に苦戦を強いられている。
「ッチ。強いなぁ!燃えろ」
ルーナの魔法がミカエルを狙うが避けられる。
「チッ。さすがにきついかも」
「降参してくれるとありがたいんですけどね」
「ほんとだよー」
私はもう数段階ギアを上げる。翼をだし私服がローブに変わった。
「本気ではなかったのですね。これから本気ですか…」
私はさすがにこのまま長引かせるのも面倒臭いので一気にカタをつける事にした。双剣に切り替える。
「じゃあね」
『八華凌嵐』
双剣を振るうと空間がさける。四神は突然のことに対応出来ずウリエルとガブリエルが引き裂かれる。
「ッッ!」
更にルーナが魔力から悪神だけが使える死の魔力を体から放出すると赤黒いオーラがミカエルとラファエルを襲う。何も出来ず二神は飲み込まれ塵すら残らず消滅した。
「呆気ないなー」




