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エリス達は、綺麗な彼岸花畑で話していた
「もう行くかい?」
「そうだね行こう。」
「……」
「どうしたの?ガイアス」
「いや、この前まで普通にくらしてたのにあ今ではこうして神と人を超えた存在といるってなると面白いなーって思って」
「ガイアスくんは、本当に面白い人ですね。普通なら神性に当てられて何も考えずに崇めるのですがあなたはそんな気を起こさない。ふふ、本当に興味深いね」
ルーナは、興味深そうな顔でガイアスを見る。ガイアスは気まずそうに顔を逸らす。
「じゃあ、一旦地球に行こうか」
「「はい!」」
ルーナが足で地面を叩くと光がルーナたちを包みこんだ。
「うっ……。ここが地球?」
「ッ。眩しい。ここがあいつの記憶とシロンが言っていた地球なんだ……」
エリスとガイアスが目にした地球はよく分からない建物みたいな物が沢山あったり四角い箱の物体が地面を走っていた。エリス達からしたら未知の世界であった。
「ようこそ地球へ。では、移動をしよう」
「わかりました」
エリスとガイアスは、先頭をあるくルーナに続き街中を歩き回る。初めて見る高い建物や高級なガラスみたいなものが沢山使われていることに驚き目が回りそうだった。
そして、3人だと目立つからか周りにいる人が3人の集団の話をする。
『ねぇあれってあの小説のキャラに似てない?』
『ほんとだ!コスプレかな?完成度高すぎない!?』
『ガイアス様だ!誰がコスプレしてるんだろう?』
エリスたちはコスプレという単語が分からないため頭に?マークを浮かべている。
「そりゃーそうだよね。貴方達はこの国でも有名な小説のキャラクターだよ?それが突然街中に出たら騒がれるわ」
「それ知ってて、わざとここ歩いてるんですよね?はぁまさか私までそういうキャラになるとは……」
「俺は、慣れてるけどさすがにあの目は異常でしょ笑」
ガイアスが言うように周囲の人々は歩くことすら忘れてこの団体を見ている。人形のように顔の整って凄く美しい女性
小説の主人公キャラで可愛いエリス、そして小説の中でも特にイケメンな脇役キャラガイアス。そんな人が突然街中に来たら騒がれないわけがない。
「あの、すいません!写真いいですか!?」
「写真って何?」
「え?写真を知らないんですか?」
「あぁエリス知ってるか?」
「いや、多分それのことじゃない?」
「……」
写真をしらにい2人に声をかけてきた女性は困惑した。
「じゃあいいよ。どうすれば?」
「ありがとうございます!えっとじゃあ隣にいいですか?」
「うん、いいよ」
エリス達は女性のしているポーズを真似し写真を撮った。
「ありがとうございます!」
「私もいいですか!?」
「アリスちゃん俺も!」
「ガイアス様!」
「ちょっと待ってくださーい」
1人と撮ったからななのか一気に囲まれて3人は、写真を撮ることになった。
……
…
1時間後
「はぁ疲れた……。」
「疲れてるところ悪いけど2人とも着いたよ」
「ここは?」
「私が泊まってるとこさ」
そこは、凄く高い建物で入口を見ると明らかに高級なことが分かる。貴族の中でも相当の位にいたガイアスでさて、
困惑していた。
「いや、ルーナ様ここは、本当にどのくらいの魔術や魔導技術があるのですか?」
「あぁ、たしかにこの世界は君たちの世界からしたらすごいかもね。ちなみにここは、魔術の存在を知らないよ。知っていても使えないしね」
「魔術がない……」
「まぁそんなことは気にしなくて大丈夫だよ。私達は使えるしこの世界はあなた達の世界からしたら平和だからね。そろそろ中に入ろっか」
自動ドアをくぐり抜けあキラキラと輝くホールに入り
部屋の前に来た。
「ここが貴方の泊まってる部屋?なんで神なのにこんなところに住んでるの?」
「まぁ色々あるのさ」
そう言いながらルーナがドアを開けるとあの世界では王族でも超高級な部類に入るくらい豪華な部屋があった。
「おかえり〜ルーナ。あれ?君たちがこの前言ってた子かなって!もしかしてアリスちゃんとガイアスくん!?うわぁ可愛いしイケメン!」
「ぇあっ、元アリスです。こんにちは?」
「あぁガイアスだ」
「ルーナまさか小説の世界から連れてきたの!?うーん、なんか雰囲気違うしそのまま連れてきたんじゃないんだろね。まぁいいや。私の名前はエリシアよ。よろしくね」
「「よろしく」」
よろしくと握手を求められたのでエリスは返しながら挨拶をする。手を触れた瞬間にエリスは、目の前の人物が人間でないことに気がついた。
「はいはい。挨拶はそこまでにして、これからのことはなすよ?」
「これからのこと?」
「ルーナが教えてないの?私も詳しく教えて貰ってないけど」
「教えてないのわよ。先に言ったらつまらないと思ったからね。エリシアにも伝えたことだけ教えてあげるよ。」
ルーナはそう言いながらベットに腰を落ち着かせドアの前にたっているままの、2人を部屋に呼んだ。
「簡単に言うとこの世界と魔術が進んでる世界を融合させて新しい世界を作ろうって思ってさ。そこで私たちはその世界の人間になるの。それでやることは簡単傭兵国家を作って楽しもーってこと」
「世界を融合してそこに転生して」
「傭兵国家を作る?」
「もう意味がわからない……」
「まぁまぁそれは、やってからのお楽しみだよ!じゃあそろそろ2人とも挨拶しなくちゃね」
「「挨拶?」」
ルーナは2人を置いてくように新しい話題を提示した。
2人は誰に挨拶と首を傾げる。
「そりゃーもちろん君たちの元の世界を作った作家さんだよ。一応作家には、お礼とご褒美をあげなくちゃね。」
「私たちを作った存在」
「俺たちの産みの親か。はぁ本当に俺たちは作られた存在なんだな」
「いや、君たち2人は、作られた存在と言う肩書きは無くなったのさ。シナリオという呪縛から解き放たれた2人は自由の身というわけさ。さぁ時間がないから行こうか」
そういうわけでと言い、ルーナ2人の手を掴み転移をした。転移をした先は、本に囲まれた部屋で机があり色々なとがあり整った部屋だった。
「え…誰?」
「やぁ池谷さん。私の名前はルーナだよ。後ろの2人は見ればわかるんじゃないかな?ネットでも話題になってるらしいしね」
「もしかして本当にガイアスくんとアリスちゃんなの?コスプレにしては似すぎだし顔の形や骨格 身長まで全く同じ。唯一違うとすればおとなっぽい顔づきなのかな?」
「はいはい、ストップ。雨宮さん君には感謝してるよ。
2人を代表してお礼をするよ。2人とも話したかったら話していいんだよ?」
「…。池谷さん、こんにちは。私の名前はアリスじゃなくてエリスです。特に言いたいことはないけどあの世界は面白かったですよ」
「ガイアスです。ありがとう」
「ちょっと2人ともー挨拶それだけー?はぁごめんよ池谷さん。」
「いぇ。そもそもどうして私が作った小説なのに2人は現実にいるのですか?そしてあなたは何者ですか?」
「ふふ、それを知りたければこれを読むといいでしょう。きっとあなたが知りたいことは全てあります。そして、こちらもプレゼントです。」
「え、あ、はい。ありがとうございます?」
いきなりふたつの物を貰いただ困惑する池谷。当たり前なのは、当たり前だ。自分の創作物のキャラクターが目の前に現れてそれを連れてきた人物が目の前にいる。そしてわけも分からずプレゼントを渡された。
「じゃあ池谷さん。あと少ない時間を楽しんでね」
「え、あ。ちょっと魔術!?しかも転移!」
【汝の行先に災いあれ⠀】
不安にさせるような顔と声を聞き作者である池谷は必死に思考をする。今起こった現象を調べなければ何となくダメな気がしたからだ。そして最後の言葉の意味を今までの経験から導きだす。
「なんだったの…。しゅくふくあれって。この世界に何かがあるって事?」
直ぐに答えにたどり着いたのは小説を書いていためななか定かではないが確かめる術はなかった。
「なるようになるか…。」
こうして地球は1週間後異世界の惑星と融合し1度滅んだ。




